【退場順】
(1)○オカダ(8分33秒 OTTR)タマ×
(2)×オカダ(8分40秒 OTTR)
(3)○石井(11分19秒 OTTR)タンガ×
(4)×石井(11分43秒 OTTR)裕二郎○
(5)○YOSHI-HASHI(13分36秒 OTTR)裕二郎×
(6)×YOSHI-HASHI(14分32秒 OTTR)EVIL○
(7)×後藤(16分29秒 OTTR)EVIL○
(8)○棚橋(16分57秒 OTTR)EVIL×
(9)○棚橋(19分31秒 OTTR)KENTA×
メイン(第6試合)は棚橋弘至&オカダ・カズチカ&後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHIがKENTA&タマ・トンガ&タンガ・ロア&EVIL&高橋裕二郎と5vs5イリミネーションマッチで激突。11.6大阪ではオカダが東京ドーム・IWGP世界ヘビー級王座挑戦権利証争奪戦でタマ、IWGP USヘビー級王者・棚橋はKENTA、そしてNEVER6人タッグ王者の後藤&石井&YOSHI-HASHIは、HOUSE OF TORTUREのEVIL&裕二郎&SHOを迎撃。今回はそのトリプル前哨戦となる。
また、HOUSE OF TORTUREは今回がユニット結成後、BULLET CLUBのほかのメンバーと初めて共闘することに。
この試合は通常のタッグマッチ形式で行なわれ、敗れた選手から退場。最後まで一人でも残ったチームが勝者に。試合権利のある選手がトップロープを越えて場外に転落した場合も退場となるだけに、スリリングな攻防になるのは間違いない。
KENTAは棚橋から強奪したUSヘビーのベルトと共に入場。G.o.Dには邪道が帯同する。後藤&石井&YOSHI-HASHIはNEVER6人タッグのベルト、オカダは挑戦権利証代わりのIWGPヘビー4代目ベルトを携えリングイン。
ゴング前にBULLET CLUBはToo Sweetサインをかわすが、そこに相手チームが襲い掛かり、試合はスタート。
リング上、後藤&YOSHI-HASHIが裕二郎にトレイン攻撃。さらに後藤ごとハントをお見舞い。続いて後藤&YOSHI-HASHIはEVILにダブル攻撃を狙うが、EVILは場外に回避。
すると石井がセコンドのディック東郷をリングに投げ入れ、後藤&YOSHI-HASHIと共に太鼓の乱れ打ちをお見舞い。
次は棚橋が裕二郎にエルボーからボディブロー。さらにフライングフォアアームを決める。だが、裕二郎がハンマースルーを仕掛けると、KENTAがエプロンから棚橋を捕獲。そして、裕二郎がラリアットを決める。
スイッチしたKENTAは棚橋に馬乗りになってパンチを連発。KENTAは棚橋を引きずり起こし、金具むき出しのコーナーにハンマースルー。
次はロアが棚橋にストンピング。そしてブレーンバスターで叩きつけると、タマがエルボードロップ。続いてタマはオカダに見せつけるように、棚橋の胸板にハンマーパンチを連発。そして、タマは相手コーナーのオカダに殴りかかる。オカダが反撃しようとすると、タマは場外にエスケープ。だが、スキをついてオカダに襲い掛かり、場外に放り投げる。
次はEVILと棚橋のマッチアップ。EVILは金具むき出しのコーナーにハンマースルー。そして棚橋の後頭部を踏みつけてから裕二郎にスイッチ。裕二郎はストンピングを浴びせ、フライングメイヤーからギロチンドロップ、エルボードロップ、倒れこみヘッドバットとたたみかける。
次はKENTAが棚橋に襲いかかるも、棚橋は打撃で応戦。さらにBULLET CLUB全員に打撃を見舞うも、KENTAが背後から顔面かきむしり。しかし、棚橋はKENTAにドラゴンスクリューを決める。
続いてオカダとタマのマッチアップ。オカダはすばやいロープワークからエルボー。さらにオカダは裕二郎とEVILの同士打ちを誘い、EVILにはDDT。ここでタマが襲いかかるも、オカダはフラップジャックをお見舞い。
オカダはタマをオーバー・ザ・トップロープで排除しようとする。タマは切り抜けると、オカダにエルボー。続いてタマは串刺しボディプレスからトンガンツイストを炸裂。ここでBULLET CLUBは分断作戦に出る。
タマはガンスタンを狙うも、オカダは切り抜けてショートレンジラリアットの体勢に。だが、タマは回避。そしてオカダをうまくエプロンに追いやり、ロープ越しにガンスタンの体勢に。だが、オカダはこらえて、タマをエプロンに追い出す。
