現地時間8月14日のロサンゼルス大会でランス・アーチャーを破り、日本人初のIWGP USヘビー級王者に輝いた棚橋が登場。自ら次期挑戦者に指名した飯伏を相手に初防衛戦を敢行。
両者ともに感極まった表情の中で試合開始となり、ロープ際で飯伏がクリーンブレイク。そこから棚橋がヘッドロックで絞ると、飯伏がヘッドシザースへ切り返していく。
その後、棚橋が腕を固めると、飯伏はバク転で切り返して反対に腕を取る。だが、棚橋は低空ドロップキックで飯伏の左膝を撃ち抜き、ダウンさせる。
ここから棚橋は飯伏の脚に集中攻撃を仕掛け、インディアンデスロックでロープエスケープさせる。そして、飯伏のエルボー連打を受けても怯まず、エルボー→太陽ブロー→エルボースマッシュの連続弾を見舞う。
しかし飯伏は、カウンタードロップキックで逆転し、打撃コンビネーション、レッグラリアット、その場飛びムーンサルトプレスで追撃。そして、フランケンシュタイナーで棚橋を場外へ追いやり、三角飛びムーンサルトアタックを食らわせる。
さらに飯伏は、スワンダイブミサイルキックで追い討ちをかけるが、棚橋はドラゴンスクリューで挽回。その後、両者がノーガードでエルボーを打ち合い、競り勝った飯伏が棚橋の後頭部へさらにエルボーを連打していく。
続いて飯伏はカミゴェの体勢に入るが、棚橋がツイスト&シャウトへ切り返す。そして、スリングブレイドから張り手に繋ぐと、再びスリングブレイドを食らわせる。
ここで棚橋は青コーナー最上段からハイフライフローを繰り出すが、飯伏が両膝で防御し、そのまま両手を掴んでカミゴェをヒットさせる。
さらに飯伏は、ボマイェで追撃し、再びカミゴェの体勢に入る。これを棚橋が抵抗して強引に立ち上がると、右手だけを離してその場飛びジャンピングニーアタックを食らわせる。
その直後、飯伏は再び棚橋の両手をクラッチしてカミゴェを狙う。だが、棚橋が腕をクロスさせて抵抗し、その場飛びスリングブレイドで押し倒す。
続いて棚橋はドラゴンスープレックスホールドで飯伏に3カウントを迫り、青コーナー最上段からボディアタック式ハイフライフローをお見舞い。そして、今度こそ(正調)ハイフライフローを炸裂させ、片エビ固め3カウントを奪取した。