試合後、鷹木はヒザ立ち状態で勝ち名乗りを受けるも、そのまま倒れこむ。鷹木をにらみつけてからリングを下りたKENTAは、フラフラとした足取りながらも自力で退場。
ここで鷹木はマイクを握る。
■鷹木のマイクアピール
「来た、来た、来た~! これで不戦勝入れたら、3勝1敗だ。まだまだ! 決勝に残るチャンスはあるよな(場内拍手)。次の相手は10.3名古屋、飯伏幸太か(場内拍手)。飯伏といえば、お隣の東京ドームでタイトルマッチをやる予定だった。まあ、流れちまったけど、シングルは一年ぶりだよ。そりゃ俺も楽しみだぜ(場内拍手)。だがよ、最近の飯伏を見てると、言動なんか見てると、俺はどうも物足りねえよ。ハッキリ言って、魅力を感じない。飯伏! いい機会だから言っとけど、俺はオマエのリハビリに! 付き合うつもりはねえからな(場内拍手)。一気に勝って、決勝に向けて前進するのみだ!(場内拍手)。いいか、『G1』! いや、激烈な秋、激烈な『G1』、まだまだこれからだぞ、オイ!(場内拍手)。ということで、最後まで
ランペイジドラゴン、暴れ龍の如く、駆け上がっていくぞー!(場内拍手)」
そして鷹木はベルトを突き上げ、場内の拍手に応えるとリングを下りる。そしてセコンドに、痛めた右腕を引っ張るように指示。苦悶の表情を浮かべた鷹木は、右腕を氷のうで冷やしながら花道を引き上げた。