メイン(第5試合)は9.4メットライフで一騎打ちを行なうオカダ・カズチカとジェフ・コブが、それぞれ小島聡、グレート-O-カーンをパートナーに対決。
昨日の前哨戦の試合後、コブは「いまのUNITED EMPIMEに必要なのは大きな勝利だ。これは俺個人の試合じゃない、UNITED EMPIREを代表して戦う!」と力強くコメント。対するオカダは「ツームストンは1発で終わると思うなよ。何回でも、DDTでも、場外でもいろいろ突き刺してやる。それから最後、ワン・ツー・スリーだよ」とこちらも勝利を宣言。火花を散らす両者は、今宵はどのような戦いを繰り広げるのか?
先発はオカダとコブ。コブは重い打撃を見舞い、さらにヘッドバットでひざまずかせる。
オカダもエルボーで反撃し、ショルダータックルを連発。だが、コブはビクともせず、逆にショルダータックル。しかし、オカダはカニバサミで転倒させてエルボードロップ。
スイッチした小島はコブにハンマーパンチを連発。さらにネックブリーカードロップをお見舞い。
コブもヘッドバットで反撃するが、小島は打撃で黙らせ、オカダと交代。オカダはコブにチンロック。そして後頭部にエルボー。
続いてオカダはボディスラムからセントーン・アトミコを炸裂。オカダが挑発するように蹴りつけると、コブは重い打撃で反撃。続く串刺しエルボーはオカダがかわし、逆に串刺しエルボー。しかし、コブは豪快なフロントスープレックスで放り投げる。ここからUNITED EMPIREは場外戦に持ち込む。
コブはオカダに全体重を浴びせ、サーフィンのようなポーズで挑発。さらにコブはハンマーパンチを見舞い、先にリングへ。オカダはカウント16でリングに生還。
続いてオーカーンがオカダに玉座。さらにオカダのヒザを踏みつけていく。UNITED EMPIREはすばやいスイッチワーク。今度はコブがオカダをバックブリーカーのように持ち上げ、ヒザを打ち付けてから放り投げる。コブはオカダを踏みつけ、レインメーカーポーズならぬアロハメーカーポーズを披露。
次はオーカーンがオカダにストンピング。さらにモンゴリアンチョップを連発してカバー。これはカウント2。
オカダは打開しようとエルボーを連発。そして、突進してきたオーカーンにフラップジャックをお見舞い。
スイッチした小島はオーカーンにマシンガンチョップ。コブがカットに入るも、小島は同士打ちを誘い、コブにもマシンガンチョップ。
小島はオーカーンに串刺しエルボーから「いっちゃうぞバカヤロー!」の雄叫びを上げ、ダイビングエルボーを投下。
勢いに乗る小島はローリングエルボー。さらにブレーンバスターを狙うも、オーカーンが足を踏みつけて阻止。そして一本背負いを狙うが、小島は切り抜けてDDTで突き刺す。
小島はコジコジカッターを狙うが、オーカーンは回避してコーナーに打ち付ける。そして背中にモンゴリアンチョップを連発し、トップコーナーに小島を設置して宙吊り状態にする。続いてオーカーンは小島の顔面にスライディングキックを炸裂。
勢いに乗るオーカーンは小島に大空スバル式羊殺し。そしてアイアンクローからエリミネーターを狙うが、小島は脱出。ならばとオーカーンはラリアットを繰り出すが、小島はオーカーンの腕をラリアットで撃ち落とし、コジコジカッターを炸裂。
次はオカダとコブのマッチアップ。オカダはロープワークからランニングエルボーをヒット。さらにツームストンパイルドライバーを狙うも、コブはこらえる。
ここから両者は激しいエルボー合戦に突入。オカダはコブの重い打撃にヒザから崩れるも、気合いでエルボーを打ち込む。だが、コブはオカダをひるませツームストンパイルドライバーの体勢に。
オカダは切り抜けるとマネークリップで捕獲。しかし、背後からオーカーンがハンマーパンチでカットする。
続いてUNITED EMPIREはオカダにトレイン攻撃。さらに王統流二段蹴りとトラースキックのサンドイッチ攻撃。続くダブル攻撃を切り抜けたオカダは、7.25ドームでコブを沈めたエビ固めを仕掛ける。だが、オーカーンがカット。すると、小島がオーカーンを場外に連れ出す。
リング上、オカダはエルボーの連発からもう一度ツームストンパイルドライバーの体勢に。コブが耐えると、オカダはロープへ。すかさずコブは相手のお株を奪うドロップキックを炸裂。
そしてコブはレインメーカー式のツアー・オブ・ジ・アイランドを狙う。オカダは切り抜けるが、コブは強烈なエルボーからロープへ。すると、オカダは打点の高いドロップキックをヒット。
スイッチした小島はコブをエルボーでなぎ倒す。そしてブレーンバスターで叩きつけてカバーするが、オーカーンがカット。するとオカダがオーカーンを場外に連れ出す。
小島はラリアットを狙うも、コブはトラースキック。そしてショートレンジラリアットから、コブは小島のようにサポーターを投げ、ラリアットの体勢に。
しかし、小島が右腕を上げて相打ちに持ち込むと、コブはヒザから崩れてしまう。小島は気合いを入れてラリアットを狙うも、コブはカウンターのアスレチックプレックス。
オカダがコブに襲い掛かるが、背後からオーカーンがモンゴリアンチョップ、さらに王統流二段蹴り。すかさずコブはオカダにツームストンパイルドライバーをお見舞い。そして、最後はコブがレインメーカー式のツアー・オブ・ジ・アイランドで小島を撃沈。UNITED EMPIREに凱歌が上がった。