第4試合の『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2021』公式戦は田口隆祐&マスター・ワトvsエル・デスペラード&金丸義信。両チームは今年の1.5東京ドームでIWGPジュニアタッグ王座を賭けて激突。そのときはデスペラードが田口をピンチェ・ロコで沈め、王座防衛に成功。それから半年以上空けての再戦、軍配が上がるのは果たして?
デスペラード&金丸はゴングを待たずに奇襲攻撃。金丸はワトを場外に連れ出す。リング上、デスペラードは田口の後頭部にエルボー。田口もパンチを返すが、デスペラードは顔面かきむしり。
続いてデスペラードはロープに走るも、田口&ワトはダブルのリープフロッグ。そして連携のヒップアタック。さらにワトが金丸を転倒させ、田口の臀部に顔面を打ち付ける連携攻撃を見せる。
次はワトがデスペラードにキックを連発。デスペラードはその蹴り足をつかんでヒザ蹴り。だが、ワトは強烈なハイキックでダウンを奪う。
スイッチした田口はデスペラードに独特な掌底を連発。さらにヒップアタックを繰り出すが、デスペラードはかわす。すると、金丸が田口を場外で捕獲し、鉄柵に叩きつけてから場外マットにブレーンバスター。
続いてデスペラードが田口をエプロンに固定し、金丸がキックをヒット。戦場をリングに戻すと、金丸は田口のノド付近を踏みつける拷問攻撃。
金丸は田口をボディスラムで叩きつける。次はデスペラードが田口の右ヒザにニードロップ。さらに田口のモモ裏にヒザを落とす。
スイッチした金丸は田口をハンマースルー。するとデスペラードが場外から足を捕らえて転倒させ、すかさず金丸が田口の顔面に低空ドロップキック。さらにロープを用いて逆エビ固めを見舞う。
次はデスペラードが串刺し攻撃を狙うが、田口は切り抜けてヒップアタック。しかし、デスペラードはアトミックドロップで迎撃。だが、田口は技の読み合いから意地のヒップアタックをヒット。
スイッチしたワトはデスペラードにスワンダイブのエルボーアッパーをヒット。そして気合いを入れると、パワーボムの体勢に入るも、デスペラードがショルダースルーでリバース。
ここから両者は打撃の応酬。そしてエルボーを激しく打ち合う。デスペラードはワトの足を踏みつけて動きを止め、ギターラ・デ・アンヘルを狙う。ワトは切り抜けてレシエントメンテの体勢に入るが、デスペラードもディフェンス。
そして技の読み合いから、ワトがティヘラへ。しかし、デスペラードは空中でキャッチ。ワトは脱出するが、デスペラードはバックドロップをお見舞い。
次は金丸がワトに低空ドロップキック。劣勢のワトだったが、カウンターのゼロ戦キックで応戦し、田口にスイッチ。
田口は金丸に串刺しヒップアタック。さらにスワンダイブのヒップアタックを決めてカバーするが、金丸はカウント2でキックアウト。
すると田口はオーマイアンドガーアンクルへ。金丸は脱出すると、突進してきた田口のヒザに低空ドロップキック。
ここでデスペラード&金丸は田口に連携のバックドロップ。そして金丸がブリティッシュフォールを狙うも、田口は切り抜けてスリーアミーゴスへ。しかし、三発目は金丸が切り抜けてロープへ。すると田口はカウンターのヒップアタック。
ここから田口&ワトは金丸にトレイン攻撃。さらに田口がワトをカサドーラで抱え上げ、金丸にボディプレス。だが、カバーはデスペラードがカットする。
田口はどどんスズスロウンを狙うも、金丸は切り抜ける。そして丸め込み合戦から、田口が延髄斬りをヒット。
そしてどどんを狙うも、デスペラードがカット。するとワトがデスペラードにスワンダイブのミサイルキックからトルニージョ。
リング上、田口は金丸にギタッてからケツイェ。だが、田口が近づいてきたところを、金丸はサムソンクラッチ。この丸め込み技で電光石火の3カウントを奪取し、白星スタートに成功した。
試合後、田口は頭を抱えて無念の表情。