新日本プロレスLA道場で武者修行中の成田が、コナーズ&TJPとトリオを結成。前々回のエピソード52から因縁が生まれたロッサーと、6人タッグ戦で対決。
まずは、今回が初参戦のガルシアが先発し、旧ロサンゼルス道場に所属していたTJPと対決。TJPがコークスクリューヘッドシザースホイップで投げ飛ばし、卍固めを仕掛ける。
そのままTJPがガルシアを赤コーナーへ追い込み、コナーズ&TJPが合体ブレーンバスター、コナーズがフェースクラッシャーで追撃。しかしガルシアは、逆水平チョップ&エルボー連打で巻き返す。
これでコナーズが孤立し、イェハイとロッサーに追撃される。だが、変則ロープワークからのショルダータックルでロッサーを吹き飛ばし、赤コーナーへ帰還。
タッチを受けた成田は、ジャーマンスープレックスを仕掛けるが、ロッサーがロープを掴んで抵抗。すると成田はフロントハイキックでロッサーをダウンさせ、ロープ越しのスリーパーホールドで絞め上げる。
今度はロッサーのローンバトルとなり、成田がストンピング連打、TJPがスリーパーホールド、低空ドロップキック、顔面ウォッシュなどで攻め立てる。しかし、ロッサーはボディスラムでコナーズを叩きつけ、ジャンピングヒップドロップで逆転に成功。
コナーズ対イェハイとなり、イェハイがショルダータックル、エルボー、つま先踏みつけ攻撃などで一気に攻め込む。そして、乱入したTJPに逆水平チョップとショートレンジラリアットを浴びせ、ボディスラムでコナーズを投げ捨てる。
イェハイの攻勢は続き、逆水平チョップ、カウンタートーキック。だが、コナーズがカウンターパワースラムで逆襲し、青コーナーへ帰還。タッチを受けたTJPがコナーズのアシストでイェハイにデトネーションキックを浴びせ、直後にコナーズがスピアーで吹き飛ばす。
そこへロッサーが入ると、成田がショルダータックルで蹴散らす。その成田をガルシアが排除するも、すぐさまTJPが変型バックドロップで叩きつける。そして、コーナーを利用したスイングDDTでイェハイを突き刺した。
成田対ガルシアとなり、ガルシアがフロントハイキックで先制。さらに、カウンターフロントハイキックから逆水平チョップを浴びせる。すると成田は、カウンターフロントスープレックスで挽回し、スリーパーホールドで追い討ち。だが、ガルシアが後方回転して体勢を入れ替え、後頭部へ低空ドロップキックを食らわせる。
続いてガルシアはブレーンバスターの体勢に入るが、成田が背後へ回ってスリーパーで捕獲。そして、コブラツイストへ移行すると、ダブルリストアームサルトで叩きつける。それでもガルシアが肩を上げると、成田は両手首をクラッチしたまま立ち上がり、成田スペシャル4号で3カウントを奪取した。
試合後、成田はロープ際で仁王立ちとなり、場外にいるロッサーを指さして挑発した。
SUMMER STRUGGLE USA
- 日時
- 2021年8月21日(土) 開場 11:00 (JST)開始
- 会場
- 非公開
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第2試合 20分1本勝負
MATCH REPORT
COMMENT
TJP「俺にとっては汗もほとんどかかないようなイージーな試合だったな。何をやっているんだよ!?」
コナーズ「どういう意味だ!?」
TJP「タッチしたあと、トップロープにいただろ」
コナーズ「あそこはスピアーのタイミングだった」
TJP「俺がピンフォールで試合を決めるところだったのに」
コナーズ「まただな。だが、あそこは畳みかける必要があったんだ」
TJP「まあ、いい」
コナーズ「俺の作戦がうまくいったじゃないか」
TJP「相手を仕留めて勝つこともできたし、いい試合だったんじゃないか。次もこの調子でいこう。こっちへ来てくれ」
コナーズ「頼む(※と言って成田を呼び入れる)」
TJP「(※成田を指さし)成田蓮はいまLA DOJOで1番の選手と言ってもいいだろう。俺が長年見てきた中でも最高の選手の1人だ。技だけじゃなく心も備わっている。こいつは一筋縄ではいかないぞ。フレッド。“Mr. No Days Off”がいま以上に休みなく働き続けることを望んでいると、俺は信じているぜ。なぜならお前の次の相手は成田だからだ」
コナーズ「お前の時間だ。続けてくれ(※と言って成田の胸を叩いてコメントを促し、TJPと共に立ち去る)」
成田「フレッド、元WWEスーパースターとか関係ねぇんだよ。ここは! お前ん家でもねぇんだよ。新日本プロレスのリングなんだ。(※カメラを指さし)潰してやるからな」
イェハイ「クラーク・コナーズに脚をやられて、やり返すことができなかった。クソッ!!」
ガルシア「(※首を押さえ)俺も最後のスープレックスで首を極められて息をすることができなかった。今日は勝つことができると思っていたのに。フレッド、あいつはお前の相手だろ!?」
ロッサー「落ち込む必要はない。俺たちはドリームチームだ。負けても落ち込まなくていい。成田蓮、お前はリスペクトという言葉を学ぶ必要がありそうだな…」
※ここで成田が現れてロッサーへ急接近し、イェハイ&ガルシアは先に立ち去る。
ロッサー「いまは俺が話している時間だ。何が言いたいかわかるか!?」
成田「……(※至近距離でロッサーを睨み、顔を指さす)」
ロッサー「俺がいま日本語で言うことができるのは、(※腰にベルトを巻く仕草をして)コレガホシイ(※1対1のジェスチャー)」
成田「……(※黙ってうなずいて立ち去る)」
ロッサー「俺はお前のバックステージコメントで邪魔していないんだから、お前も俺のコメントを邪魔するな」