第3試合は公式戦、NEVER6人タッグ王者の後藤洋央紀(1勝4敗)とチェーズ・オーエンズ(1勝4敗)が激突。共に開幕4連敗と苦しい戦いが続いていたが、10.4後楽園で後藤がYOSHI-HASHI、オーエンズが棚橋を下して待望の白星をゲット。その勢いを駆って、ここから巻き返しを果たすのは“荒武者”後藤か? “クセ者”オーエンズか?
後藤はNEVER6人タッグ、オーエンズはテキサスヘビーのベルトを腰に入場。
開始のゴングが鳴ると同時に、オーエンズは突進してショットガンドロップキックをヒット。そして後藤を場外に追いやり、スライディングキックを炸裂。さらに後藤をリングに戻すと、コーナー最上段からミサイルキックをヒット。そしてしつこくカバーを連発する。
後藤が跳ね返すと、オーエンズは逆水平チョップ。さらに串刺し攻撃を狙うが、後藤はショルダータックルで反撃。
場外にエスケープしたオーエンズを、後藤は追いかける。だが、オーエンズはトラースキック。しかし、後藤は二度にわたりオーエンズを鉄柵に叩きつけ、さらに相手の左腕を鉄柵を用いて痛めつける。
戦場がリングに戻ると、後藤は串刺しラリアットからバックドロップ。そして、先ほどのお返しとばかりに何度も押さえ込んでスタミナを削る。
オーエンズは「タイム!」と要求すると、後藤のスキをついて打撃で反撃。そして後藤をSTFで捕獲。そのまま顔面をかきむしるが、後藤はロープエスケープ。
オーエンズは後藤の頭部を蹴りつけ、さらにひっぱたいて挑発。そしてエルボーを連発するが、後藤も張り手で反撃。オーエンズはニーリフトを突き刺すも、後藤もショートレンジラリアットを食らわす。
続いて後藤は村正からブルドッキングヘッドロック。さらに追走式ラリアットをお見舞いする。ここで後藤は肩に担ぐが、オーエンズは脱出。さらに突進してきた後藤をコンプリートショットでコーナーに叩きつける。続いてオーエンズは串刺しエルボーからリストをつかみ、引き込んでのショートレンジラリアット。
オーエンズは後藤のリストをつかんでキックを連発。そして担ぎ上げるも、後藤は脱出し、差し合いからフロントスープレックスで叩きつける。カバーをオーエンズが返すと、後藤は腕ひしぎ逆十字へ。オーエンズは足でロープエスケープ。
オーエンズはエプロンから後藤にスタンガン。さらにリング内に戻りラストショットを決めてカバーするが、後藤はカウント2でキックアウト。
ならばとオーエンズは後藤をエプロンで捕ら、そこでパッケージドライバーを狙う。しかし、後藤はショルダースルー。エプロンに腰を打ち付けたオーエンズは、場外に転落する。オーエンズはカウント18でリングに何とか生還。
後藤は強烈なエルボー。しかし、オーエンズも返し、エルボー合戦に突入。オーエンズはバックエルボーでダウンを奪うと、パッケージドライバーの体勢に。
だが、後藤は切り抜けてカウンターのエルボーを叩き込む。すると、オーエンズもニーアッパーを突き刺す。
ここから両者はラリアットを打ち合う。後藤が競り勝つも、オーエンズはジャーマンをお見舞い。さらに打撃のコンビネーション。そして後藤にカウンターのジャンピングキックからジュエルヘイストを決めてカバーするが、後藤は必死にカウント2でキックアウト。
ならばとオーエンズはCトリガーを放つが、後藤は切り抜けて裏GTR。さらにラリアットでなぎ倒してカバーするも、オーエンズもカウント2ではね返す。
後藤はとどめのGTRの体勢に入るが、オーエンズは丸め込みで返す。跳ね返した後藤は牛殺しを狙うが、オーエンズは脱出してCトリガーをヒット。そして気合いの雄叫びからパッケージドライバーの体勢に。しかし、こらえた後藤はGTWを決め、3カウントを奪取した。後藤は公式戦2勝目をスコア。