第2試合の公式戦はNEVER6人タッグ王者のYOSHI-HASHI(1勝4敗)が、3年ぶり『G1』参戦のタマ・トンガ(1勝4敗)と対峙。共に黒星先行の両者だが、ここは一つでも白星を伸ばしたいところ。両者の対決は2010年の『BEST OF THE SUPER Jr.』公式戦以来、約11年ぶりとなる。
YOSHI-HASHIはNEVER6人タッグのベルトを腰に入場。タマには邪道が帯同。
開始のゴング、YOSHI-HASHIは場外の邪道を警戒する。そしてタマとロックアップで組み合う。続いてリストの取り合いから、YOSHI-HASHIがヘッドロックでグラウンドに持ち込む。するとタマはヘッドシザーズ。YOSHI-HASHIは返し、一旦両者は離れる。
続いてロープワークの攻防ではYOSHI-HASHIがバックエルボー。さらにショルダータックル、ヘッドハンターを決める。
そしてYOSHI-HASHIはタマをトップロープに固定してショットガンドロップキックをお見舞い。タマはボディブローで反撃するが、YOSHI-HASHIも打撃で応戦。強烈な逆水平チョップをタマに連発する。
だが、タマもリープフロッグ二連発からダブルチョップを炸裂。そして上半身のコスチュームを脱ぐと、YOSHI-HASHIをボディスラムで叩きつける。
タマはエルボードロップを何度も連発。カバーはYOSHI-HASHIがカウント2でキックアウト。
タマは背後からYOSHI-HASHIの首を押さえ、胸板にハンマーパンチを連発。そしてスリーパーで捕らえ、その状態で左右に揺さぶっていく。
YOSHI-HASHIはその状態で立ち上がり、バックエルボーで脱出。タマはもう一度スリーパーで捕獲するが、YOSHI-HASHIは前方に投げつける。そしてタマのヒザに低空ドロップキック。
続いてYOSHI-HASHIは逆水平チョップの連発からトラースキック。ネックブリーカーはタマが切り抜けるも、YOSHI-HASHIはティヘラ。さらに串刺しラリアットから今度こそネックブリーカーを決める。
YOSHI-HASHIはパワーボムを狙うも、タマは回避してコンプリートショットをお見舞い。そして串刺しボディプレスからトンガンツイストの体勢に。YOSHI-HASHIは切り抜けてブレーンバスターを狙うが、タマは回避。
そしてタマは打撃のコンビネーション。だが、YOSHI-HASHIも逆水平チョップで応戦。そしてヘッドバスターを狙うも、タマは回避してトンガンツイストを炸裂。
続いてタマはSRCを決め、一気にスプリームフローを食らわせる。優勢のタマはガンスタンを狙うも、YOSHI-HASHIはバッククラッカーで切り返す。
続いてYOSHI-HASHIはタマの串刺し攻撃をかわすと逆水平チョップ。ここから技の読み合いとなり、最後にYOSHI-HASHIがカチ上げ式ラリアットでダウンを奪う。そしてKUMAGOROSHIを決めてカバーするが、タマはカウント3寸前でキックアウト。
ならばとYOSHI-HASHIはスリーパーからカルマを狙うも、タマはガンスタンで切り替えそうとする。しかし、YOSHI-HASHIはこらえるとドラゴンスープレックス。
続いてYOSHI-HASHIはカチ上げ式ラリアットを放つも、かわしたタマはオーバーヘッドキック。しかし、YOSHI-HASHIも後頭部にトラースキックをヒット。
ここでYOSHI-HASHIは雄叫びを上げてカチ上げ式ラリアット。そして一気にカルマにつないで3カウントを奪取。YOSHI-HASHIが公式戦2勝目を収めた。