第3代IWGP世界ヘビー級王者の鷹木が、東京ドームの舞台で初防衛戦を敢行。鷹木は6.7大阪城ホールの王座決定戦でオカダを下し、同王座を獲得。今回、対戦予定だった飯伏幸太が誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)で欠場となったため、棚橋が代替挑戦者として名乗りをあげた。なお、鷹木と棚橋は1.30名古屋の「NEVER戦」でも対決しており、棚橋が鷹木から王座を奪取している。
ゴング直後、ロックアップから両者がロープ際へ行き、棚橋がクリーンブレイク。その後、手四つの力比べから鷹木が腕を取ると、棚橋は脚攻撃で対抗する。
続いて鷹木がヘッドロックで絞ると、棚橋はカニばさみからヘッドロックをお返し。だが、鷹木がショルダータックルを受け止め、反対に棚橋を吹き飛ばす。
ここから鷹木は連続攻撃を繰り出すが、棚橋がセントーンを回避してエルボードロップをお見舞い。そして、セカンドロープからフライングボディアタックを放つが、鷹木が受け止めてデスバレーボムを食らわせる。
さらに鷹木はロープ際のラリアットで棚橋を場外へ落とし、踏みつけ攻撃で追い討ち。そして、棚橋の頭部をエプロンへ叩きつける。
先にリングへ戻った鷹木は、ダブルフットスタンプ、キチンシンク、ショルダータックル、ブレーンバスター、スリーパーホールドなどで棚橋に追撃。
すると棚橋はエルボー→太陽ブロー→エルボースマッシュの3弾攻撃を繰り出すが、鷹木がカウンターバックエルボー→ショートレンジラリアットの連続攻撃で報復し、ブレーンバスターで投げ捨てる。
鷹木の攻勢は続き、袈裟固め、DDT、エルボースタンプ連打などで攻め込む。だが、棚橋はスライディングラリアットを回避し、低空ドロップキック、ドラゴンスクリューで巻き返す。
さらに棚橋は、カウンターフライングフォーアーム、ボディスラム、ダイビングサンセットフリップ、ランニング低空ドロップキックなどで追い討ち。そして、テキサスクローバーホールドを仕掛けるが、完全に極まる前に鷹木がロープへ手を伸ばす。
さらに鷹木は串刺し攻撃をかわして棚橋に串刺しショートレンジラリアットを見舞い、エルボー連打、パンチ&逆水平チョップ連打へ繋ぐ。そして、「もういっちょー!」と叫んで対角コーナーへh汁が、棚橋が追いかけて串刺しドロップキックを食らわせる。
これで鷹木が場外へ落ちると、棚橋はニュートラルコーナー最上段からボディアタック式ハイフライフローを敢行。そして、リングへ戻ると、ニュートラルコーナーで鷹木にエルボー連打を浴びせ、串刺し低空ドロップキックで撃ち抜く。
棚橋の攻撃は続き、ツイスト&シャウト3連発。だが、鷹木はスリングブレイドから逃れ、熨斗紙で叩きつける。
続いて鷹木は、変型ジャーマンスープレックスホイップ、スライディングラリアットで棚橋に追い討ち。そして、「来た来た来たーー!!」と叫ぶと、頭を何度も蹴って挑発する。
しかし、棚橋が「うるせー!」と叫んで軸足に低空ドロップキックを食らわせ、グラウンドドラゴンスクリューで追撃。そして、鷹木の蹴り脚を取ってドラゴンスクリューを見舞い、コーナーを利用したドラゴンスクリューへ繋ぐ。
ここで棚橋は強烈なテキサスクローバーホールドを絞り上げるが、鷹木は辛うじてロープエスケープ。そして、エプロンからロープ越しにドラゴンスクリューを敢行し、エプロンを利用してショルダーレッグブリーカーを連発していく。
その後、鷹木は棚橋の両脚を鉄柵にかけ、鷹木式GTRを敢行。そして、棚橋がギリギリでリングへ戻った直後、スライディングエルボーを食らわせる。
続いて鷹木はMADE IN JAPAN、パンピングボンバーからフォールにいくが、いずれもカウントは2。すると鷹木はファンの拍手を煽ってラスト・オブ・ザ・ドラゴンを仕掛け、抵抗した棚橋にショートレンジラリアットを見舞う。
さらに鷹木は左右のエルボー連打を浴びせ、ヘッドバットで追撃。そして、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンを狙うが、棚橋がスリングブレイドへ切り返す。
ここで棚橋がロープへ走ると、鷹木が追走式ラリアットをお見舞い。そして、さらにラリアットを繰り出すが、棚橋が回避してダルマ式ジャーマンスープレックスホールドで巻き返す。
次に棚橋はロープへ走り、スリングブレイドで鷹木をなぎ倒す。そして、ニュートラルコーナー最上段からボディアタック式ハイフライフローを見舞う。
これで鷹木はダウンしてしまい、必死になって棚橋の脚にしがみつく。だが、棚橋が振り切ってカミゴェを炸裂させ、ニュートラルコーナー最上段からハイフライフローをお見舞い。ところが、鷹木はフォールを跳ね返す。
30分が経過し、ついに鷹木がラスト・オブ・ザ・ドラゴンで逆転。しかし、フォールすることができずに棚橋は命拾いする。
ここから両者がエルボーを打ち合い、棚橋が左右の連打からいきなりヘッドバットをお見舞い。それでも鷹木はカウンターバックエルーと顔面パンチで流れを変えるが、棚橋がショートレンジラリアットを回避してドラゴンスープレックスで投げ捨てる。
それでも鷹木が立ち上がってラリアットにいくと、棚橋はドラゴンスープレックスホールドで3カウントを迫る。
そして、ハイフライフローを狙ってニュートラルコーナーへのぼるが、鷹木が立ち上がって追いかける。そして、棚橋のエルボー連打を耐えてヘッドバット連打を食らわせ、雪崩式STAY DREAMを敢行。
すると棚橋は張り手を連発していくが、3発目を鷹木が回避し、顔面パンチで報復。それでも棚橋は張り手を繰り出すが、鷹木が身をかわし、ショートレンジラリアットでなぎ倒す。そして、一気に棚橋を担ぎ上げると、今度こそラスト・オブ・ザ・ドラゴンで勝負を決めた。