バイオレンス・アンリミテッド(キング&ディッキンソン)とウェストコースト・レッキングクルー(ネルソン&アイザックス)が対決する「TAG TEAM TURBULENCE」準決勝戦。
ディッキンソン対アイザックスで試合がスタートし、グラウンドの攻防を展開。そこからアイザックスが腕を絞るが、フレドリックスが切り返してショルダーアームブリーカーを連発していく。
だが、アイザックスがカウンターバックエルボーで逆襲し、スイッチしたネルソンがフットスタンプ、エルボースマッシュなどで追撃。それでもディッキンソンはネルソンが仕掛けたバックドロップを着地し、赤コーナーへ飛び込む。
キング対ネルソンとなり、ネルソンがエルボー連打からダイビングショルダータックルを発射。ところが、キングが跳ね返し、逆水平チョップ、ボディスラム、セントーンで追い討ち。
これでネルソンが孤立する展開となり、ディッキンソンドラゴンスクリューから逆片エビ固め。さらに、キングと共にダブルカウンターバックエルボーを食らわせる。
その後もネルソンは苦しい時間が続き、キング&ディッキンソンが連携攻撃を連発。しかし、雪崩式ブレーンバスターを仕掛けたキングを叩き落とし、今度こそダイビングショルダータックルでなぎ倒した。
ディッキンソン対アイザックスとなり、パンチの打ち合いからアイザックスがカウンターフライングラリアット。そして、座った状態のディッキンソンをブッコ抜いてジャックハマーを食らわせる。
続いてネルソン&アイザックスが合体パワーボムでディッキンソンに追撃。しかし、キングがフォールをカットし、ネルソンを場外へ落とす。そして、ディッキンソンがキングのアシストを受け、ボディプレスでアイザックスを押し潰す。
キング対ネルソンとなり、アイザックスの変型ジャーマンスープレックスホイップからネルソンがコーナーへのぼる。ところが、ディッキンソンがネルソンを転倒させ、アイザックスを場外へ落とす。
さらにディッキンソンがチキンウィングアームロックでアイザックスを分断すると、キングはカウンタースクラップバスターでネルソンを叩きつける。そして、間髪入れずにショートレンジラリアットを炸裂させ、3カウントを奪取した。
TAG TEAM TURBULENCE
- 日時
- 2021年7月24日(土) 開場 11:00 (JST)開始
- 会場
- 非公開
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第1試合 時間無制限1本勝負
「TAG TEAM TURBULENCE」準決勝戦※キング&ディッキンソンがトーナメント決勝戦へ進出
MATCH REPORT
COMMENT
キング「ウェストコースト・レッキングクルーが“西海岸の鉄球”に潰されてしまったな。お前たちの決勝進出の可能性をなくしてやった。クリスも言ってやれ」
ディッキンソン「アイザックスについて正直に言おう。あいつは俺のトレーニングパートナーだ。あいつは本物のアスリートだ。だからトレーニングパートナーに選んだ」
ブロディ「本物だな」
ディッキンソン「俺たちはベストな相手としか闘わない。前にも言ったようにここはプロレス界で最も激しい闘いが繰り広げられている場所なんだ。しかし、勝ったのは俺たちだ。俺たちが決勝戦に進む」
キング「ブッ潰してやる(※と言い残して先に立ち去る)」
ディッキンソン「グッド・ブラザーズだろうが、成田・永田組だろうが、関係ない。名誉と暴力の元に。俺たちはバイオレンス・アンリミテッドだ」
アイザックス「あいつらの攻撃は本当に効いた。体も傷だらけだ。トーナメント表を見たか? 本物しか出場してない。俺たちは今日、世界最高峰のタッグチーム、バイオレンス・アンリミテッドと対戦した。負けてしまった以上、『あいつらと闘えて幸せだ』とか『誇りに思っている』とかは言わない。次はこれまで以上に強くなったウェストコースト・レッキングクルーで戻ってくる」
ネルソン「新日本に参戦してまだ期間は短いが、このトーナメントを通して俺たちのことを証明できたと思っている。俺たちの試合を見たヤツらも俺たちの実力がわかったことだろう。今日は勝てなかった。俺たちはこの結果に満足していないし、負けるのは大嫌いだ。だが、クリス・ディッキンソン、ブロディ・キングと闘うことができたんだ。もし、プロレス団体を作るのであれば、あいつらみたいな本物のタッグチームが必要だな」
アイザックス「お前たちにはリスペクトしかないが、まだウェストコースト・レッキングクルーは一部分しか実力を見せていない。俺たちの名前を覚えておけ」