現IWGP世界ヘビー級王者の鷹木が登場。11.6大阪で行われる防衛戦の相手であるザックと、タッグマッチで前哨対決。
序盤、BUSHIがニュートラルコーナー2段目からヘッドシザースホイップを繰り出し、DOUKIを吹き飛ばす。そして、鷹木がザックを挑発しつつ、ネックツイストをお見舞い。
ところが、DOUKIがトップロープをずらしてBUSHIを場外へ落とし、急所を鉄柱へ叩きつける。これで大ダメージを負ったBUSHIは、カウント18でリングへ帰還。だが、すかさずザック&DOUKIが集中攻撃を浴びせていく。
控えの鷹木も必死に声をかけるが、BUSHIはザックの繰り出す関節技で悶絶。しかしBUSHIはザックとDOUKIを同時になぎ倒し、ようやく鷹木と替わる。
その鷹木は、ザックとDOUKIを衝突させ、ダブルハンドラリアットをお見舞い。するとザックは脚を固めていくが、鷹木がSTFへ切り返す。
さらに鷹木は熨斗紙の体勢に入るが、ザックがスリーパーホールドへ切り返す。そして、スライディングラリアットを回避すると、ネックツイストの応用で鷹木の腕を捻り上げた。
BUSHI対ザックとなり、BUSHIがミサイルキックからDDTへ繋ぐ。そして、ザックの脚をセカンドロープへかけて低空ドロップキックを見舞うと、バッククラッカーで追い討ちをかける。
ここでBUSHIはエムエックスを狙うが、ザックが身をかわす。その直後、DOUKIがBUSHIにラリアットを浴びせると、鷹木がカウンターバックエルボー→顔面パンチ→DDTの連続攻撃で蹴散らす。
その鷹木に対し、ザックはネックツイストで報復。しかし、BUSHIが低空ドロップキックでダウンさせ、ラ・マヒストラルで3カウントを迫る。
だが、ザックが肩を上げ、ランニングローキックで逆襲。それでもBUSHIはザックドライバーを逃れ、追走式ドロップキックを食らわせる。
続いてBUSHIはコードブレイカーを狙うが、ザックが脱出してグラウンドへ持ち込み、オリエンテーリング・ウィズ・ナパーム・デスでギブアップを奪った。
ザック「いやぁ、最後はオリエンテーリング・ウィズ・ナパーム・デス。いい感じだった。あの技、好きなんだよねぇ。オリエンテーリング・ウィズ・ナパーム・デス、出したのはヒサシブリ。まぁ、俺が持ってる技のうち、ほんのひとつだけど。なぁ、タカギを倒すには、どれぐらい技を出せばいいかな? そうそう、あいつの出したシンゴ・タカギ・フェースロック(STF)、すごいね。とても威力がある技だよ。俺もチョット、チョットヤバイって思った。でも心配ない。俺はあいつが数えきれないほどの技を持ってるから。メニーメニーメニー・テクニックを。そうだ昨日、俺が持ってる技の数をワンミリオン(100万)って言ったけど、数え直したらもっとあったよ。どれぐらいあったと思う? ワンビリオン(1,000,000,000) だった。10億だぜ。まぁ、あいつを倒すのに10億もいらない。ひとつあれば十分だ。あいつを倒すための技のリストを作ったんだけど、コンパクトにまとまったよ。こんなに少なくなるとは意外だった。いやぁ、それにしてもシンゴはゲンキだね。毎日、いつ見てもゲンキだ。いいね、俺はそんな元気なタカギが好きだぜ。でも、俺にとってはどうってことない。さて土曜日だな。すべてのニュージャパンのレスラーを失望させることになってしまうぜ。あれだけゲンキで、どこもケガしてないタカギでさえ俺には勝てないんだからね。どんなに彼が完ぺきな状態であっても、俺にとっては何の問題もない。なんたって、俺には10億の関節技があるんだから。さらに俺のコンディションもパーフェクト。すべてにおいて俺が上回ってるんだからな。10億の技を味わわせてやってもいいぜ」
DOUKI「お前ら、ザックがいっつもリングでしゃべってること、お前らわかってんのか、オイ? ザックが言う日本語の部分だけ適当に取って、適当に理解してんじゃねぇのか、このアホどもが。オイ、『(BEST OF THE)SUPER Jr.』どころじゃねぇな。『SUPER Jr.』は俺にとって大事だよ。でも今シリーズ、前回も言ったけど楽しすぎて楽しすぎてよ、ほかのことが考えられねぇな」
鷹木「昨日、俺がサブミッションで勝ったと思えば、サックは今日、かなり複雑な関節技で勝って、粋なことしてくれるじゃねぇか。それにしてもあいつのネックツイスト、強烈だな。見よう見真似でやったけど、あいつの域に到達するには、よっぽどの努力をしなきゃ無理だな。あいつ、昨日の試合のコメントで、ワンミリオンの関節技を持つ(って言ってたな)。ワンミリオンって100万だろ? ふざけたこと言ってんじゃねぇよ。プロレス技はな! 量じゃねぇんだ。質なんだよ。俺みたいに技がなくても、1発1発に魂を込めれば、必ず効くんだ」
※BUSHIはノーコメント