新日本プロレス創立35周年記念 G1 CLIMAX 2007 〜Winner Take All〜

日時: 2007年8月12日(日) 14:30開場　15:00開始
会場: 東京・両国国技館
観衆: 11500

第7試合 30分1本勝負

蝶野正洋
飯塚高史

曙
山本尚史

ジャイアント・バーナード
中西学

境界線

18分37秒　シャイニングケンカキック→体固め

レフェリー｜田山正雄

MATCH REPORT

蝶野＆バーナード＆曙の異色トリオが登場。蝶野は銀ラメのジャケット風のニューガウンで、バーナードは黒地にオレンジの炎が描かれたダブルショルダータイツで入場した。

先発したのは中西と曙。中西が野人ハンマーを放つが、涼しい顔の曙は強烈な張り手で反撃。続いての串刺しボディアタックを回避した中西は、曙を持ち上げようとするものの失敗。串刺しボディアタック、エルボードロップ、袈裟固めという曙の得意パターンに持ち込まれてしまう。
飯塚対バーナードの場面。バーナードがボディアタックで先制するが、飯塚も腕ひしぎ逆十字固めですぐに逆襲。
しかし、飯塚のロープワークを蝶野が妨害して混戦となり、6人の選手がリング内へ。蝶野が山本を、バーナードが中西を、曙が飯塚を、それぞれ捕獲。3人はアトミックドロップとケンカキックを同時に炸裂させると、一斉に“アイム・チョーノ”ポーズ。ここから場外戦となり、蝶野と山本は国技館の桝席にまで雪崩れ込んで乱闘を繰り広げた。
中盤は飯塚が蝶野組に捕まり、蝶野のシャイニングケンカキック、曙の“四股”ストンピング、バーナードの“反則”コブラツイストなどで一方的に攻められる展開が続く。
山本対曙の場面。山本の攻撃を跳ね返した曙は、カウンターの張り手、フロントスープレックス。さらにここでバーナードもリングに入り、サンドイッチボディアタックで山本を圧殺。さらにバーナードと曙は手を繋ぎ、ブレイクダンスの動きを交えたダブルエルボードロップを山本に投下。
中西対バーナードの場面。中西がローリング串刺しラリアット、野人ハンマー、スピアー、アルゼンチンバックブリーカー、水車落としで攻勢に出る。
飯塚対蝶野となり、飯塚が中西、山本と共に蝶野へトリプルドロップキック。さらに飯塚たちは、バーナードと曙にもトリプルドロップキックをヒットさせる。
チャンスの飯塚は蝶野をブリザードスープレックスで投げ、スリーパーホールド。だが、これは曙がカットに入る。
ここで中西、山本、バーナード、曙もリングに入り、バーナードが山本へ、曙が中西へ串刺しボディプレス。そして、蝶野は飯塚にダイビングショルダータックル。
最後は、バーナードと曙が飯塚を押さえつけ、蝶野がシャイニングケンカキック。これで飯塚が沈んで3カウント。蝶野、バーナード、曙組の勝利となった。

COMMENT

蝶野「今まであんなコンビネーション見た事ない」
曙「無事に終われてよかった、それだけです。一生懸命やる事はやった。あとは見ている人に判断してもらうだけ。少しは違う曙を出せたと思うんですけどね。（『蝶野選手の立ち上げた新しい軍団に合流は？』）しようとかはないんですけどね。一生懸命いい内容を残せれば、（こちらから入れて欲しいと）お願いするんじゃなくて、逆に呼んでもらえる。とにかく呼んでもらえるよう努めるだけです」
※バーナードはノーコメント

※中西、飯塚、山本はノーコメント