KOPW 2021をめぐり、連日に渡って激しい闘いを繰り広げている矢野とオーカーンが登場。11.6大阪の「争奪戦」を控え、今回も前哨戦のタッグマッチで激突。

　UNITED EMPIREがゴングを待たずに襲い掛かり、いきなり場外乱闘で試合がスタート。だが、矢野がオーカーンを鉄柵へ叩きつけてリングへ押し込み、強引にクツを舐めさせようとする。
　その後、オーカーン＆ヘナーレが同時に襲いかかるが、真壁がヘナーレを排除。そして、矢野がヘナーレにマンハッタンドロップを食らわせ、真壁がタックルでなぎ倒す。
　ところが、オーカーンはカウンター王統流二段蹴りで矢野に逆襲。これをきっかけに矢野の動きが止まり、オーカーンがチョーク攻撃、モンゴリアンチョップ、ヘナーレがアキレス腱固め、膝十字固め、オーカーンが玉座などで攻め立てる。
　だが、真壁はロープワークのフェイントでオーカーンを幻惑し、飛行機投げで投げ捨てる。これでようやく真壁が登場し、オーカーンとヘナーレにタックルと串刺しラリアットを見舞う。
　さらに真壁は、ヘナーレの頭部へパンチを連打し、カウンターラリアットで追撃。その後、矢野が場外から足を引っ張り、ヘナーレを転倒させる。
　ここで真壁＆矢野はトレイン攻撃を仕掛けるが、ヘナーレが回避し、矢野にフライングショルダータックルをお見舞い。
　続いてオーカーンが串刺しラリアット、ヘナーレが串刺しジャンピングニーアタック、2人が王統流二段蹴り＆ハイキックで真壁を追い込む。
　しかし、真壁はダブルハンドラリアットで2人に報復し、赤コーナー最上段からキングコングニードロップを発射。ところが、ヘナーレにかわされて自爆してしまう。
　それでも真壁は袈裟斬りチョップ3連発で巻き返すが、ヘナーレがヘッドバットで黙らせる。そして最後は、Streets of Rageからの片エビ固めで真壁から3カウントを奪った。

オーカーン「KOPWはアマチュアレスリングマッチに決定か？ 別に矢野を倒してクツを舐めさせればよい。故にアマチュアレスリングマッチで是非もない。ただし！ それを望んだのは愚民だ。余のTwitter、Instagram、Facebookに、予習にピッタリのユーチューバーを紹介してやる。よ～くアマチュアレスリングの予習をしておけ。余はせっかく埼玉とかいう何も特徴がない所まで来てやったんだ、レスリングの名門・花咲徳栄高校レスリング部の道場破りでもして帰るか。あいつらバカみたいに練習ばかりしてるから、この時間からでも間に合うじゃろ」
　
ヘナーレ「ハハハ、どうだ。（※左の拳を見せながら）またこの拳がものをいったぜ。まあ、当然のことだがな。これで6試合目。すべて俺が決めている。ヤノ、お前はどうしたい？ 勝ちたいのか？ そんなバカな考え、オーカーンがひねり潰してしまうさ。ハハハハ」
　
　
矢野「オイ、とうとう決まったな！ アマチュアレスリングルール。お前に逃げ場はねぇぞ。テメェな、オイ、誰だか知んねぇけどな、自信があるとか言ってんな。お前の自信なんかな、そんなちっぽけな自信なんかな、取るにも足らねぇんだ、コノヤロー！」
　
※真壁はノーコメント