試合後、イーグルスとタイガーは熱い抱擁。そしてベルトを受け取ると勝ち名乗り。そして、タイガーがマイクを握る。
■タイガーのマイクアピール
「ご来場のみなさん、熱い熱い応援、ありがとうございました!(場内拍手)。自分は去年、大腸の大きな病気をして、正直、レスラー生活終わりかと思いました。実際に主治医の先生に無理だと言われました。でも! 毎日毎日、道場で練習し、いろんな人から励まされて。後輩のレスラー、先輩のレスラー、みんなから励まされて、今日、このベルトを取ることができました!(場内拍手)。正直、僕の師匠である初代タイガーマスク、佐山サトル先生も、具合が悪い状況で、“もう、タイガーマスクは終わった”“プロレスラーのタイガーマスクは終わりだ”と、いろんなところでそういう声を聞きました。しかし! 俺は絶対に終わらない!(場内拍手)。佐山サトルの魂をココ(胸をさして)に入れ、そして2002年に新日本に来て、俺はこの新日本プロレスで骨を埋める。絶対に俺はあきらめない!(場内拍手)。そして、今日、このパートナー、サンキュー、ロビー(とガッチリ握手。場内拍手)。僕はすばらしいパートナーに、まためぐりあいました。そして、彼はいま二冠王です。次の大阪でデスペラードと防衛戦をやると思いますが、このベルトは必ず東京ドームまで持っててくれると思います。サンキュー、ロビー!(と再び握手)」
続いてイーグルスがマイクを握る。
■イーグルスのマイクアピール
「(日本語で)コーラクエンホール! タノシカッタデスカ? タノシカッタデスカ? タノシカッタデスカ? 俺は今日すごく楽しかったよ。だっていま、ここで俺が宣言通り“ロビー・ツー・ベルト”になったんだ! そして最高のパートナー、タイガーマスク、アリガトウゴザイマシタ!(タイガーにお辞儀をする)。足を負傷してても、耳を負傷してても、頭から血が流れてても、背中にダメージを食らってても、どんな状況でも俺が戦い続けてこれたのはファンのみんな応援のおかげだ。世界中のたくさんのリングに上がってきたけど、シンニホンプロレスファン、ダイスキデス。忙しい平日の日にニュージャパンの試合を見にきてくれてありがとう。11.6、オーサカが楽しみだ。デスペラード、今度はオマエが挑戦者だな。プレッシャーは相当だろう。これでオマエが今年獲ったベルトは二つとも俺の手に渡ったぞ。オマエはベルトを取り返しにかかってくるだろうが、無理だ。いまの俺のターゲットはオマエだ、オマエを真っ直ぐ撃ち落としてやる。アリガトウゴザイマシタ!」
鷲虎タッグは両手を上げ勝利をアピールすると、再び抱擁。そして場内の拍手に応えてからリングをあとに。