初参戦のエピソード52で新日本プロレスLA道場のケビン・ナイトに完勝したジェームズが、『NJPW STRONG』へ再登場。試合後に要求していたとおり、LA道場のフレドリックスと一騎打ちで対決。
序盤、ジェームズがリストを極めると、フレドリックスが切り返す。するとジェームズは脚を取りにいくが、フレドリックスがキックで弾く。
その後、ジェームズがコーナーでクリーンブレイクせず、フレドリックスの髪を掴む。そして、ヘッドロックからショルダータックルを繰り出すが、フレドリックスが受け止めてタックルをお返し。しかし、今度はジェームズが受け止める。
その直後、両者がエルボーやチョップを打ち合い、ジェームズが再びヘッドロックを繰り出す。だが、フレドリックスがドロップダウンとリープフロッグでフェイントをかけ、カウンターフライングボディアタックで押し倒す。
さらにフレドリックスは、ストンピング、ローキックなどで追撃。だが、ジェームズが左手を掴んだままタックルを連発し、カウンターフロントハイキックでなぎ倒す。
これでジェームズのペースとなり、変型コブラクラッチ、ハンマーブロー、変型ボディスラム、エルボー連打、アキレス腱固めなどで攻め込む。しかし、フレドリックスがエルボー合戦で巻き返し、ローリングソバット、追走式串刺しフロントハイキック、エルボー連打、バックドロップ、ジャンピングエルボードロップと一気に畳み掛ける。
続いてフレドリックスはマニフェストデスティニーの体勢に入るが、ジェームズが腕を取って切り返し、変型バックドロップで投げ捨てる。そして、エルボー連打、エルボースマッシュ連打へ繋ぐも、フレドリックスはランニングフロントハイキックで逆襲。
ところが、ジェームズがカウンターラリアットでなぎ倒し、変型STFで強烈に絞り上げる。それでもフレドリックスがロープへ逃れると、ジェームズは左手を掴んだままストンピングを連発していく。
しかし、フレドリックスが変型バックブリーカーで逆転し、スパインバスターで追撃。そして最後は、マニフェストデスティニーで脳天から突き刺し、ジェームズを葬った。
【試合後コメント】
フレドリックス「アレキサンダー・ジェームズ、言ったとおりの結果になっただろ。だが、お前との試合は楽しかったぜ。お前は俺を倒せなかった。お前もほかのヤツみたいに『STRONG』にやって来たが、LA DOJOには敵わなかったんだ。ジェームズさん、金曜日の『NJPW STRONG』へようこそ。LA DOJOはいつでも相手をするぜ。かかってこいよ。イジョウ」
ジェームズ「今日は負けてしまった。俺の望む結果にはならなかったし、頭の中に負けるという考えはなかった。LA DOJOには敬意を払う。俺は全世界を旅してトレーニングを積んできた。だが、今回ばかりはLA DOJOを認めないといけないようだ。前回、闘った相手は倒すことができたが、今日はそうはいかなかった。しかし、俺は終わったわけではない。12年間、世界中を回って、ついに新日本プロレスの『NJPW STRONG』にたどり着いた。俺はまだまだ始まったばかりだ。今日は負けてしまったが、また必ず戻ってくる」
SUMMER STRUGGLE USA
- 日時
- 2021年8月28日(土) 開場 11:00 (JST)開始
- 会場
- 非公開
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第2試合 20分1本勝負
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カール・フレドリックス
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アレキサンダー・ジェームズ
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