試合後、オカダは堂々の勝ち名乗り。そしてコーナーに座り込む。SANADAは大の字で頭を両手で抱え、悔しさを表す。
オカダは立ち上がってSANADAを見下ろしながら、親指を突き立てる。SANADAも同じポーズを返してからリングを下り、足を引きずりながらも自力で退場。
オカダはマイクを握ると以下のアピール。
■オカダのマイクアピール
「……後楽園ー!(場内拍手)。今日も熱い声援、どうもありがとうございました!(場内拍手)。新日本プロレスから、声を出さないようにと言われてしまうのに、つい声が出てしまうような試合をして、本当に申しわけありませんでした!(場内拍手)。まあ、5戦5勝、これからドンドン、脱落者も出てくると思いますし、5勝するだけで『G1 CLIMAX』、取れると思ってないし、たかが5勝で新日本プロレスのトップだと胸を張って言うわけにはいかないと思います。日本にも新しいリーダーが出てきて、新日本プロレスにも新しく、ここ新日本プロレスを引っ張っていく人が出てこなきゃいけないんじゃないかと思います(場内拍手)。ただ、このリングは投票なんてする必要がなく、実力さえあれば、勝っていくことができれば、必ずまた新日本プロレスを引っ張っていくようなリーダーになれると思ってます(場内拍手)。それはレインメーカー、オカダしかいないんじゃないでしょうか!?(場内拍手)。というわけで! 東京のみなさんとは少しお別れですが、まだまだ『G1 CLIMAX』続きますし、熱い戦いをしていきますので、目をそらさないでしっかり注目してください! 今日は本当にありがとうございましたー! というわけで! 『G1 CLIMAX』に、カネの雨が降るぞー!」
そしてオカダは四方のコーナーに上ってレインメーカーを決めると、威風堂々と花道を引き上げた。