第3試合は公式戦、NEVER6人タッグ王者のYOSHI-HASHI(2勝4敗)とSANADA(2勝4敗)が対決。昨年度『G1』ファイナリストながら、黒星が先行し苦しい状況のSANADA。ここからは白星を量産して意地を見せたいところ。YOSHI-HASHIは昨年の『G1』でSANADAを撃破。今年も勝利を収めれば大きなインパクトを残すことになる。
YOSHI-HASHIはNEVER6人タッグのベルトを腰に入場。
開始のゴング、まずはロックアップからリストの取り合いに。YOSHI-HASHIは足を取ってグランドに持ち込むが、SANADAは腕ひしぎ逆十字の体勢に。YOSHI-HASHIは押さえ込んで切り抜け、両者は一旦離れる。
続いてYOSHI-HASHIはヘッドロックで捕獲。SANADAはハンマースルーで切り抜けるが、YOSHI-HASHIはショルダータックルでなぎ倒す。
だが、SANADAはアームホイップ、そしてドロップキックで反撃。さらに技の読み合いから、スワンダイブ攻撃を狙うも、YOSHI-HASHIはすばやく場外に下りてSANADAの足を引っ張る。
YOSHI-HASHIは鉄柵へのハンマースルーを切り抜けると、突進してきたSANADAにカニバサミを仕掛け、相手の顔面を鉄柵に激突させる。
SANADAはカウント18でリングに生還。するとYOSHI-HASHIはストンピングを浴びせてから、引きずり起こしてフライングメイヤー。そしてチンロックでダメージを蓄積させる。SANADAは足でロープエスケープ。
続いて両者はエルボー合戦に突入。そこからYOSHI-HASHIは強烈な逆水平チョップをお見舞い。YOSHI-HASHIはSANADAをトップロープに固定し、背中にショットガンドロップキックを炸裂。
優勢のYOSHI-HASHIは串刺しの逆水平チョップ。そしてヘッドバスターを狙うも、SANADAは回避。さらにヒザに低空ドロップキックをヒット。
SANADAは気合いの雄叫びからランニングエルボー。そしてアームホイップからアトミックドロップ。続いてパラダイスロックを決め、場内の手拍子を煽ってから相手の臀部に低空ドロップキックを炸裂。
SANADAはTKOを狙うが、YOSHI-HASHIは回避。だが、SANADAはフランケンシュタイナーを決める。YOSHI-HASHIが場外にエスケープすると、SANADAはプランチャを繰り出す。しかし、かわしたYOSHI-HASHIはすばやくリングに戻り、逆にプランチャをヒット。
YOSHI-HASHIはSANADAをリングに戻し、コーナー最上段から飛びついてヘッドハンターを炸裂。続いてYOSHI-HASHIはパワーボムの体勢で担ぎ上げるが、SANADAは切り抜ける。
続く技の読み合いから、YOSHI-HASHIはカチ上げ式ラリアット。そしてSANADAを持ち上げ、助走を取ってからシットダウン式パワーボムを決める。だが、SANADAはカウント2でキックアウト。
ならばとYOSHI-HASHIはKUMAGOROSHIを狙うも、SANADAはこらえるとマジックスクリューを炸裂。ここで両者、ダウン状態に。
同時に立ち上がると、SANADAが串刺し攻撃を狙う。YOSHI-HASHIがかわすと、SANADAはスワンダイブのミサイルキックをヒット。そして肩に担ぎ上げ、そこからスタンディングのドラゴンスリーパー。しかし、YOSHI-HASHIはアームホイップで切り返す。
YOSHI-HASHIはフルネルソンからカルマを狙うも、SANADAは切り抜けるとTKOをお見舞い。だが、カバーはYOSHI-HASHIがカウント2でキックアウト。
するとSANADAはラウンディング・ボディプレスを放つが、YOSHI-HASHIはヒザを突き立てて迎撃。SANADAは腹部を押さえてのたうち回る。
続いてYOSHI-HASHIがスワントーンボムを繰り出すも、SANADAもヒザで迎え撃つ。YOSHI-HASHIは背中のダメージで悶絶。
ここから両者はエルボーの応酬に。競り勝ったYOSHI-HASHIは追撃の逆水平チョップ。SANADAもローリングエルボーからロープに走り、身体を旋回させながらスタンディングのドラゴンスリーパー。YOSHI-HASHIは切り抜けてKUMAGOROSHIを狙うも、SANADAは回避。
突進してきたSANADAに対し、YOSHI-HASHIはバックに回ってドラゴンスープレックス。さらにトラースキックからダブルニーアタックを決め、一気にKUMAGOROSHIを炸裂。だが、カバーはSANADAが必死にカウント2ではね返す。
ならばとYOSHI-HASHIはスリーパーで捕獲。そのままSANADAを引きずり起こし、フルネルソンからカルマを狙う。切り抜けたSANADAはオコーナーブリッジを繰り出すも、YOSHI-HASHIは跳ね返す。
ここから技の読み合いとなり、YOSHI-HASHIが丸め込み。SANADAが返すと、YOSHI-HASHIはカチ上げ式ラリアットを炸裂。そしてカルマを仕掛けるが、SANADAは切り抜けてスタンディングのドラゴンスリーパー。そこからYOSHI-HASHIを持ち上げ、相手の身体をトップロープに固定すると、そのままTKOを炸裂。
続いてSANADAがラウンディング・ボディプレスからSkull Endで捕獲すると、YOSHI-HASHIはついにギブアップ。SANADAが3勝目をスコアした。