第4試合は9.5メットライフドームでのIWGP世界ヘビー級王座戦で対峙する王者・鷹木と挑戦者EVILが、それぞれ内藤哲也&SANADA&BUSHI、高橋裕二郎&外道&ディック東郷とカルテットを結成して激突。
鷹木は7.30後楽園でEVILに対し、「ドームの借りはドームで返しててやる!オマエに大恥かかせてやる!」と宣戦布告。さらにバックステージでは「俺が(ベルトを)持ってると価値がない? じゃあ、オマエはどれだけ価値のあるレスラーなんだ? オマエはオカダ、棚橋と同等、いやそれ以上に価値のある戦いができるのか?」と挑発した。
鷹木はIWGP世界ヘビーのベルトを腰に、険しい表情で入場。
BULLET CLUBはゴングを待たずに奇襲攻撃を仕掛け、場外戦に持ち込む。EVILは鷹木に逆水平チョップ。そしてリングに戻すと、東郷がストンピング。
ここでEVILがベルトを手に、鷹木に殴りかかろうとするが、内藤がカットに入る。さらに内藤は東郷にティヘラ。そしてEVILには外道を踏み台にトルネードDDT。続いて外道にはネックブリーカー。
勢いに乗る内藤だったが、裕二郎がカウンターのラリアット。場外ではEVILが鷹木を鉄柵に叩きつけ、その衝撃で本部席が崩壊。
東郷が内藤をリングに投げ入れると、EVILが金具むき出しのコーナーにハンマースルー。続いて東郷が内藤の顔面にパンチ。そしてチンロックで固める。さらにフィストドロップを落としてカバーするが、内藤はカウント2でキックアウト。
スイッチした外道は内藤を場外に落とす。するとEVILがイスで土手っ腹に一撃。さらに鉄柵に叩きつけ、リングに戻す。外道がカバーするも、これはカウント2。
外道はL・I・Jを挑発しながら、内藤に顔面かきむしり。次は裕二郎が内藤の頭部にパンチ、エルボーを落とす。
内藤もパンチで反撃するが、裕二郎はヒザ蹴り。そしてロープにはりつけにしてフロントキック。続いてロープに走るも、内藤はうまく切り抜けてBUSHIと共に連携の低空ドロップキック。
スイッチしたSANADAは裕二郎のヒザに低空ドロップキック。ここで東郷と外道が襲いかかるも、切り抜けたSANADAは東郷にアトミックドロップ。すると東郷が吹っ飛び、外道と同士打ち。
SANADAは東郷にパラダイスロック。そして、突進してきた外道をカニバサミで転倒させ、東郷に誤爆させる。さらにSANADAは裕二郎にプランチャを見舞い、場内に大胸筋をピクつかせてアピール。
勢いに乗るSANADAはTKOを狙うも、裕二郎は手にかみつく反則攻撃。そしてフィッシャーマンズバスターを狙うが、今度はSANADAが手にかみつく。
裕二郎は突進してきたSANADAにカウンターのスタンガン。スイッチしたEVILはSANADAを金具むき出しのコーナーにハンマースルー。だが、二発目はSANADAがEVILを誤爆させ、ドロップキックをヒット。
スイッチした鷹木はEVILに強烈な逆水平チョップ。さらに追走キチンシンクからショルダータックル。そしてブレーンバスターで叩きつけてカバーするも、EVILはカウント2でキックアウト。
鷹木は「来た来た来たー!」と叫ぶと、EVILの首筋にエルボーを落とし、スライディングラリアットを狙うが、EVILは転がって回避。
すると鷹木はストンピングを連発。EVILはサミングで対抗し、さらに鷹木の足をレフェリーに預け、土手っ腹にトラースキックをお見舞い。
そして、EVILは鷹木に串刺しラリアットからフィッシャーマンズバスター。EVILは鷹木の後頭部を踏みつけて挑発。続いてダークネスフォールズを狙うも、鷹木は回避。
だが、EVILが鷹木をロープに振ると、東郷がエプロンからキック。しかし、鷹木は同士打ちを誘い、EVILにはバックエルボー、ナックル。そして龍魂ラリアットのフェイントからDDTで突き刺す。
次はBUSHIと外道のマッチアップ。BUSHIはティヘラ、さらにDDT。そしてロープに走るが、外道はマンハッタン・ドロップ。しかし、BUSHIは低空ドロップキック。
さらにロープを用いたオーバーヘッドキックからミサイルキックをヒット。外道が場外に落ちると、BUSHIはトペ・スイシーダを狙う。だが、東郷が場外から足を引っ張って妨害。
そして、外道がBUSHIにトラースキックを叩き込む。ここで裕二郎がレフェリーの気を引き、外道がメリケンサックで殴りかかる。だが、BUSHIは回避し、ここから両軍入り乱れる混戦模様に。
EVILはイスを手に襲いかかるが、鷹木が取り上げる。そして、「こんなもん、いらねえ!」と投げ捨てると、EVILにパンピングボンバー。さらに突進してきた外道にバックエルボー、ナックル、龍魂ラリアットをお見舞い。最後はBUSHIが外道にMXを決めて3カウントを奪取した。