メイン(第5試合)は『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2021』公式戦、SHO&YOHvs石森太二&エルファンタズモ。SHO&YOHは6.23後楽園で石森&ファンタズモ組に敗れ、IWGPジュニアタッグ王座から陥落。その後、YOHがスランプに陥っている。18~20年と『SJTL』3連覇中だが、波に現在は乗りきれていないSHO&YOH。ここで因縁の相手に勝利を収め、開幕スタートダッシュに成功するか?
石森&ファンタズモはIWGPジュニアタッグのベルトを携えて入場。そして、かわいい二人が描かれたシャツをアピールする。
先発はSHOとファンタズモ。すばやいグラウンドでの攻防から、両者は一旦距離を取る。次はロックアップからファンタズモがヘッドロック。そしてロープワークの攻防に移るが、ファンタズモはスキをついてSHOを強引になぎ倒す。続いてファンタズモはティヘラを狙うが、SHOが空中でキャッチ。だが、ファンタズモは脱出する。
しかし、RPG 3Kはファンタズモに連携の低空ドロップキックをヒット。そして石森にはダブルのドロップキック。石森&ファンタズモは場外にエスケープし、「タイム!」と要求。
戦場がリングに戻ると、YOHが石森に串刺しエルボーからネックブリーカー。続いてバックの取り合いから、石森はうまくYOHを場外に追いやる。これを合図にBULLET CLUBは場外戦に持ち込む。ファンタズモはYOHに顔面かきむしり。石森はSHOを鉄柵に叩きつける。
次はファンタズモがYOHをボディスラムで叩きつけ、セカンドロープからエルボーを落とす。続いて石森がセカンドロープからYOHの背中に引っかき攻撃。
続いて石森はYOHをネックロックで捕らえ、自身の肩を連発で打ち付けていく。そして、ファンタズモがYOHをコーナーに逆さ吊りにすると、石森&ファンタズモはフェイントからYOHの急所を踏みつけるダーティーファイト。
劣勢のYOHだったが、石森&ファンタズモをうまく同士打ちさせ、石森にはドラゴンスクリューをお見舞い。そしてスイッチしようとするが、ファンタズモがSHOを場外から引きずり下ろして交代を阻止。
ピンチのYOHだったが、トレイン攻撃を切り抜け、ようやくSHOにスイッチ。SHOはエプロンのファンタズモにスライディングキック。そして石森をショルダータックルでなぎ倒して気合の雄叫び。
続いてSHOは石森の腕を掴んだまま胸板と背中にキックを連打。さらにサッカーボールキックを叩き込んでカバーするが、石森はカウント2でキックアウト。
SHOはバックを取るが、石森は脱出。だが、SHOはもう一度バックを取って、ジャーマンのモーションから腕ひしぎ逆十字へ。
石森がロープに逃げると、SHOはアームブリーカーを連発。だが、石森もハンドスプリング式のスクリューキックで反撃。
次はYOHとファンタズモのマッチアップ。エルボーの応酬からYOHはトラースキック。しかし、吹っ飛んだファンタズモは、ロープの反動を利用してラリアット。だが、YOHはトラースキックからジャーマンスープレックス。これはカウント2。
YOHはファンタズモをトップコーナーに設置し、雪崩式ブレーンバスターを狙う。しかし、切り抜けたファンタズモは前方回転し、シットダウン式パワーボムを炸裂。
そしてファンタズモはロープに走るが、SHOがカウンターのスピアー。さらにファンタズモに対し、RPG 3Kはダブルジャンピングニー、続いてカナディアンハンマー&フェイスバスターの合体技をお見舞い。
ここを勝機と見たRPG 3Kは3Kを狙うが、石森がカット。ファンタズモはSHOを場外に追いやる。今度は石森&ファンタズモがYOHに対し、コードブレイカーからムーンサルトプレスの連携攻撃。カバーをSHOがカットに入ると、石森が場外に追いやる。
そしてファンタズモがスピニングアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げ、石森がスワンダイブのジャンピングニーを合わせる連携攻撃。
SHOが救出に入るも、石森&ファンタズモはキックの波状攻撃。ファンタズモは場外に落ちたSHOに対し、トップコーナーからムーンサルトアタック。
リング上、石森がYOHに対してジャンピングニーからブラディークロスを狙うが、回避したYOHは逆さ押さえ込み。しかし、カウントは2。
ならばとYOHは首固め、さらにファイブスタークラッチ。だが、石森は切り抜けてBone Lockで捕獲。YOHがロープに逃げようとすると、石森はリング中央に戻し、一気にブラディークロスを炸裂。石森が3カウントを奪い、王者組が2点を獲得した。