第2試合は矢野通(3勝1敗)がスペシャルシングルマッチでBUSHIと激突。当初、矢野は内藤哲也との公式戦が予定されていたが、内藤の負傷欠場により同じL・I・JのBUSHIと対戦することに。
BUSHIは内藤を彷彿とさせる赤と黒のリングコスチューム。矢野はKOPWのトロフィーをはじめ、多くの肩書きアイテムを携えて入場。
開始のゴング、矢野はいきなり黒頭巾で襲いかかろうとする。しかし、BUSHIは切り抜け、有名ブランドメーカーの頭巾を取り出して対抗。共に相手の頭部に頭巾を被せ、前後左右が不明瞭な状態に。これはレフェリーがそれぞれの頭巾を取って解決。
続いて矢野はコーナーパッドを外しにかかるが、BUSHIは襲い掛かりハンマースルー。しかし、矢野はロープにもたれかかって「ア~ア~ア~」と雄叫び。そしてBUSHIの攻撃をかわして、後頭部をはたく。
BUSHIはドロップキックで矢野を場外に落とすと、鉄柵に叩きつける。さらに矢野の消毒スプレーを浴びせる。続いてBUSHIは矢野のタオルでチョーク攻撃。さらに鉄柵に矢野の手首をタオルで結びつけてしまう。
矢野はなんとかタオルを外し、カウント19でリングにギリギリ生還。今度はBUSHIが自身のTシャツでチョーク攻撃。矢野はグッタリしてしまう。
BUSHIは矢野を場外に追いやるとストンピングをお見舞い。BUSHIは矢野を鉄柵に叩きつけようとするが、これは矢野が切り返す。さらに矢野はBUSHIのマスクのヒモを鉄柵に結びつけてしまう。
ピンチに陥ったBUSHIだが、シューズから小さなハサミを取り出し、ヒモを切ってリングに生還。
すると矢野はBUSHIを金具むき出しのコーナーにハンマースルー。そしてストンピングを叩き込んでから、もう一度金具むき出しのコーナーに叩きつける。
BUSHIは串刺し攻撃を切り抜けると、ミサイルキックをヒット。そして場外に落ちた矢野に矢のようなトペ・スイシーダを炸裂。
BUSHIは矢野をリングに戻すとフィッシャーマンズスクリューをお見舞い。だが、カバーは矢野がカウント2でキックアウト。
ならばとMXを狙うも、矢野はレフェリーをコーナーに向けて突き飛ばす。BUSHIが着地すると、矢野はなぎ倒し、黒頭巾を被せようとする。しかし、BUSHIが抵抗し、矢野はレフェリーに誤って被せてしまう。
すかさずBUSHIはローブローから矢野を丸め込むが、レフェリーはカウントが取れず。BUSHIはレフェリーの黒頭巾を取るが、スキをついて矢野がBUSHIにローブロー。そしてすかさず丸め込み、BUSHIからまんまと3カウントを奪取した。