セミ(第4試合)とメイン(第5試合)では、7.25IWGPジュニアタッグ王座戦の前哨戦として、挑戦者組・田口隆祐&ロッキー・ロメロ組と王者組・石森太二&エル・ファンタズモ組がシングル二番勝負。まずセミでは田口と石森が激突。両者は共に宮城県出身、同郷対決となる。
石森はタッグベルトを腰に入場。
開始のゴング、田口は低空タックルを繰り出すが、石森は切る。そしてバックのすばやい取り合いから、田口は一旦距離を取る。
続いて石森が袈裟固め。だが、田口はレッグシザースで返す。石森は倒立して脱出し、不敵な笑み。すると田口は後転倒立を見せてアピール。
次は田口がヘッドロック。石森がロープに投げると、田口はショルダータックル。続いてすばやいロープワークの攻防から、田口がドロップキックで石森を場外に落とす。田口は場外に飛ぶと見せかけて踏みとどまるとファンキーウェポンな腰クネポーズ。
石森は「下りてこい!」と叫ぶが、田口はリングに上がるよう要求。そのあと、田口が場外に下りると、石森はすばやくリングへ。そして、田口がロープをまたいだところで、石森はロープを蹴り上げて田口の急所を攻撃。
石森は田口をフェンスに叩きつけ、一足早くリングへ。田口はカウント14でリングに戻る。
石森はネックロックで捕獲し、フライングメイヤーからネックツイスト。そして田口をコーナーに逆さ吊りにし、フェイトから急所を踏みつける拷問攻撃。
石森はナックルパンチを連発。そしてロープに走ると、田口はドロップキック。だが、石森はこれを読んで、またもロープへ。すると田口は回転地獄ケツをヒット。
田口はランニングのヒップバットを連発。さらに場外からリングの石森にヒップアタックをヒット。
続いて田口はスリーアミーゴスへ。だが、三発目は石森が着地。そして、田口の追走式ヒップアタックをアトミックドロップで迎撃。
田口はロープに走るとみせかけ、その場を走るフェイントからヒップアタック。石森が場外に落ちると三角飛びプランチャを炸裂。さらに石森をリングに戻してスワンダイブのミサイルヒップをお見舞い。
田口はオヤァイポーズからケツイェ。だが、石森は丸め込みで切り返す。田口は返すも、石森はハンドスプリング式のスクリューキックをヒット。
勢いに乗る石森は田口にスライディングジャーマンスープレックスをお見舞い。そしてカバーするが、田口はなんとかカウント2でキックアウト。
続いて石森は変形ネックブリーカーからYes Lockで捕獲。田口はなんとか足でロープエスケープ。すると石森はサイファーウタキを狙うも、田口は回避してオーマイアンドガーアンクルへ。
しかし、石森もYes Lockで切り返す。すると田口はまたもオーマイアンドガーアンクル。執拗に締め上げ、石森は絶体絶命のピンチとなるも、どうにかロープエスケープ。
田口は石森の足にストンピングを連発。さらにニークラッシャー、低空ドロップキックとヒザ攻めを展開。
田口はカバーを石森が返すと、その瞬間にオーマイアンドガーアンクル。そしてどどんを狙うも、石森は切り抜けてブラディークロスの体勢に。
田口は切り返してどどんを狙うが、石森は丸め込み。田口は逆にそのまま押しつぶすも、石森は切り返しタイツをつかむ。すると、田口は尻が出た状態で、もう一度丸め返し、3カウントを奪取。