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第4試合はスペシャルシングルマッチ、オカダ・カズチカvsジェフ・コブ。7.25東京ドームで対決したオカダとコブが、今度はメットライフドームで第2ラウンドを迎える。東京ドーム大会ではオカダが一瞬のスキをついたエビ固めで辛勝。しかし、コブは帰国と見せかけ、7.27後楽園で試合後のオカダを襲撃。相手のお株を奪うようなレインメーカー式のツアー・オブ・ジ・アイランドで豪快にKOすると、「俺たちはまだ終わってない。”ヤングボーイ”のオマエに決定権はない」と、オカダを若造扱いしながら抗争の継続を通達した。
8.24後楽園からの前哨戦ではコブが全勝。しかし、オカダは最終前哨戦の8.27後楽園の試合後、「チャンピオンがどうだとか関係ない。ジェフだけじゃない、プロレスファン全員にわからせてやる。誰が一番強いか、誰が最高にカッコいいか、誰が最高に面白い試合をするか。俺しかいねえだろ、コノヤロー！」と咆哮した。
勢いに乗るコブがオカダを豪快な投げ技の餌食とするか？ それともオカダが難敵から連勝を収め、その実力を示すか？
コブにはグレート-O-カーンがセコンドとして帯同。単独入場のオカダは、気合の入った表情でリングイン。
開始のゴングと同時に両者は突進。そしてオカダがエルボーからスウィンギングネックブリーカードロップ。さらにフライングメイヤーを見舞ってからロープに飛ぶが、コブはすばやく立ち上がりショルダータックル。オカダは一旦、ロープにエスケープする。
オカダはコブを場外に誘う。だが、コブがリングを下りると、オカダはリングへ。続いてコブがリングに戻ると、オカダはまたも場外に下りる。そして、コブがリングを下りたところで襲いかかる。
コブも応戦するが、オカダはコブをオーカーンに突き飛ばす。さらにコブを鉄柵にハンマースルー。オカダはコブの背中にハンマーパンチ。そして鉄柵に腰を打ち付け、両足で踏みつけて挑発するように“アロハメーカー”ポーズを披露する。
オカダはコブをリングに戻し、串刺し攻撃を狙うが、切り抜けたコブは豪快なフロントスープレックス。さらにストンピングを連打。そして肩に担ぎ上げ、対角コーナーを往復して交互にコーナーパッドに叩きつける。
オカダもエルボーで反撃するが、コブは腹部にヒザ蹴り。そしてロープに走ると、オカダはフラップジャックの体勢に。この動きを一度は読んだコブだが、オカダは意地でフラップジャックを決める。
オカダはロープで加速をつけてランニングエルボー。さらに串刺しエルボーを見舞うが、コブはキャッチすると旋回してパワーボムのように叩きつける。オカダは場外に転がり落ちる。
コブは場外に下り、オカダに強烈な逆水平チョップ。さらにフライングメイヤーから両足でオカダを踏みつけ、サーフィンのようなポーズを見せて挑発。そしてコブはストンピングを見舞ってからリングへ。
コブはもう一度場外に下り、オカダをリングに戻す。オカダはエルボーを連発するが、コブは強烈なダブルチョップ一発でなぎ倒す。コブはオカダを引きずり起こすと、コーナーにハンマースルー。オカダは激突した衝撃でリングに転倒。
コブはオカダを踏みつける屈辱的な攻撃。さらに背中にヒザ蹴りとエルボーアッパー。そして背後からベアハッグで締め上げる。
コブはそのままベアハッグで担ぎ上げ、コーナーに放り投げる。そしてオカダにエルボーを打ってこいと挑発。オカダはエルボーを連発するが、コブはヘッドバット一発でオカダのひざまずかせる。
オカダはフロントキックからリバースネックブリーカーを狙うが、こらえたコブはエルボー。そして突進するも、オカダはショルダースルーの体勢で担ぎ上げ、リバースネックブリーカーを決める。
続いてオカダはランニングエルボーからDDTを3連発。そしてマネークリップを決めるが、コブはロープエスケープ。
