翌日(9月5日)に行われる「IWGP Jr.戦」を直前にして、王者イーグルスと挑戦者ヒロムが前哨戦のタッグマッチで激突。
両者の先発で試合が始まり、ヒロムが串刺しラリアットから低空ドロップキックを発射。これをイーグルスが回避して低空トラースキックを放つが、今度はヒロムが身をかわす。
その直後、両者は互いに相手を称え、それぞれのコーナーへ下がる。しかし、ヒロムが背後からイーグルスを急襲し、BUSHIとトレイン攻撃を仕掛ける。
だが、イーグルスが回避してヒロムをヘッドシザースホイップで投げ、BUSHIにカウンターニールキックをお見舞い。そして、タッチを受けたタイガーが、コーナー最上段からのフライングボディアタックでヒロムを押し潰し、ドロップキックで場外へ落とす。
これでBUSHIの動きが止まり、タイガーとイーグルスが交互にローキックを撃ち込む。そして、サンドイッチローキック、サンドイッチ低空ドロップキックで追い討ち。
さらにタイガーは、BUSHIに風車式バックブリーカーをお見舞い。ところが、BUSHIがカウンタートーキックでタイガーを急停止させ、ヒロムが左脚、BUSHIが頭部へ低空ドロップキックを食らわせる。
ここからタイガーのローンバトルとなり、BUSHIがTシャツで首を絞める。そして、ヒロムはイーグルスのバンダナを奪い、タイガーの膝へ集中攻撃を浴びせていく。
その後、タイガーが串刺しラリアットと低空ドロップキックをタイガーに見舞い、ロン・ミラー・スペシャルを繰り出す。しかし、タイガーが脱出し、カンガルーキック、ローリングソバット、ハイキックで逆襲。
これでようやく出番となったイーグルスは、スワンダイブ開脚式ミサイルキックでヒロムとBUSHIを吹き飛ばす。そして、ローキック連打、ランニングローキック、串刺しダブルニーアタック、低空串刺しダブルニーアタックなどでヒロムに追撃していく。
その後、イーグルスはヒロムとBUSHIの同士討ちを誘発。そして、BUSHIに低空ドロップキックを見舞うと同時にヒロムの後頭部をアックスボンバーで撃ち抜く。
続いてイーグルスはロン・ミラー・スペシャルを仕掛けるが、ヒロムが脱出し、ポップアップ式ジャンピングパワーボムで逆転に成功。替わったBUSHIが、トップロープを支点にしたバク転キック、コーナー最上段からのミサイルキック、DDTでイーグルスを追い込む。
さらにBUSHIは、イーグルスの攻撃をかわし、その勢いで場外のタイガーにトペスイシーダを敢行。その直後、イーグルスとヒロムがエルボーを打ち合い、イーグルスが低空スピンキックでヒロムを退かせる。
次にイーグルスは、ロン・ミラー・スペシャルでBUSHIを捕獲。それをヒロムがカットするも、タイガーが場外へ落とし、トペスイシーダを食らわせる。
すると、イーグルスがスワンダイブミサイルキック、ターボバックパックでBUSHIに追撃。そして、今度こそロン・ミラー・スペシャルでギブアップを奪った。
試合後、イーグルスはIWGP Jr.ベルトを誇示してヒロムを挑発。激しい睨み合いのあと、ヒロムは不敵な笑みを浮かべて退場した。