LAST OF C.T.U〜C.T.U FAREWELL IN KORAKUEN HALL〜

日時: 2007年8月26日(日) 18:00開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1965

第0試合時間無制限1本勝負
C.T.Uレンジャー VS K-DOJO 5対5　

(新生C.T.Uレンジャー)
(KASHIWA DOJO)

C.T.Uレンジャー・レッド
柏大五郎

C.T.Uレンジャー・ピンク
ヒロ・トウナイ（K-DOJO）

C.T.Uレンジャー・グリーン
安沢たく

C.T.Uレンジャー・イエロー
石坂鉄平

C.T.Uレンジャー・ブルー
アップルみゆき

境界線

09分16秒　ダイビングボディアタック→片エビ固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

会場内にC.T.Uレンジャーのテーマ曲が流れる中、特設ビジョンにはC.T.Uレンジャーの紹介VTRが流れた。そこで、昨年7月30日のC.T.U興行で、アップルに度重なるセクハラ行為を働いたイエローがアップルの首筋に塗られていた毒によって殉職したこと、さらにはレッドのメキシコ支部人事移動が紹介され、C.T.Uイギリス支部と、イタリア支部からの新メンバー2人を加え、新生C.T.Uレンジャーとなった事が明かされた。

まずはKASHIWA DOJOの5人が登場。マイクを握った石坂は、「我々KASHIWA DOJOの時間がやってきました！」とリング上を占拠し、勝手にメンバー紹介をはじめる。
ここでアップルの毒に疑問を持った安沢は、それを確認。次の瞬間、安沢はバッタリと倒れ、用意してあった解毒剤を飲まされて事無きを得る。
そして、柏が「ここ後楽園ホールを第2のBLUE FIELD（ブルーフィールド＝千葉にあるKAIENTAI DOJOが運営する会場）にしてくれるわ！」と叫んで会場内へ侵攻すると、ここで「待て！それ以上お客さんに指1本触れるな」という声が響く。
そして、C.T.Uレンジャーのテーマ曲が流れる中、イエロー“セカンド”、“二代目”レッドを加えた、新生C.T.Uレンジャーが南側の通路や、赤、青コーナーの花道、さらには記者席から登場。そのままリング上に集結し、ビシッとポーズを決めた。

10 人がリング上に入り乱れ、試合開始のゴング。混戦状態の中、リング上では、柏がレッドにランニングネックブリーカードロップ。そして、着ていたTシャツを脱いで、会場のファンにマッスルポーズでアピール。その柏の背後から、ブルー、イエロー、グリーン、ピンクが忍び寄る。自分が完全に包囲されている事に気が付いた柏は、「話せば分かる。落ち着いて」と言うとリング上で土下座。
すると、レッドも加わって5人がかりで柏にストンピングの雨を降らす。すると、何故かKASHIWA DOJOの面々も混ざって柏にストンピング。そして、全員が離れていく中、石坂1人だけが執拗にストンピングを落としていく。
これに気が付いて起き上がった柏は石坂と口論になる中、レッドは2人目掛けて突進。だが、柏と石坂はレッドを2人がかりで捕まえてフェースバスターで叩きつける。柏がキャメルクラッチでレッドを捕らえる中、石坂は腰振りからレッドの顔面にケツをこすりつける。
タッチを受けた安沢は、レッドにヒロとのダブルエルボードロップを落とし、アップルがカニばさみから両手を挙げての踏みつけ攻撃。これにKASHIWA DOJOの4人も代わる代わる続き、やる事を要求された浅見レフェリーも嫌々ながら、両手を挙げてレッドを踏みつけた。
さらには、これにピンクも加わり、レッドを踏みつけると、KASHIWA DOJOの5人とハイタッチ。だが、次の瞬間、ピンクは場外に落とされる。
タッチを受けた石坂はレッドにヒップアタック連打。しかし、レッドは石坂のランニングヒップアタックをかわし、トップロープとセカンドロープの間に挟まった石坂の急所に、突進してきた柏の頭を上手くぶつける事に成功。
ここでイエローが登場し、エルボースタンプで順番に蹴散らしていくと、アップルをエアプレーンスピン。だが、途中で目が回って崩れると、アップルは泣き出す。イエローは困惑した表情で謝ると、アップルは下から急所攻撃を見舞い、ドロップキック。
ピンク対柏となり、ピンクは得意の女性ポーズ(？)で柏を翻弄。そのまま張り手合戦となり、柏のヘッドバット連打を男らしく耐えるも、そのまま倒されてしまう。だが、ピンクはドロップキックで柏を倒すと、服についた汚れを払い落としレッドへ。
レッドをキャメルクラッチで捕らえた柏。そこへ石坂、安沢、ヒロがケツを出して近づく。すると、レッドは瞬時に体勢を入れ換え、柏をキャメルクラッチ。そのままケツ攻撃の餌食となる。
ここで石坂、安沢、ヒロを蹴散らしたブルー、イエロー、グリーン、ピンクが同じくケツを出して、柏にケツ攻撃。
悶え苦しむ柏に、トレイン攻撃からピンクがハイキック、グリーンがマンハッタンドロップ。最後はレッドがダイビングボディアタックで柏を押さえ込んで、3カウントを奪取。

試合後、レッドはメンバー1人1人に、今後の身の振り方を尋ねると、「大きなお世話だよ」(グリーン)、「(何処かで聞いた事があるようなしゃがれた声で) 桜新町で寿司屋でもやるよ」(ブルー)、「アイラブロッポンギ！」(イエロー)、「あたしはモロッコへ行くわ。モロッコにいい医者がいるの」(ピンク)と珍回答が続出。最後は、レッドが「僕はこれからもプロレス界を守っていく！でも、もしまたここに危険な事が起きてしまったら、みんなその時はよろしくね！」と呼びかけ、「俺達がC.T.Uレンジャー！」と叫んで、5人はポーズを決めた。そして、テーマ曲が流れる中、任務を遂行したC.T.Uレンジャーはリングを後にした。