7月25日（日）東京ドームの「IWGPタッグ戦」を控え、現王者組の内藤＆SANADAと前王者組のタイチ＆ザックが前哨戦で対決。なお、現IWGP世界ヘビー級王者の鷹木は、同所で飯伏幸太の挑戦を受ける。

　序盤、SANADAとタイチが大胸筋アピール合戦を展開。どちらがファンの支持を得ているかで張り合い、海野レフェリーに判定を託す。すると、海野レフェリーがSANADAの手を挙げ、タイチが激怒。SANADAを急襲して青コーナーへ連れ込んだ。
　それでもSANADAは、ザックと目まぐるしい切り返しの応酬を繰り広げ、場内を沸かせる。そして、内藤との好連携でザックを痛めつけ、赤コーナーへ連行。
　これでザックはL・I・Jの集中砲火にさらされるが、タイチのアシストを受けて奮起し、内藤のボディをローキックで撃ち抜いた。
　BUSHI対金丸となり、BUSHIがトップロープを支点にしたバク転キック、ミサイルキック、DDTなどで攻め込む。しかし金丸は、カウンタードロップキックで逆転。
　BUSHI対DOUKIとなり、金丸のリバースDDTからDOUKIがスワンダイブフットスタンプ。そして、イタリアンストレッチNo.32からデイブレイクを繰り出すが、BUSHIがコードブレイカーを合わせて撃墜した。
　鷹木対BUSHIとなり、鷹木がボディスラム、ブレーンバスター。そして、DOUKIの反撃を跳ね除け、ポップアップ式デスバレーボムで叩きつける。
　そこへ金丸が入るが、BUSHIがヘッドシザースホイップで場外へ落とし、トペスイシーダをお見舞い。ここから混戦となり、タイチが鷹木にアックスボンバー、SANADAがタイチにドロップキック、内藤がザックに低空ドロップキック、タイチにスイングネックブリーカー。
　その直後、内藤がDOUKIの串刺し攻撃をかわし、鷹木が串刺しラリアットをお見舞い。そして、内藤のフェイント式延髄斬りからパンピングボンバーを食らわせると、最後はラスト・オブ・ザ・ドラゴンでとどめを刺した。

内藤「昨日の青森大会同様、今日の由利本荘大会も1年6ヶ月ぶりなわけで……。会場のお客様、楽しんでいただけましたか？ 俺は1年6ヶ月ぶりの由利本荘大会、すごく楽しかったよ。それにしても、なんでザックはあんなに俺のこと嫌うの？ ?Por qué no te gusta?（ポルケ・ノ・テ・グスタ？） ファイトスタイルが違うから？ 俺が英語を話せないから？ それともザック、実は俺のことが気になってしょうがないの？ まあ落ち着けよ、ザック。そう、トランキーロ、あっせんなよ。また土曜日、後楽園ホールで会おうぜ。カブロン！」
　
※鷹木＆SANADA＆BUSHIはノーコメント
　
　
タイチ「オイ、お前らが勝って、客がつまんないって寝てたぞ。居眠りこいてたぞ、お前らが勝ったからって」
ザック「多くが寝てたな。スリーパーだ」
タイチ「なんでだ？」
ザック「そりゃあ、つまんないからだよ」
タイチ「似合ってないって、お前らにベルト。まあ、いい。たった、ジャスト・トゥーウイークス。トゥーウイークス・チャンピオンだ」
ザック「タッグチャンピオンねえ……」
タイチ「2週間楽しんどけ。（7.25）東京ドームまで貸しといてやる」
ザック「ベルトといっしょにお寝んねしときな。2週間後のタッグのタイトルマッチまで。こんな最高の枕ないだろ？ 枕にするのはいいけど、起きたらちゃんとピカピカに磨いておけよ」
ザック「あいつらただの2週間チャンピオンだ。また後楽園で会おう、sanaやん。See You Next Time、SANA-yan」
　
※金丸＆DOUKIはノーコメント