埼玉県の熊谷市立市民体育館を舞台に開催される『Road to POWER STRUGGLE』第8戦。いよいよ今週末に迫った11月6日(土)大阪大会へ向け、前哨戦が数多くラインナップされた。
オープニングマッチは、中島vs藤田のヤングライオン対決。中島は今年2月14日の後楽園ホール大会でデビューしたが、試合開始早々に左肘を負傷。約8ヶ月半の長期欠場を経て、前日の郡山大会で待望の復帰を果たした。
序盤、両者が腕の取り合いで互角の勝負を展開し、そこから藤田がエルボー連打、エルボースタンプ連打。そして、脇固めを極めるが、中島がロープへ脚を伸ばす。
さらに藤田はチキンウィングアームロックで絞るが、これも中島がロープエスケープ。その後、両者がエルボーを打ち合い、中島が連打で押し込む。
これでペースを掴んだ中島は、アームホイップから膝十字固め。そこから藤田が逃れると、アキレス腱固めで追い討ちをかける。
残り試合時間3分となり、中島が逆片エビ固めで捕獲。これはガッチリ極まっていたが、藤田は辛うじてロープへ逃れる。
残り試合時間2分になると、藤田がドロップキックで逆転。そして、エルボー連打から再びドロップキックを食らわせる。
残り1分になった直後、藤田はチキンウィングアームロックで中島を捕獲。そして、腕ひしぎ逆十字固めへ移行するも、中島がギリギリでロープへ逃げる。
その直後、藤田はなおも腕を取りにいくが、そこで試合終了のゴングが打ち鳴らされた。
試合後、両者は至近距離で睨み合い、互いに感情を爆発させた。