試合後も両者はダウン状態。石井はその体勢で鷹木に蹴りを見舞うが、鷹木はエルボーを返し、共に戦いが終わっても意地をぶつけ合う。石井はリングを下りると、右腕を押さえたまま崩れてしまう。勝ち名乗りを受けた鷹木は、場外の石井をにらみつける。石井もにらみ返し、セコンドの肩を借りず自力で退場した。
鷹木はマイクを握ると以下のマイクアピール。
■鷹木のマイクアピール
「(ひざまずいた状態で)ちょっと待ってくれ……。ヨシ!(と気合いを入れて立ち上がると)今年もこの時期がやってきたな!(場内拍手)。『G1』だけに激烈な秋がよ!(場内拍手)。おかげさまで、いいスタートが切れたぜ(場内拍手)。ウワサによると、IWGP王者は『G1』を制覇できない? オイオイオイ、誰だ、そんなこと言ってんのは。バカヤロー! 過去に二人いるんだろ? だったら、三代目の世界王者が、三人目の快挙を成し遂げてやろうじゃねえか!(場内拍手)。ということで! 最後まで、IWGP世界ヘビー級王者として龍の如く、駆け上っていくぞー!(場内拍手)」
そして鷹木はフラつきながらも、ベルト肩に堂々と花道を引き上げた。