第4試合の公式戦ではオカダ・カズチカ(6勝0敗)とチェーズ・オーエンズ(1勝5敗)がシングル初対決。『G1』初出場のオーエンズは厳しい星取りとなっているが、10.4後楽園ではIWGP USヘビー級王者の棚橋弘至から価千金の勝利をスコア。それに続く大物食いを仙台の地で狙う。破竹の6連勝を収めているオカダとしては手堅く勝利を収め、トップをひた走りたいところだ。
オーエンズはテキサスヘビーのベルトを腰に入場。
開始のゴング、オーエンズは笑みを見せる。そして互いに牽制しあってからロックアップで組み合う。オカダはロープに押し込み、攻撃すると見せかけてクリーンブレイク。
続くロープワークの攻防ではオカダが二度にわたり、ショルダータックルを決める。さらにエルボーからネックブリーカーを炸裂。
そしてオカダはフェースロックを決めるが、オーエンズはボディパンチで脱出。するとオカダはボディスラムからトペ・アトミコへ。
だが、オーエンズはヒザで迎撃。そして、オカダの腹部にストンピングを浴びせてから、背中を両足で踏み潰していく。
オーエンズはオカダの腰にエルボー。さらにハンマースルーでコーナーに叩きつけると、衝撃でオカダは転倒。
さらにオーエンズはすばやい打撃のコンビネーションからネックブリーカー。そしてしつこくカバーを繰り出し、オカダのスタミナを削っていく。
続いてオーエンズはオカダにショルダークロー。さらにエルボーを連発するが、オカダもエルボーを返す。
するとオーエンズはヒザに蹴りを見舞い、ハンマースルーを仕掛ける。しかし、オカダはスピードに乗ってバックエルボーをお見舞い。
続いてオカダは串刺しエルボーからDDTを敢行。しかし、オーエンズはスキをついてクロスチョップを決め、オカダを場外に放り投げる。そしてスライディングキックを繰り出すが、かわしたオカダはオーエンズを捕らえると場外フロアでDDTを食らわせる。
オカダはオーエンズをリングに戻し、マネークリップで捕獲。オーエンズはその体勢でコーナーに激突させて脱出。そして突進してきたオカダにカウンターのバックブリーカーを炸裂。
オーエンズは串刺しエルボーからリストをつかみ、引き込んでのショートレンジラリアット。カバーをオカダがカウント2で返すと、オーエンズは肩に担ぎ上げる。
脱出したオカダは、突進してきたオーエンズにカウンターのフラップジャック。さらにオーエンズをコーナー最上段に設置してドロップキックを決めようとするが、オーエンズは回避。
逆にオーエンズはオカダをコーナー最上段に据えてジャンピングキック。そしてコーナー上のオカダの首を捕らえて、前方回転させながらマットに叩きつける。
続いてオーエンズはエプロンからロープのあいだをくぐり抜けるかたちでスピアーをヒット。そして串刺し攻撃を狙うが、オカダは回避してリバースネックブリーカーを決める。
オカダはマネークリップを決めるも、オーエンズは打撃で脱出。しかし、オカダはドロップキックを決め、再度マネークリップへ。だが、オーエンズは足でロープに逃れる。
するとオカダはボディスラムで叩きつけ、コーナー最上段からダイビングエルボードロップをお見舞い。そしてレインメーカーポーズから、一気にレインメーカーを狙う。
オーエンズが抵抗すると、オカダは背中にエルボー。そして串刺しエルボーを放つも、かわしたオーエンズはロープを利用して反則の丸め込み。
オカダが返すと、オーエンズは追走式のCトリガー。だが、追撃のCトリガーをかわしたオカダは高角度のジャーマン。そしてレインメーカーを狙うも、オーエンズは切り抜けてロープへ。
オカダのドロップキックを読んだオーエンズは、Cトリガーをヒット。そしてパッケージドライバーの体勢に入るが、オカダはショルダースルー。
負けじとオーエンズは打撃のコンビネーション。だが、オカダはかわし、逆さ押さえ込みの体勢からレインメーカーを狙う。するとオーエンズはキックを食らわせ、Cトリガーをヒット。
そしてオーエンズはパッケージドライバーを狙うも、オカダは切り抜けてマネークリップ。オーエンズは脱出するが、オーエンズは旋回してのツームストンパイルドライバーを炸裂。
続くレインメーカーを回避したオーエンズは、逆さ押さえ込みの体勢からパッケージドライバーを狙う。それをオカダはショルダースルーの体勢からエビ固めで切り返すが、オーエンズもエビ固めで切り返す。
返したオカダはローリングラリアットを繰り出すが、回避したオーエンズはジュエルヘイストの体勢に。しかし、切り抜けたオカダは変形バックブリーカー。そしてマネークリップで捕獲。オーエンズは必死に逃げようとするも、オカダは引きずり込んで締め上げ、ギブアップ勝ちを収めた。これでオカダは無傷の7連勝に。