第5試合は『G1 CLIMAX 31』覇者のオカダ・カズチカが“G.B.H”真壁刀義&本間朋晃とトリオ結成し、タマ・トンガ&タンガ・ロア&邪道と6人タッグで対峙。11.6大阪の東京ドーム・IWGP世界ヘビー級王座挑戦権利証争奪戦で雌雄を決する、保持者のオカダと挑戦者タマにとっては前哨戦となる。オカダは10月22日の会見で、封印されたIWGPヘビー級の4代目ベルトを“権利証”代わりに会社に要求。そちらの結論も気になるところだ。
オカダは入場時、会社に認められたのか、権利証代わりのIWGPヘビー級の4代目ベルトを肩に入場。BULLET CLUBは試合前にToo Sweetサインをかわす。
先発はオカダと、気合いを示すように早くも上半身のコスチュームを脱いだタマ。まずはロックアップで組み合うと、オカダがタマをロープに押し込む。だが、離れ際にタマが仕掛け、打撃を乱打。
するとオカダもカウンターのフロントキックで反撃。さらにエルボーの連発。そしてタマはリープフロッグ二連発からダブルチョップ。さらに早くもDSDを狙うも、オカダは切り抜けてレインメーカーの体勢に。タマも切り抜け、両者は一旦距離を取る。
次は本間とロアのマッチアップ。すると、背後から邪道が本間に襲いかかる。そしてダブル攻撃を狙うも、切り抜けた本間はコンプリートショット&DDTで二人をまとめて叩きつける。
スイッチした真壁は邪道、ロアにショルダータックル。そして対角線を走りながら、ロアと邪道に串刺しラリアットを連発する。
続いて真壁はロアにナックルを落としてから、ノーザンライトスープレックスを狙う。ロアが切り抜けると、真壁はロープへ。だが、邪道が場外から竹刀攻撃。
ここでロアが真壁を場外に投げ入れると、邪道は鉄柵に打ち付ける。タマもオカダ、本間を鉄柵にハンマースルー。さらにタマはオカダにパンチを連発。邪道は真壁に竹刀でチョーク攻撃。
ロアは真壁をリングに戻してカバーするが、これはカウント2。ロアは真壁を担ぎ上げて自軍コーナーに叩きつけると、ショートレンジのショルダータックルを連発。タマも同じ技で真壁を痛めつける。
次は邪道が真壁の顔面をロープにこすりつける。そして自軍コーナーに追い込んで逆水平チョップを連発。
続いて邪道とロアがダブル攻撃を狙うも、真壁は回避して二人まとめてラリアットでなぎ倒す。スイッチしたオカダはロアにランニングのバックエルボー。さらに相手コーナーのタマにもエルボー。
オカダはロアに串刺しエルボーからDDTをお見舞い。続いてオカダはリバースネックブリーカーを狙うも、ロアは切り抜ける。すると、オカダはマネークリップの体勢に入るが、ロアはコーナーに押し込む。さらに串刺しラリアットからTボーンスープレックスで叩きつける。
スイッチしたタマはオカダに打撃のコンビネーションからリバースのガンスタン。そして串刺しボディプレスを繰り出すが、かわしたオカダはマネークリップを狙う。
タマは切り抜けると、オカダのドロップキックを回避してからロープへ。だが、オカダはカウンターのフラップジャック。
次は本間がタマに逆水平チョップを連発。そして串刺し攻撃を狙うも、タマがカウンターのキック。ここから技の読み合いとなり、本間がブレーンバスターで投げつける。続いて本間は小こけしをヒット。
そして本間は真壁と共にタマにサンドイッチ式ラリアットを狙う。だが、タマはかわして同士打ちを誘うと、真壁にドロップキック。本間にはトンガンツイストを決める。
ここでタマがカバーすると、オカダがカットイン。すかさずロアが襲いかかるも、オカダはドロップキックを決める。
しかし、タマがオカダをヴェレノで排除。そして最後は本間にガンスタンを決めて、3カウントを奪取した。
試合後、タマはコーナーに上り、場外のオカダを指さして挑発。オカダは首を押さえ、険しい表情でタマをにらみつけてから退場した。