コブは打撃でオカダをひるませ、セカンドロープに上るも、オカダはドロップキック。コブは場外に墜落してしまう。オカダはコブの腰を鉄柵に叩きつけ、フロントキックを炸裂。コブは鉄柵の外に吹っ飛ぶ。ここでオカダは手拍子を煽り、鉄柵超えのフライングクロスボディ。だが、コブはオカダを空中でキャッチすると、そこから力づくでブレーンバスターの体勢に持ち込み、場外フロアに叩きつける荒技。オカダは大ダメージを負ってしまう。
オカダはカウント19でなんとかリングに生還。するとコブは肩に担ぎ上げ、コーナーパッドに叩きつけてからアバランシュホールド。オカダがカウント2で跳ね返すと、コブはその場飛びムーンサルトプレス。これもオカダは必死に跳ね返す。
オカダはエルボーを打ち込むが、力が入らない。コブはハンマーパンチを叩き込み、ツアー・オブ・ジ・アイランドの体勢に。だが、オカダはロープで踏みとどまり、突進してきたコブをうまく場外に落すと、プランチャを見舞う。
だが、コブはまたもキャッチしてブレーンバスターの体勢に。しかし、オカダは背後に着地し場外でDDTを敢行。オカダはコブをリングに投げ入れ、トップコーナーからミサイルキックをヒット。
そしてツームストンパイルドライバーを狙うも、逆にコブが担ぎ上げる。だが、オカダは脱出して背後からドロップキック。さらに正面からドロップキックをヒット。
そして今度こそツームストンパイルドライバーに成功し、マネークリップにつなぐ。コブは足でロープエスケープ。
オカダはフロントキックを繰り出すが、コブは蹴り足をキャッチしてキャプチュードの体勢に。だが、オカダは切り抜けてロープに走ろうとする。しかし、コブはタイツをつかんで引き寄せると、ツームストンパイルドライバーのクラッチで一気に持ち上げ、パイルドライバーで突き刺す。
コブはオカダを引きずり起こすが、オカダはエルボーを返す。ここから両者は力を振り絞ってエルボーの打ち合いに。オカダがよろけると、コブは串刺しエルボー。さらにオカダの両足を捕獲。オカダはロープをつかんでしのごうとするが、コブは強引に引っこ抜いて、一気にアスレチックプレックスで叩きつける。
そしてツアー・オブ・ジ・アイランドを狙うも、オカダはショットガンドロップキック。そしてローリングエルボーを放つが、かわしたコブはトラースキック。続いてレインメーカーのようなかたちに入るも、オカダは切り抜け、なりふり替まず打撃を振るう。
そしてオカダはロープに走るが、コブは相手のお株を奪うドロップキック。さらにツームストンパイルドライバーで突き刺しアロハメーカーポーズ。続いてレインメーカー式ツアー・オブ・ジ・アイランドの体勢に入るが、回避したオカダはローリングラリアット。だが、コブは倒れず。
するとオカダは逆さ押さえ込みの体勢からショートレンジラリアット。さらにショートレンジラリアットを繰り出すが、かわしたコブはロープへ。するとオカダはカウンターのドロップキックをヒット。そして旋回式のツームストンパイルドライバーを決め、雄叫びを上げてから、レインメーカーを狙うも、コブはカウンターで担ぎ上げてツアー・オブ・ジ・アイランドの体勢に。
だが、オカダは脱出し、ツームストンパイルドライバーの体勢に。そのままコーナーに後退すると、コブはトップコーナーに座る。するとオカダはコブを捕らえ、雪崩式のツームストンパイルドライバーを狙う。だが、コブはエプロンに下り、オカダの顔面にトラースキック。
そして、コブはトップロープに上り雪崩式攻撃を狙うが、オカダはエルボーで落とす。しかし、コブは下から突き上げるようなヘッドバット。続いて一気に雪崩式のツアー・オブ・ジ・アイランドを炸裂。そして最後はツアー・オブ・ジ・アイランドを決めて3カウントを奪取。コブが計り知れないパワーで、オカダから価値ある勝利を収めた。
試合後、オーカーンがコブに駆け寄って介抱。そしてコブは勝ち名乗りを受け、オーカーンはUNITED EMPIREのタオルを高々と掲げる。続いてコブは勝利のアロハメーカーポーズを披露。ダメージの深いオカダはセコンドの肩を借りて引き上げた。
