第2試合は9.4メットライフドームで「KOPW 2021」争奪戦を行なう挑戦者の矢野通と保持者のチェーズ・オーエンズが、それぞれ棚橋弘至&上村優也、石森太二&エル・ファンタズモとのトリオで対決。
オーエンズはKOPWのトロフィー、そしてテキサスヘビーのベルトを携えて入場。石森&ファンタズモはIWGPジュニアタッグを腰にリングイン。棚橋は肉体を場内に向けてアピール。BULLET CLUBはToo Sweetサインをかわすと、ゴングを待たずに奇襲攻撃。
BULLET CLUBは3人がかりで矢野を蹂躙。ファンタズモは矢野の乳首をひねり上げる拷問攻撃。さらにトレイン攻撃を狙うが、矢野は切り抜ける。しかし、オーエンズとファンタズモが矢野の髪をつかむ。すると、棚橋が二人の髪を引っ張ってみせる。
次は上村と石森のマッチアップ。石森は髪をつかむが、上村ははねのけてエルボー。そしてショルダータックルでダウンを奪う。
上村は石森をボディスラムで叩きつけ、エルボードロップをお見舞い。続いて串刺し攻撃を狙うが、石森は切り抜ける。そして、ファンタズモが上村を場外に引きずり込んでいたぶる。
ファンタズモが上村をリングに戻すと、石森が耳をねじ上げるダーティーファイト。さらにフロントネックロックで捕らえ、オーエンズにスイッチ。
オーエンズは上村にフライングメイヤーからショルダークロー。BULLET CLUBはすばやいスイッチワーク。次はファンタズモがストンピングをたたきこむ。そして上村を捕らえ、オーエンズが上村の背中に引っかき攻撃。
次はファンタズモが上村の背中をひっかいていく。棚橋がカットに入ろうとするがレフェリーが制止。棚橋が背中を向けると、ファンタズモはスキをついて引っかき攻撃を敢行。
続いてオーエンズとファンタズモがやぐらを組んで、その上に石森が乗り上げるが、普通に下りて上村の背中に引っかき攻撃。
次はファンタズモが上村の背中を一本指で引っかいていく。上村もエルボーを返していくが、ファンタズモは強烈なエルボー。さらに上村のドロップキックを切り抜け、ライオンサルト。だが、上村もかわし、意地のドロップキックをヒット。
ようやくスイッチした棚橋はファンタズモに打撃のコンビネーションから、相手のお株を奪う引っかき攻撃。さらにフライングフォアアームをヒット。
棚橋は串刺し攻撃を狙うも、ファンタズモはキック。だが、棚橋は蹴り足を捕らえてドラゴンスクリュー。そしてテキサスクローバーを狙うが、オーエンズがカットに入る。すると棚橋はオーエンズにもドラゴンスクリュー。
棚橋はスリングブレイドのモーションに入るが、石森がエプロンからキックで妨害。そして石森&ファンタズモはダブル攻撃を狙うも、棚橋は切り抜ける。しかし、石森&ファンタズモはキックの連携攻撃で棚橋からダウンを奪う。
次は矢野とオーエンズのマッチアップ。オーエンズはパウダーの素振りを見せるも、これに矢野は惑わされず。そしてコーナーパッドを外し、金具むき出しのコーナーにハンマースルー。オーエンズが切り抜け、逆に投げるも、矢野は寸前で回避。そしてオーエンズを金具むき出しのコーナーに自爆させる。
だが、オーエンズもカウンターのフロントキックで反撃。そして矢野にパッケージドライバーを狙うも、矢野はディフェンス。
そして矢野はマンハッタン・ドロップを狙うが、オーエンズは回避。だが、矢野はうしろ髪をつかんで引き倒す。
スイッチした上村はオーエンズにエルボー連発。そしてジャンピングエルボーから串刺しドロップキック。続いて意地のバックドロップをオーエンズに決める。
上村は逆エビ固めを狙うも、オーエンズはキックで回避。さらに上村の串刺し攻撃をかわすと、すかさず石森&ファンタズモがトレイン攻撃。さらにオーエンズがランニングニーを決める。
すると棚橋と矢野がオーエンズに連携のスリングブレイドを決める。上村は雄叫びを上げ、オーエンズに閂スープレックスを炸裂。そしてカバーするも、オーエンズはカウント2でキックアウト。
上村は雄叫びを上げ、もう一度閂スープレックスの体勢に。だが、オーエンズはこらえ、ロープへ。上村はドロップキックを繰り出すが、その蹴り足をオーエンズが捕らえる。すると上村は丸め込むも、オーエンズはカウント2でキックアウト。そしてニーを決めて上村の動きを止め、最後はパッケージドライバーで上村を沈めた。