タマはエプロンでのガンスタンを狙うが、オカダがかわしたため、場外に転落し失格に。怒ったタマがオカダに襲いかかると、オカダはタマに飛びかかり、自分も失格となってしまう。両者は場外で激しくやり合うが、両軍があいだに入って暴走を食い止める。オカダはイラ立ちを見せながら退場。
次は石井とロアのマッチアップ。ショルダータックル合戦から、石井がジャーマンを決める。だが、ロアは立ち上がってショルダータックルでなぎ倒す。
さらにロアは石井にカウンターのスピアー。そしてエイプシットを狙うも、石井はこらえてエルボー。ロアもエルボーで応戦。
続いてロアはロープ近くでブレーンバスターを狙うも、こらえた石井が逆に投げようとする。しかし、EVILがロアの足を押さえて食い止める。ロアが石井をエプロンに追いやると、EVILが石井の足を引っ張ろうとする。これはYOSHI-HASHIが阻止。
続いて後藤のキックでよろめいたロアを、石井はブレーンバスターの要領でエプロンに運ぶ。すると場外からEVILが石井、YOSHI-HASHIがロアの足を引っ張って失格に追いやろうとする。だが、後藤がEVILを妨害。YOSHI-HASHIはそのままロアを場外失格に追い込む。しかし、即座に裕二郎がフロントキックで石井を場外に蹴落として脱落させる。
次はYOSHI-HASHIが裕二郎を蹴り落とそうとする。だが、YOSHI-HASHIがロープに走ると、EVILが場外から足を引っ張って妨害。そのスキに裕二郎はリングに戻り、YOSHI-HASHIにバックエルボーを連発。そして串刺しフロントキックをお見舞い。
だが、YOSHI-HASHIも逆水平チョップ、トラースキック、ネックブリーカーで反撃。裕二郎も手にかみつく反則攻撃でやり返す。
そして裕二郎が突進すると、YOSHI-HASHIはオーバー・ザ・トップロープで追いやろうとする。裕二郎がトップロープに踏みとどまると、EVILがYOSHI-HASHIを捕らえてハンマースルー。だが、YOSHI-HASHIはその勢いで裕二郎にショットガンドロップキックを決め、場外に落とし脱落させる。
YOSHI-HASHIはEVILを金具むき出しのコーナーに自爆させて横入り式エビ固め。EVILが返すと、YOSHI-HASHIはトラースキック。そしてパワーボムを狙うも、東郷がエプロンに。YOSHI-HASHIは東郷を排除すると、EVILはレフェリーの注意を引きつけ、ここでHOUSE OF TORTUREのSHOが登場。SHOはYOSHI-HASHIにスピアーをお見舞い。すかさずEVILはYOSHI-HASHIをオーバー・ザ・トップロープで脱落させる。怒った石井はSHOをバックステージまで追いかける。
今度はKENTAとEVILが後藤にトレイン攻撃を狙う。後藤は切り抜けてEVILにラリアット。KENTAが後藤に襲いかかるも、棚橋が場外から足を引っ張って妨害。
リング上、後藤はEVILに牛殺し。続くGTRはEVILが切り抜けるも、後藤はローリングラリアット。そしてオーバー・ザ・トップロープでEVILを場外に落とすが、東郷がレフェリーの注意を引きつけていたため、これは無効に。
すかさずEVILは後藤に襲い掛かり、エプロンに追いやる。そして突進するが、後藤はカウンターのエルボー。そしてEVILをエプロンに連れ出す。後藤はヘッドバットを決めるが、東郷が後藤の足を引っ張り場外に転落させ、失格に追い込む。
しかし、棚橋がすばやくEVILにロープ越しのドラゴンスクリューをお見舞い。するとEVILは場外に転落し、あえなく失格に。
これで残るは棚橋とKENTA。KENTAは棚橋をオーバー・ザ・トップロープで落とそうとするが、棚橋は踏ん張って回避。ここから両者は激しいエルボー合戦に。そしてKENTAはつばめ返しを食らわせるが、棚橋は顔面に張り手。そしてロープに走るも、KENTAはブサイクへの膝蹴りをヒット。
KENTAは棚橋を肩に担ぎ上げ、そのままトップロープ越えでエプロンに追いやる。そしてエルボーからロープに走るが、棚橋はトップロープ越しのボディアタックをお見舞い。さらにスリングブレイドを決め、オーバー・ザ・トップロープでKENTAを放り投げようとするも、逆にKENTAが棚橋をトップロープ越しに投げやる。
だが、棚橋はトップロープをつかんで踏みとどまる。そして、逆上がりの要領で、KENTAをヘッドシザーズで捕獲。そのままKENTAをトップロープ越しに場外に転落させ、最後は棚橋が一人残りで勝利をゲットした。