新日本プロレス生え抜きのヤングライオンで、現在はLA DOJOで修行中の成田が登場。LA DOJOの出世頭として知られるフレドリックスと一騎打ちを敢行。両者は2019年の「第12回ヤングライオン杯争奪リーグ戦」でも対戦しており、そのときは成田が成田スペシャル3号で勝利を収めている。
激しい睨み合いのあとに試合が始まり、腕の取り合いから成田がいきなり張り手を浴びせる。そして、フレドリックスを場外へ放り捨てると、戻って来た直後にヘッドロックで捕獲。
しかし、フレドリックスが振り解き、カウンターショルダータックルで逆襲。そして、ストンピング、エルボースタンプ、トーキック、逆水平チョップ、エルボーなどで攻め込む。
それでも成田はエルボー連打で応戦するが、フレドリックスが強烈な張り手をお見舞い。そして、カウンターバックエルボー、逆水平チョップ、カウンターキチンシンク、ストンピングなどで追撃していく。
さらにフレドリックスは、フライングメイヤーから背中へエルボーを浴びせ、強烈な逆水平チョップを胸板へ叩き込む。だが、成田がカウンターフロントハイキックとカウンターニールキックで逆襲し、串刺しジャンピングバックエルボー、ハーフハッチ、インディアンデスロックで追い討ちをかける。
続いて成田は成田スペシャル3号を繰り出すが、フレドリックスがロープへ手を伸ばす。すると成田はフロントスープレックスの体勢に入るが、フレドリックスが抵抗し、オーバーヘッドキックで逆転。
さらにフレドリックスは、串刺しジャンピングボディアタック、エルボー連打、串刺し低空ドロップキックで攻め込み、マニフェストデスティニーを狙う。だが、成田が脱出してスリーパーホールドで絞り、フレドリックスの動きを鈍らせる。
それでもフレドリックスは成田の背中へエルボーを叩き込み、変型バックブリーカーで追撃。そして、再びマニフェストデスティニーにいくが、成田がダブルリストアームサルトに切り返す。
ここで成田は成田スペシャル4号の体勢に入るが、フレドリックスが抵抗してヘッドバット連打をお見舞い。そして、エルボー連打とエルボースマッシュへ繋ぐも、成田が張り手で黙らせる。そして、今度こそ成田スペシャル4号を炸裂させ、フレドリックスを沈めた。
【試合後コメント】
成田「まずは、カール。ありがとう。(※カメラを指さし)お前を踏み台にしても、俺は(※上を指さし)さらに上にあがっていく。そしてフレッド。一緒に練習しても、タッグを組んでも、1度対角線に立ったら、それはもう敵だ。仲間なんかじゃねぇんだよ。もう1回言うぞ。(※カメラを指さし)潰してやるからな」
フレドリックス「(※コメントスペースに座り込み)朝、目覚めて、今日はいい日になると思っていた。今日、ついにナリタから白星を挙げられると思っていた。これまでヤングライオンたちと対戦してきたが、あいつは唯一俺が倒したことのないヤングライオンだった。あいつとシングルで対戦した『ヤングライオン杯』から2年が経つが、今日の負けは本当に悲しい。なんだかパッとしないな。何も変わりはないさ。これでこそLA DOJOだろ。何も保証されていないんだ。ヤングライオンも俺の立場も。それが1番重要なことだな。いまの俺にできることはあいつらとまたトレーニングを積むこと。もっと強くなって、これからの試合に備える。イジョウ」
LA DOJO SHOWCASE 2
- 日時
- 2021年9月11日(土) 開場 11:00 (JST)開始
- 会場
- 非公開
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第3試合 30分1本勝負