第3試合はトム・ローラー&JRクレイトス&ロイス・アイザックス&ジョレル・ネルソン&ダニー・ライムライトの“Team FILTHY”と、フレッド・ロッサ―&デビッド・フィンレー&ロッキー・ロメロ&アレックス・コグリン&アレックス・ゼイン組が対決。STRONG無差別級王座戦が決定している王者ローラーとロッサーにとっては前哨戦となる。
先発は遺恨関係にあるロッサーとローラー。ゴングと同時に両者は殴り合い。ロッサーはコーナーに詰めて、逆水平チョップ&ショートレンジラリアットを連発。だが、ローラーは場外戦に持ち込み、ここから両軍は乱闘状態に。
ロッサーはローラーをリングに戻す。ローラーはエプロンに出て、スキをついてロッサーにキック。そしてロープ越しにスリーパーを決める。だが、ロッサーは回避すると、バックドロップの体勢でエプロンにローラーを叩きつける。ここから再び、両軍入り乱れる場外戦に。
戦場がリングに戻ると、ローラーがロッサーの胸板と背中にサッカーボールキック。しかし、ロッサーは蹴り足を捕らえてドラゴンスクリュー。
続いてライムライトが登場すると、フィンレーが飛び出してエルボーを連発。さらに旋回式のバックドロップ。フィンレーはネルソンにもドロップキックを炸裂。
次はフィンレーがロープにライムライトを固定し、ロッキーがミサイルキックをヒット。
ロッキーはライムライトに逆水平チョップを連発。さらにフォーエバーラリアットを繰り出すが、ライムライトは切り抜けてスタンガン。さらにネルソンがロッキーにストンピングを連発。
スイッチしたクレイトスは尻餅状態のロッキーを一気に持ち上げてブレーンバスター。ここでFILTHYは全員でポージング。
次はネルソンがロッキーに逆水平チョップ。だが、ロッキーもティヘラで対抗。そしてスイッチしようとするも、ライムライトが阻止。
ロッキーはライムライトの顔面に張り手を決め、ゼインにスイッチ。ゼインはライムライトにローリングラリアット。さらにライムライトをコーナー最上段に設置し、ネルソンを踏み台に、ライムライトに雪崩式フランケンシュタイナーを炸裂。
ゼインは打撃の連発からロープへ。だが、ネルソンが場外から足を引っ張って妨害。今度はクレイトスがゼインにサイドバスターを狙う。だが、ゼインは切り抜けてコグリンにスイッチ。
コグリンはクレイトスの巨体を持ち上げようとするが、クレイトスはこらえる。そして豪快なショルダータックル。さらにコグリンに対して串刺しエルボーからローリングラリアット。勢いに乗るクレイトスはコグリンにサイドスープレックス。
フィンレーが突進するも、クレイトスはカウンターのラリアット。そして場外にフィンレーを放り投げ、空中技を狙うが、ゼインがフライングエルボーで阻止。
そして、ゼインが場外の相手チームに対してラ・ケブラーダ。するとライムライトも場外にダイブ。続いてロッキーがコーナー最上段からプランチャを炸裂。最後はクレイトスがトップロープ越えのプランチャを決め、場内は大いに湧く。
クレイトスはコグリンをリングに戻し、髭をつかんで引きずり起こす。コグリンは張り手、さらにエルボー、逆水平チョップで対抗。そしてロープに走るが、クレイトスはナックルで動きを止める。
クレイトスはコグリンにブレーンバスターを狙うも、コグリンは着地してヒザ裏に打撃。そして延髄ラリアットから、クレイトスの巨体をサイドスープレックスで叩きつける。
次はロッサーとアイザックスのマッチアップ。ロッサーはキチンシンクからギロチンドロップ。だが、場外からネルソンがロッサーの足を引っ張る。続いてネルソンのジャンピングニーから、ネルソンがロッサーにジャーマン。さらにネルソンがロッサーをパワーボムで叩きつけ、モンキーフリップで投げると、アイザックスがキャッチしてパワースラム。すかさず、ライムライトがコーナー最上段からフロッグスプラッシュを決めるが、カバーは相手チームがカット。
リング上、ローラーがロッサーを突き飛ばし、アイザックスが捕獲。だが、ロッサーは同士打ちを誘い、アイザックスにローリングエルボー。フィンレーはローラーを場外に引きずり込む。最後はロッサーがアイザックスをGut Feeling(変形サイドバスター)で叩きつけて3カウントを奪取した。