第3試合の公式戦は、EVIL(2勝1敗)とチェーズ・オーエンズ(0勝3敗)のBULLET CLUB同門対決。無法殺法を得意とするEVILと、悪のインサイドワークに長けたオーエンズ、その結末は?
オーエンズはテキサスヘビーのベルトを腰に入場。EVILにはディック東郷が帯同。そして試合前、3人でToo Sweetサインをかわす。
開始のゴングが鳴ると、EVILは3カウントを取るべく、オーエンズにリングに横たわるよう要求。オーエンズが拒否すると、EVILは顔面を突き飛ばす。するとオーエンズは張り手を返す。
怒ったEVILはオーエンズにコーナーを背負わせて逆水平チョップ。さらに顔面かきむしり。しかし、オーエンズもロープにEVILの顔面をこすりつけて反撃。
オーエンズはEVILにローリングソバットを炸裂。さらにフライングメイヤーから後頭部に低空ドロップキック。オーエンズはエルボーを連発し、ロープに走る。だが、東郷が場外から足を引っ張って妨害。
ここでEVILは場外戦に持ち込み、オーエンズを鉄柵に叩きつける。この衝撃で本部席が崩壊、尾崎リングアナが巻き添えを食ってしまう。
戦場がリングに戻るも、またもEVILはオーエンズを場外に放り投げる。そしてレフェリーの注意を引いてるスキに東郷が攻撃を浴びせ、オーエンズをリングに投げ入れる。
EVILは金具むき出しのコーナーにオーエンズを叩きつける。そして場外に蹴落とすと、またも東郷がナックルをお見舞い。そしてオーエンズをリングに戻す。
EVILはボディスラムからカバーを連発し、オーエンズのスタミナを削っていく。続いてEVILは逆水平チョップを連発。だが、オーエンズもエルボーを返していく。
EVILは顔面かきむしりからボディスラムの体勢に。だが、オーエンズは切り抜けてゼロ戦キック。そしてランニングエルボーを連発。さらに延髄斬りをヒット。
串刺し攻撃はEVILが切り抜けるも、オーエンズはトップコーナーへ。ダイビング攻撃は未遂に終わるも、オーエンズはセカンドロープに飛び乗ってバックエルボーをヒット。
オーエンズは串刺しエルボーから、EVILのリストをつかんで引き込みショートレンジラリアットをお見舞い。そして肩に担ぎ上げるが、EVILは脱出して場外へ。
オーエンズは追いかけて逆水平チョップ。さらにエプロンにEVILの頭部を打ち付ける。そして東郷に詰め寄るが、EVILが背後から襲いかかり、ハンマースルーでオーエンズを鉄柵に叩きつける。
続いてEVILは場外でSCORPION DEATHLOCKを決める。自身はカウント13でリングへ。オーエンズは18で戻ろうとするが、東郷が阻止。しかし、オーエンズは必死に19で生還。
EVILは串刺しラリアットからダークネスフォールズを決めるが、オーエンズはカウント2でキックアウト。そして首切りポーズからEVILを狙うも、オーエンズは回避。
EVILは金具むき出しのコーナーにハンマースルーを仕掛けるが、オーエンズは衝突寸前で回避。すかさずEVILが突進するも、オーエンズは自爆を誘う。EVILも踏みとどまるが、オーエンズは後頭部にジャンピングキック。そしてスウィンギングネックブリーカーを決める。
オーエンズはEVILのラリアットを切り抜け打撃のコンビネーション。ならばとEVILは変則的な動きからラリアットを狙うも、オーエンズはカウンターの延髄斬り。さらにジュエルヘイストを決めてカバー。だが、EVILはカウント2でキックアウト。
ならばとオーエンズはパッケージドライバーを狙うも、EVILは回避。そしてオーエンズの足をレフェリーに預け、土手っ腹にトラースキックをお見舞い。
ここでEVILはオーエンズのベルトを手にする。レフェリーが注意すると、そのスキをついて東郷がオーエンズの首をスポイラーズチョーカーで締め上げる。
だが、オーエンズは切り抜ける。すかさずEVILが襲いかかるも、オーエンズはラリアットをかわした勢いで場外の東郷にスライディングキック。
そしてEVILにはエプロンからスピアーを炸裂。オーエンズは気合いの雄叫びを上げ、Cトリガーを繰り出す。だが、EVILは切り抜ける。しかし、技の読み合いからオーエンズは意地でCトリガーをヒット。
続いてオーエンズはもう一度パッケージドライバーの体勢に入るも、東郷がエプロンに立って気を引く。すかさずEVILはローブローをお見舞い。そして一気にEVILで叩きつけて3カウントを奪取した。
試合後、オーエンズはコーナーにもたれかかってEVILと東郷に抗議。EVILと東郷がToo Sweetサインを要求すると、オーエンズは渋々と応えてリングを下りた。EVILは不適な笑みで堂々と退場。