インパクトレスリングのTNA Xディヴィジョン王者であるアレキサンダーが登場し、新鋭のガルシアとシングルマッチで対決。
序盤、アレキサンダーが腕を取って絞ると、ガルシアは脚を取って対抗。その後、ガルシアがヘッドロックを極めると、アレキサンダーがバックドロップへ切り返す。しかし、ガルシアはクラッチを離さずにヘッドロックを続行。
するとアレキサンダーは、ショルダータックルを受け流し、フライングボディアタックを受け止める。だが、ガルシアが脚を払って転倒させ、回転十字固めの要領で押さえ込む。
さらにガルシアは、カウンター低空ドロップキックをアレキサンダーの脚に見舞い、膝十字固めで捕獲。そして、膝裏へエルボーを浴びせると、顔面にもエルボーを食らわせる。
続いてガルシアは逆水平チョップからロープへ走ろうとするが、アレキサンダーが背後から組みついてジャーマンスープレックスホイップで逆襲。これでガルシアの動きが止まり、アレキサンダーがバックブリーカーで追撃。それでもガルシアがロープへ走ると、タックルからノーザンライトスープレックスを繰り出す。
それをガルシアがフロントネックロックへ切り返すも、アレキサンダーが脱出してマウントエルボー連打。さらに、滞空式ブレーンバスター、ニードロップ、逆水平チョップなどで試合を優位に進める。
苦しくなったガルシアは、逆水平チョップをブロックしてフロントハイキックを浴びせ、左右のエルボー連打で挽回。そして、下からの両脚キックでアレキサンダーを転倒させ、そのままフロントネックロックを極める。
これをアレキサンダーがブレーンバスターに切り返そうとするが、ガルシアがさらに切り返してスリーパーホールドを繰り出し、変型足4の字固めでギブアップを迫る。
それでもアレキサンダーはロープへ逃れ、カウンターエルボースマッシュで反撃。しかし、ガルシアがカニばさみで倒してクリップラーフェースロックを仕掛け、アレキサンダーをバックドロップで投げ捨てる。
続いてガルシアはランニングニーアタックを放つが、アレキサンダーが脚をキャッチし、変型バックブリーカーからアンクルホールドを極める。そして、パワーボム式バックブリーカーで追い討ちをかけると、最後は強烈なディバイン・インターベンションでガルシアを葬った。
【試合後コメント】
アレキサンダー「俺は無敗だ。全世界の人間に知らしめるために、日本語を含めたあらゆる言語で翻訳しろ。(※インタビューバックのロゴを指さし)ジョシュ・アレキサンダーは『NJPW STRONG』でこれまで無敗だとな。新日本プロレス、お前たちがやることはただひとつだ。俺に“いい試合”を組め。そして、俺がやることは対戦相手をブッ飛ばすことだ。ちなみに俺は、相手をブッ飛ばすことが好きで好きでたまらない。また会おう」
ガルシア「また首から落とされてしまった。今日で首が詰まったかもしれない。もっとブリッジをして首を鍛えないといけないな。負け続きで気分は最悪だ。だが、世界最高峰のレスラーの1人、ジョシュ・アレキサンダーに負けてしまったことを恥じてはいない。(※手で首を押さえ)少しずつだが自分ものし上がっていく。そして、いつの日か俺もあいつみたいになって、今日みたいに相手を首から落として『NJPW STRONG』で勝利を収めてやる。(※アイスパックで首を冷やし)いまはどうやればあいつのレベルにたどり着くのかはわからない。しかし、今日足りなかった部分をしっかり調整すれば、すぐに勝てるようになるだろう。そして、世界最高峰のレスラーの1人に名を連ねてやる」