第4試合は9.4メットライフで一騎打ちを行なうオカダ・カズチカとジェフ・コブが、それぞれ天山広吉、グレート-O-カーンをパートナーに対決。コブは7.27後楽園でオカダを急襲して以来の参戦。大舞台での遺恨対決に向け、再び両雄の抗争が幕を開ける。
先発はオカダとコブ。オカダは組み合うと見せかけ、不意打ちのキックから打撃を連発。そしてブレーンバスターの体勢に入るが、逆にコブが持ち上げる。オカダは着地してショルダータックル。しかし、仁王立ちのコブは、逆にショルダータックルでなぎ倒す。オカダは一旦場外にエスケープ。
次は天山とオーカーンのマッチアップ。オーカーンはバックを取るが、天山はロープエスケープ。すると、オーカーンは頭をはたいて挑発。そしてモンゴリアンチョップを連発する。
だが、天山は三発目を切り抜けると真モンゴリアンチョップ。オーカーンもモンゴリアンチョップを繰り出すが、天山が競り勝つ。
天山はヘッドバットから串刺しラリアット。さらにブレーンバスターを狙うも、オーカーンは切り抜け、モンゴリアンチョップのフェイントから地獄突き。そして馬乗りでチョーク攻撃。場外ではコブがオカダを両足で踏みつける拷問攻撃。
天山が場外にエスケープすると、オーカーンは鉄柵に叩きつける。戦場がリングに戻ると、コブが天山にヘッドバット。しかし、自身がダメージを負ってしまう。
するとコブは天山に顔面かきむしり。そして天山を抱え上げ、ヒザを腹部に打ち込みながら、オカダを挑発。コブは天山に掟破りのモンゴリアンチョップ。すると天山も真モンゴリアンチョップ。
だが、コブは天山を捕獲し、オーカーンがモンゴリアンチョップを連発。劣勢の天山だったが、カウンターのニールキックをオーカーンにお見舞い。
スイッチしたオカダはオーカーンにランニングエルボー。そして、相手コーナーのコブを叩き落すと、オーカーンに串刺しエルボー、DDTを食らわせる。
続いてオカダはマネークリップを決めるが、コブがカット。UNITED EMPIREはダブル攻撃を狙うも、オカダは切り抜けて同士打ちを誘い、オーカーンにはネックブリーカードロップ。
さらにオカダはリバースネックブリーカーを狙うが、オーカーンは切り抜けると、サイドスープレックスを炸裂。
次はコブがオカダを肩に担ぎ上げて、コーナーに交互に打ち付ける。そしてランニング式のバックドロップをお見舞い。
ここでオーカーンはレインメーカーポーズからバックに回るが、オカダは脱出してロープへ。コブはアスレチックプレックスを狙うも、オカダは回避し、ツームストンパイルドライバーの体勢に。だが、コブは切り抜けてロープへ。するとオカダはフラップジャックを決める。
スイッチした天山はコブにショルダータックルを連発。さらに真モンゴリアンチョップ、ヘッドバット。そして串刺しラリアットからブレーンバスターの体勢に。こらえたコブはロープに走るが、天山はマウンテンボムを炸裂。
天山はコブをアナコンダバイスで捕獲。しかし、オーカーンがカット。そして串刺しラリアットから、UNITED EMPIREは王統流二段蹴り&トラースキックのサンドイッチ攻撃。
カバーをカットしたオカダは、コブをツームストンパイルドライバーの体勢で捕らえる。だが、逆にコブがツームストンパイルドライバーでオカダを突き刺す。
天山はコブに真モンゴリアンチョップを食らわせ、TTDの体勢に。しかし、オーカーンがカットに入り、王統流二段蹴りをヒット。すかさずコブがアスレチックプレックスで叩きつけ、最後はレインメーカー式のツアー・オブ・ジ・アイランドで3カウントを奪取した。
試合後もオカダは場外でダウン状態。セコンドのヤングライオンがオカダの首をアイシングする。コブはその姿をコーナーから見下ろし、オカダを挑発するように両手を広げる。オカダはセコンドの肩を借りて退場。
続いて、オーカーンは「ひれ伏せ、後楽園の愚民ども! 朗報だ! 今宵から四日連続で、われわれ帝国が勝利を報告してやる! ひれ伏せ、オカダ・カズチカ! いいか! これがグレート-O-カーン、そしてジェフ・コブ。そう、UNITED EMPIREの力だ!」と咆哮した。