柴田勝頼の薫陶を受けて育ったLA道場出身のフレドリックス&コナーズがタッグを結成。先月は日本の『G1』で大暴れしていたUNITED EMPIREのコブ、そしてLA道場の前身でもあるロス道場の先輩であるTJPが合体したタッグと激突する。
ゴング前にTJPがコナーズの胸を突き飛ばして挑発。するとフレドリックスとコナーズが怒って襲撃。早速試合開始だ。フレドリックスはコブの攻撃をリープフロッグでかわしてフライングソーセージ。しかし、コブはこれをキャッチ。フレドリックスはこれを逃れると、コブを場外に転落させて、いきなりトペ・コンヒーロを発射だ。
そしてTJPに対してはコナーズとダブルのショルダーアタックを食らわせていく。フレドリックスはボディスラムからのストンピング。さらにコナーズとタッチするとダブルのバックエルボーだ。
コナーズはTJPをコーナーに追い詰めてパンチを連打していく。しかし、TJPはロープに飛ばされたところをエプロンに着地。突っ込んできたコナーズをロープ越しにフロントネックロックに捕獲だ。
続いてコブが登場。コブはコナーズのタックルに仁王立ち。そして逆にコナーズをふっ飛ばすと、その背中に乗っかって波乗りポーズを決める。続けてコーナーに追い詰めると串刺し式のラリアットを連発だ。
さらにコブはバックブリーカーで叩きつけると、タッチを受けたTJPがセントーン・アトミコを投下する。続いてブレーンバスターからバックドロップを連続で放ったTJP。スリーパーでコナーズを絞め上げていく。
さらにタッチを受けたコブがストンピング。続いてコナーズを抱え上げるとコーナー間を往復して何度も叩きつけていく。そして、TJPにタッチ。TJPはコーナーで顔面ウォッシュ。だが、助走をつけたところでコナーズは立ち上がって、ジャーマンで反撃だ。
そしてタッチを受けたフレドリックスが登場。コブもタッチを受けるとエルボー合戦だ。コブはトーキックからヘッドバットを食らわせるが、フレドリックスもスパインバスターを放って譲らない。ならばとコブはアスレチック・プレックス。ここで両軍、コナーズとTJPにタッチだ。
TJPはアームホイップを狙うコナーズの膝に低空ドロップキック。コナーズもロープに飛んだTJPにパワースラムで反撃するが、ここはコブがカット。コブはフレドリックスを場外に排除すると、TJPがコブを踏み台にしてのスイング式DDT。さらにコブがその場飛び式のムーンサルトだ。
そしてデトネーションキックを狙うTJP。だが、これを逃れたコナーズはタックルでTJPをふっ飛ばし、コブにキャッチさせる。そして、TJPを抱えて両手のふさがったコブにスピアーを炸裂させる。
ここでフレドリックスにタッチ。トレイン攻撃から、フレドリックスがコナーズを踏み台にジャンプしてのフットスタンプをTJPの頭部に食らわせる。さらに座った状態のTJPにコナーズがコーナートップから後ろ向きに飛んでのエルボーアタックだ。
そしてマニフェスト・デスティニーを狙うフレドリックス。ここはコブが入ってきて、コナーズをぶつけてカット。フレドリックスにツアー・オブ・ジ・アイランドを狙う。だが、フレドリックスはカウンターのエルボーでこれを阻止だ。
ところがコブはコーナーに倒れかかったところでレフェリーを捕まえてしまう。その間にTJPがコーナーのペットボトルから水を含んで、フレドリックスの顔面に噴射。視界を塞がれたフレドリックスをスモールパッケージで丸め込む。
しかし、コナーズがこれをプッシュしてフレドリックスが押さえ込む形にしたところで、レフェリーが戻ってきて3カウント。思わぬ形でフレドリックス&コナーズが勝利を奪った。