新日本プロレス創立35周年記念 G1 CLIMAX 2007 〜Winner Take All〜
- 日時
- 2007年8月12日(日) 14:30開場 15:00開始
- 会場
- 東京・両国国技館
- 観衆
- 11500
-
第3試合 60分1本勝負
G1 CLIMAX 決勝トーナメント- (Bブロック2位)
- (Aブロック1位)
裕次郎「新日Jr.を引っ張っていくのはサムライジムだ! よく覚えとけ!」サムライ「アイツら(C.T.U)は何やってんだよ。もう終わりゃいいんだよ」田口「アイツらが何をやりたいのか、何をやろうとしているのか、それは僕たちには関係ない。サムライジムは“鉄の結束”で結ばれていますから。これからサムライジムが躍進していきますよ。とりあえず、(IWGP)Jr.タッグのベルトが他団体(ディック東郷&TAKAみちのく)に流出しているんで、それ(ベルト奪還)が自分たちの目標です。もちろん、僕がシングルのチャンピオンですから、僕と誰かが組んで。タッグのベルトを狙っていくのは、僕と裕次郎かも知れないですね」※邪道、外道は、石井、本間と一緒に花道を戻ってくる邪道「C.T.Uはこれで終わりだよ! これからはG・B・Hだ!」外道「オイ、ライガー! テメェ、リング上で俺たちに説教たれんじゃねぇよ!」※ここで怒ったライガーが邪道、外道に殴りかかっていくが、逆に4人に袋叩きにされる邪道「ライガーのこの姿、撮っておけよ、オラァ!」ライガー「ファ○ク!!」レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
ゴング前、奇襲に出た真壁が場外戦を仕掛けるが、軽くいなした棚橋がいち早くリングイン。場内は「棚橋」コールとなる。
その後、真壁が棚橋をロープ際に追い込み、ボディブロー連打。これに対し棚橋は、エルボー連打で巻き返し、ドロップキック。
さらに棚橋は串刺しボディアタックでコーナーに飛び込むが、真壁に避けられて不安定な状態でトップロープ上に置き去りとなる。すると真壁はエプロンに立ち、断崖式ダイヤモンドカッターを敢行。
ここから場外戦となり、真壁が棚橋をフェンスと本部席に叩きつける。反撃した棚橋は先にリングに戻ろうとするが、真壁が膝へのイス攻撃。
リ ングに戻り、真壁はロープを使った反則攻撃や、監獄固めで棚橋のヒザに集中攻撃。苦しい棚橋だったが、カウンターのフライングフォーアームで反撃すると、 フラッシングエルボー、サンセットフリップ、エルボー連打、フロントネックチャンスリードロップ、ミサイルキック、延髄斬り。さらにジャーマンスープレッ クスホールドと一気に畳み掛ける。
対する真壁はドラゴンスープレックスを狙う棚橋のクラッチを引き剥がし、ショートレンジラリアットで逆襲。これで両者がダウンすると、それぞれへのコールが国技館に交錯する。
ここから棚橋が先制攻撃を仕掛けるが、真壁はカウンターのチェーン攻撃で対抗。そして、チェーンラリアットからフォールに行くが、レフェリーは認めず。
真壁の攻撃は続き、串刺しラリアット、スパイダージャーマン、ジャンピングパワーボム、ノーザンライトスープレックスホールド。
そして、真壁は棚橋の後頭部へラリアットを叩き込み、喉元へも強烈なラリアット。さらにジャーマンスープレックスホールドを決めるが、カウントは2。
勝利を確信した真壁は両手を広げると、コーナー最上段からキングコングニードロップを投下。だが、寸前でかわした棚橋が素早くコーナーに上り、ハイフライフローでダイブ。だが、今度は真壁がこれをかわす。
両者が立ち上がり、真壁のラリアットをかわした棚橋がグラウンドコブラツイスト。しかし、カウントは2。すると、棚橋は背後から真壁の肩口に飛びつき、前方回転エビ固め。これで見事に3カウントとなり、棚橋の決勝戦進出が決定した。
試合後、敗れた真壁が腹癒せとばかりに棚橋へチェーンラリアット。棚橋はセコンドに肩をかつがれ、退場して行った。
COMMENT
真壁 「(『ここで真壁選手の夏は終わりましたが?』)何が、『夏が終わった』だよ、関係ねぇ! ふざけんじゃねぇ、バカ野郎! (『この怒りをどこへぶつけますか?』)次の試合に決まってんだろ! オイ、棚橋! 今のは気に入らねぇぞ! いいか、勝負に勝った負けたじゃねぇんだ、この野郎! いいか、テメェの試合、ブチ壊してやるからな!!」