第3試合は矢野通&YOH&SHOvsチェーズ・オーエンズ&石森太二&エル・ファンタズモ。矢野は9.4メットライフドームでの「KOPW 2021」争奪戦で、保持者のオーエンズに挑戦。だが、前哨戦ではいまのところオーエンズが優勢の状態。SHO&YOHと石森&ファンタズモは、8.7後楽園で開幕する『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2021』を見据えて激突。前日、エル・デスペラードに「テメーら、もうちょっとモノ考えてプロレスやれ」と痛烈なメッセージを送られたSHO&YOHは、現IWGPジュニアタッグ王者の石森&ファンタズモを相手に意地を見せたいところ。
石森&ファンタズモはIWGPジュニアタッグ、オーエンズはKOPWのトロフィーとテキサスヘビーのベルトを携えて入場。そしてオーエンズはトロフィーを投げつけようとして、矢野を精神的に揺さぶる。石森&ファンタズモはリングインすると、SHO&YOHにベルトを見せつけて挑発。
先発はSHOと石森。脇の差し合いから、石森はバックに回る。続いてリストの取り合いに。SHOがヘッドロックで捕らえると、石森はロープに飛ばすが、SHOはショルダータックル。
続いてRPG 3Kが連携攻撃を狙うも、ファンタズモがSHOに対し、場外から足を引っ張って妨害。ここからBULLET CLUBは場外戦に持ち込む。オーエンズは矢野に顔面かきむしり。石森はYOHを両肩に担ぎ上げて、フェンスの上に腹部から落とす拷問攻撃。ファンタズモはSHOを鉄柱に叩きつける。
戦場がリングに戻ると、石森がYOHに強烈なエルボー。さらに自軍コーナーにハンマースルーで叩きつけると、その衝撃でYOHは転倒。
スイッチしたファンタズモはYOHを挑発。YOHはエルボーを放つが、ファンタズモはエルボーでダウンを奪う。さらにロープを用いてYOHのノドを攻め立てる。
次はオーエンズがYOHの背中に引っかき攻撃。続いてYOHに対し串刺しエルボーから、引き寄せてショートレンジラリアット。
今度は石森がYOHの背中を引っ掻いていく。さらにファンタズモが鉄柱に立ち上がり、リングに飛び降りてからYOHの背中に引っかき攻撃。
続いて石森&ファンタズモはトレイン攻撃を狙うが、YOHはなんとか切り抜ける。ようやくスイッチしたSHOは、ファンタズモにバックエルボー。さらに石森をエプロンに追いやり、スライディングキックをヒット。
ここでオーエンズが飛び込み、ロープに走るも、矢野が場外から足を引っ張って妨害。SHOはファンタズモの腕を掴んだまま胸板と背中にキックを連打。
SHOはファンタズモのバックを取るも、ファンタズモはそのまま後退してコーナーに打ち付ける。さらにトンボを切ってから、セカンドロープに飛び乗りフライングクロスボディ、ライオンサルトとたたみかける。
続いてファンタズモはスピニングネックブリーカーを狙うが、SHOは切り抜けて滞空時間の長い小股すくいスープレックス。
次は矢野とオーエンズのマッチアップ。互いにコーナーパッドを外すが、いち早く外した矢野はコーナーパッドで一撃。
だが、オーエンズは矢野を金具むき出しのコーナーに自爆させ、横入り式エビ固め。矢野が返すと、オーエンズはニー。矢野はかわし、技の読み合いから、オーエンズがロープへ。すると矢野はマンハッタン・ドロップ、さらにアトミックドロップをお見舞い。
スイッチしたYOHはオーエンズにドロップキック、さらにフライングフォアアーム。続いてRPG 3Kがオーエンズに連携の串刺し攻撃。そしてYOHがファルコンアローで叩きつけてカバーするが、ファンタズモがカット。
ファンタズモはRPG 3Kにエルボーを連発。だが、RPG 3Kはファンタズモにダブルジャンピングニー。さらに石森にはダブルのトラースキック。そして、オーエンズに連携攻撃を見せ、3Kを狙う。
だが、オーエンズは切り抜け、YOHをスタンディングのドラゴンスリーパーで捕獲。そして突っ込んできたSHOを捕らえると、そのままYOHの上に重ねて落とす荒技。続いてYOHにパッケージドライバーを決め、3カウントを奪取した。