海野レフェリーが試合を止めた直後、リングドクター、メディカルトレーナー、セコンドがリングへ入って飯伏を介抱。そして、阿部リングアナウンサーがオカダの名前をコールする。その後、オカダが飯伏に近づいて気づかい、再戦の意思を示した。
その後、阿部リングアナが再びオカダの名前をコールすると、場内に「Max the Max」が鳴り響く。そして、優勝セレモニーが行われ、新日本プロレスの大張高己社長が、オカダに優勝トロフィーと優勝旗を贈呈した。
ここからオカダはリング上でポーズを決め、トロフィーと優勝旗を4方の客席に示す。そして、マイクアピールでファンにメッセージを伝えた。
■オカダのマイクアピール
「(※手拍子)『G1 CLIMAX』ー!!(※大拍手) 決勝戦、ケガでレフェリーストップという形になってしまいましたけども、僕は胸を張って『G1 CLIMAX 31』のチャンピオンだと言いたいと思います!!(※大拍手) 日本全国で熱い闘いをしてきたという自負もありますし、勝ちは勝ちです。『G1 CLIMAX 31』、チャンピオンはこの俺だーー!!(※大拍手) 本当に、1ヶ月のあいだに、熱い熱い熱い声援、本当にありがとうございました!(※大拍手) これから東京ドームに向けて…ま、東京ドーム、関係ないね。新日本プロレスの中心は“レインメーカー”オカダ・カズチカでしょう。俺が盛り上げていかないと、面白くないでしょう!(※大拍手) 任せて下さい。新日本プロレス、また俺がいろいろと背負いたいと思います(※大拍手)。というわけで! …と言いたいところですけれども、飯伏幸太! …不完全燃焼なんです。またやろうぜ、この野郎!(※大拍手) あと、『G1』チャンピオンとして、新日本プロレスに、ひとつお願いさせて下さい(※大拍手)。飯伏幸太と、またやらして下さい(※大拍手)。その飯伏幸太を待つ証として、“4代目IWGPヘビー(ベルト)”を俺に下さい(※大拍手)。(※笑顔で)別にチャンピオンじゃないですよ。“IWGPヘビー”を、飯伏幸太を待つ証として、俺に預けて下さい。そして、新日本プロレス、その中心として、俺が!! 盛り上げていきたいと思います(※大拍手)。そんなオカダ・カズチカから目をそらすなー!!(※大拍手) というわけで! 新日本プロレスにカネの雨が降るぞー!!(※大拍手)」
その直後、阿部リングアナが改めてオカダの名前をコールし、キャノンで放たれた大量の銀テープがリング上へ降りそそぐ。そしてオカダは、優勝トロフィーと優勝旗を手に持って4方のコーナーへのぼり、ファンにアピールした。