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セミ（第5試合）とメイン（第6試合）では、7.25東京ドームのIWGPタッグ王座戦の前哨戦として、挑戦者組・内藤哲也&SANADA組と王者組・タイチ&ザック・セイバーJr.組が、前日に続いてシングル二番勝負。
まずセミはSANADAvsタイチ。SANADAは昨日、ザックとハイレベルなテクニック合戦の末、ダブルフォールで引き分け。タイチは内藤と真っ向勝負を繰り広げ、最後はブラックメフィストで激勝。その試合後、タイチはSANADAに対し、「「SANAやん、明日はオマエが同じ目に遭うんだ」と宣戦布告した。
SANADAはIWGPタッグのベルトを肩に入場。
開始のゴングが鳴っても、タイチはコーナーにもたれかかって会場を見渡す。そしてゆっくりと歩を進めると、大胸筋をピクつかせてアピール。そしてタイチに促され、SANADAも大胸筋を動かす。
するとタイチはさらに大胸筋を左右交互にピクつかせる。これに対し、SANADAがコーナーに上って大胸筋を動かすと、タイチもコーナーに上りアピール。両者、場内の声援を煽って競い合う。そして、両者はエプロンに出て大胸筋を動かし、放送席の金丸義信に審査を仰ぐ。金丸は「タイチだろ」と発言。
ここでレフェリーが両者の手をつかみ、場内の反応を確認し、SANADAの腕を上げる。するとタイチは「オイ！」と猛抗議。SANADAが腕を突き上げてアピールすると、タイチは喉輪でコーナーに押し込む。
だが、SANADAもアトミックドロップで反撃し、早くもパラダイスロックを狙う。タイチは切り抜けると、掟破りのパラダイスロックを狙うも、SANADAが回避。
するとタイチはトップロープを用いてSANADAのノドを攻める。そしてロープを利用したパラダイスロックを決め、放送席のミラノコレクションA.T.氏を指す。さらにタイチはSANADAをスライディングキックで場外に落とす。
タイチはSANADAを鉄柵に打ち付け、さらにケーブルでチョーク攻撃。そしてヒザをSANADAの顔面に押し付ける。
タイチはSANADAをリングに戻すとチョーク攻撃。レフェリーが注意を与えると、タイチは「チョークっていうのはこうやんだよ！」と両手でSANADAの首を締め上げる。
さらにタイチはSANADAの頭を蹴りつける。SANADAはエルボーで反撃するも、タイチはフライングメイヤーから背中にサッカーボールキック。
続いてタイチは拷問式のコブラツイストでSANADAを攻める。SANADAはロープエスケープ。
続いてタイチはパワーボムを狙うも、SANADAはショルダースルーで切り返し、相手のヒザに低空ドロップキックをヒット。
タイチが喉輪を繰り出すと、SANADAも喉輪。そしてリープフロッグ二連発からドロップキックで場外まで吹っ飛ばす。
SANADAはプランチャを狙うも、タイチがリングに入ると、エプロンに着地。そしてスワンダイブで飛びかかるが、タイチはよける。だが、SANADAは着地し、今度こそパラダイスロックを決める。そして、臀部に低空ドロップキックをヒット。カバーはタイチがカウント2でキックアウト。
SANADAはTKOを狙うも、タイチは回避。そしてバックの取り合いから、タイチはジャンピングキックをヒット。
続いてタイチは串刺しラリアットの連発からカバーするが、SANADAはカウント2で返す。するとアックスボンバーを繰り出すも、SANADAはかわす。するとタイチはハイキック。だが、SANADAも突進してきたタイチを担ぎ上げ、TKOで反撃。
SANADAが近づくと、タイチは下からキック。ならばとSANADAはタイチの顔面にステップキック。怒ったタイチは同じ技で反撃。
ここからSANADAがエルボー、タイチがローキックで打ち合いを展開。続いてフロントキックの応酬を経て、タイチがスピンキック。だが、SANADAはローリングエルボーからタイガードライバーを炸裂。
カバーを返したタイチは高角度バックドロップを決めるが、共にダメージでダブルノックダウンに。
先に立ち上がったタイチはパンタロンを脱ぐと、天翔十字鳳を発射。だが、SANADAはカウンターのドロップキック。そしてローリングエルボーを繰り出すが、かわしたタイチは喉輪落としを炸裂。
さらにバックドロップの体勢で持ち上げようとするが、SANADAは切り抜け、技の読み合いに。SANADAはセカンドロープからトンボを切ってタイチのバックに周り、ドラゴンスリーパーで捕獲。しかし、脱出したタイチは聖帝十字陵 。
これを返したSANADAはスタンディングのドラゴンスリーパー。しかし、タイチも脱出。するとSANADAはローリングソバットを決め、コリエンド式デスティーノのようなモーションからスタンディングのドラゴンスリーパー。そしてSkull Endに持ち込む。
SANADAは自ら解くと、タイチの背中にラウンディング・ボディプレス。さらにもう一発繰り出すが、タイチはヒザで迎撃。
SANADAは立ち上がって突進するも、タイチはフロントキック。さらにソバットとエルボー。そしてSANADAの後頭部にアックスボンバーを叩き込み、ロープの反動で跳ね返ってきたところにジャンピングキックを炸裂。
タイチは雄叫びを上げ、タイチ式ラストライドを決めるが、SANADAはなんとかカウント2でキックアウト。
ならばとタイチはブラックメフィストの体勢に。回避したSANADAはオコーナーブリッジを仕掛けるが、切り抜けたタイチはタイチ式外道クラッチ。だが、SANADAも切り返し、もう一度オコーナーブリッジで固めて電光石火の3カウントを奪取。SANADAが技アリの勝利を収めた。
試合後、タイチは悔しさをあらわにする。SANADAは勝ち名乗りを受け、自分が勝ったとアピール。タイチは納得のいかない表情を浮かべながら引き上げていった。
