第2試合はIWGPジュニアヘビー級王者のエル・デスペラードがロビー・イーグルスを迎撃。 デスペラードは7.10札幌で石森太二と激突。ジュニア二冠王を目論む石森の執拗な腕攻めに大苦戦を強いられるも、最後はピンチェ・ロコの二連発で辛勝。すると、その直後に場内ビジョンにイーグルスが登場し、次期挑戦をアピールした。
7.24愛知の前哨戦では、イーグルスが丸め込みでデスペラードからフォール勝ちをスコア。しかし、その試合後にデスペラードはイーグルスのヒザにイス攻撃を見舞う暴挙を敢行した。
入場時、イーグルスは大舞台でのチャンスに気合いの表情。デスペラードはベルトを首にかけて登場。そして、実況席で特別解説を務める高橋ヒロムにベルトを見せつけてからリングイン。
開始のゴング、デスペラードは腕を取ってグラウンドに持ち込み、ヒザを狙う。すかさずイーグルスはロープに逃げる。
しかし、デスペラードはヒザに波状攻撃。エルボー、ボディプレスとたたみかける。
続いてデスペラードはグラウンドでヘッドロック。イーグルスはレッグシザースで返すが、デスペラードもレッグロックで切り返す。
続いてリストの取り合いに。デスペラードはロープを用いて、イーグルスの腕を固める。さらにロープを蹴ってダメージを与える。
続くロープワークの攻防では、イーグルスがロープを使ったアームホイップ。しかし、ヒザを押さえてしまう。だが、イーグルスは細やかな動きでデスペラードを丸め込み、顔面に低空ドロップキックをヒット。
デスペラードが場外にエスケープすると、イーグルスは空中技と見せかけて、ロープを使ってバク転。デスペラードがリングに入ると、イーグルスは強烈な逆水平チョップ。さらにエルボー、ストンピングをお見舞い。
デスペラードはイーグルスの右足をロープに固定し、左足に低空ドロップキック。さらに左足に外回転のドラゴンスクリューを見舞う。
デスペラードはイーグルスの左ヒザを踏みつける拷問攻撃。さらにニークラッシャーから、グラウンドでの外回転のドラゴンスクリュー。
イーグルスは必死にボディパンチを返すが、デスペラードは顔面かきむしり。だが、イーグルスはカウンターのヒザ蹴りからミドルキックを連発。
しかし、デスペラードは蹴り足をキャッチし、左ヒザにキック。そしてインディアンデスロックを決める。イーグルスはなんとかロープエスケープ。
デスペラードはハンマースルーを仕掛けるも、イーグルスはヒザの痛みでつまずいてしまう。デスペラードは逆水平チョップから串刺し攻撃。イーグルスはかわすも、デスペラードはうまく場外に追いやる。
デスペラードはエプロンにイーグルスの顔面を叩きつける。だが、イーグルスも同じ攻撃を繰り出し、さらにエプロンを用いて619。
デスペラードがリングに戻ると、イーグルスはスワンダイブの低空ドロップキックをヒザにヒット。そしてロン・ミラー・スペシャルを決めると、デスペラードは悲鳴を上げる。なんとかデスペラードはロープエスケープ。
今度はイーグルスがデスペラードの左ヒザに集中攻撃。レッグロックのかたちで固め、マットに力任せに叩きつける。
ここでイーグルスはターボ・バックパックを狙うも、デスペラードは回避してバックドロップ。
続いて両者はヒザ立ち状態でエルボー合戦。そのまま立ち上がり、激しいエルボーの応酬。そして、互いに相手のヒザに蹴りを打ち込んでいく。
デスペラードはニークラッシャーを狙うも、イーグルスは顔面にヒザをたたき込んで脱出。そして蹴りのコンビネーションから延髄斬り。だが、かわしたデスペラードはエルボーをヒット。
デスペラードは雄叫びを上げると、ギターラ・デ・アンヘルの体勢に。イーグルスはこらえてアサイDDTを狙うも、デスペラードもこらえる。
デスペラードは今度こそギターラ・デ・アンヘルを炸裂。だが、カバーはイーグルスが意地のキックアウト。ならばとデスペラードはピンチェ・ロコを狙うも、イーグルスはウラカン・ラナ。そしてロン・ミラー・スペシャルを仕掛けるも、デスペラードは脱出。すかさずイーグルスは突進するが、デスペラードはカウンターのスパインバスター。
ここからデスペラードはヌメロ・ドスに持ち込むが、イーグルスは必死に逃れようとする。デスペラードがリング中央に戻すも、イーグルスが丸め込みで切り返す。デスペラードも相手の足関節を切り抜けて首固めを出すが、イーグルスがキックアウト。
続いてイーグルスは前日に勝利を収めた丸め込みを見せるも、デスペラードはカウント2でキックアウト。するとイーグルスは突進してきたデスペラードのヒザにトラースキックを炸裂。
イーグルスは銃口をデスペラードに向け、コーナーを用いたアサイDDTを狙う。だが、切り抜けたデスペラードはエル・エス・クレロ。しかし、イーグルスはカウント2でキックアウト。
そして互いにキックをかわし合うが、イーグルスがソバットをヒット。続いてアサイDDTを狙うも、こらえたデスペラードはレフェリー目がけて突き飛ばす。
衝突寸前でイーグルスは回避するも、デスペラードはレフェリーの死角をついてイーグルスにロコ・モノ。だが、イーグルスのハイキックが先にヒット。ここで両者共に倒れ込んでしまう。
先に立ち上がったイーグルスはデスペラードの顔面にトラースキック。そしてターボ・バックパックからカバーするが、デスペラードはカウント2でキックアウト。ならばとイーグルスはトップコーナーから450°スプラッシュをデスペラードのヒザにヒット。すかさずロン・ミラー・スペシャルにつなぐと、デスペラードは悲鳴を上げる。イーグルスはデスペラードをリング中央に引き戻し、ヒザに蹴りを見舞ってから、もう一度ロン・ミラー・スペシャル。そのまま絞り上げると、デスペラードはついにタップアウト。イーグルスが念願のIWGPジュニアヘビー初戴冠を成し遂げた。