7月10日(土)札幌で行われる「IWGP Jr.戦」デスペラードvs石森の前哨対決。
金丸対ファンで試合開始となり、応援合戦で場内が盛り上がる。その後、金丸がロープへ走ると、邪道が場外で竹刀を持って身構える。それを察知した金丸は急停止するが、背後からファンタズモが襲いかかり、背中と顔面をひっかく。そして、今度こそが邪道が竹刀で背中を殴打。
これをきっかけに金丸はローンバトルへ追い込まれ、BULLET CLUBがラフプレーを全開。ファンタズモが派手なアクションを交え、何度も金丸をひっかいていく。
だが、金丸はファンタズモの脚にカウンター低空ドロップキックを見舞って転倒させ、ようやく赤コーナーへ生還。
デスペラード対石森となり、デスペラードがフライングフォーアーム、バックドロップで先制。その後、両者が切り返しの応酬を繰り広げたのち、石森がオーバーヘッドキックでデスペラードをダウンさせた。
デスペラード対邪道となり、邪道が狙ったグリーンキラーをDOUKIがカット。そして、DOUKIが邪道、ファンタズモがDOUKI、金丸がファンタズモ、石森が金丸に延髄斬りを浴びせる展開となる。
そこからデスペラードと石森がエルボーを打ち合ったのち、デスペラードがジャンピングニーアタックを回避。そして、石森を佐藤レフェリーと衝突寸前にし、ロコモコで顔面を撃ち抜いた。
続いてデスペラードは邪道も殴ろうとするが、佐藤レフェリーが制止。それでもデスペラードが襲いかかると、邪道はクロスフェースオブJADOで逆襲に転じる。ところが、デスペラードが体勢を入れ替えてマフラーホールドで捕獲し、ギブアップを奪った。
映画『ゴジラvsコング』Presents KIZUNA ROAD 2021
- 日時
- 2021年6月29日(火) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 富山・高岡テクノドーム
- 観衆
- 692人
MATCH REPORT
COMMENT
デスペラード「まだまだまだまだ……まだまだ。あと前哨戦、いくつあんだ? ふたつか? (7.1&2)後楽園のふたつだけ? いまさらタイトルマッチ当日までに仕上げるだとか、なにするこうすってのはねぇよ。ただな、タイトルはどんな形であれ俺が保持して、手に持って、ひとつ防衛して、それで気が抜けてると思うなよ。間違うな。俺がベルトを持って、防衛してりゃ満足ってわけじゃねぇんだよ。このベルトを足掛かりにするつもりはない。ゴールであるべきだ。だけどな、タイトル持ってるからって、その次を目指さないとは、誰も言ってねぇだろ? 俺にはな、ま~だまだ、やりてぇ楽しいことがいっぱいあんだよ。石森、まずは! お前だ。敢えて“まず”と言っておこう。な? “まず”ってことはよ、次があるんだ。勝ち筋がどうやったら見えるかとか、穴がねえとか言ってたけどな、やってみてよくわかったわ。穴なんてモンはな、探したってねぇんだ。俺がブチ抜いて、穴開けてやるわ」
DOUKI「オーイ邪道、いいか、G.o.Dとな、デンジャラス・テッカーズ(の抗争)、ひと段落着いたかもしんねぇけどな、俺とお前の因縁はまだまだ終わってねぇぞ。俺と邪道、何年かかってもいいよ。何ヶ月、何年かかってもいいぞ。シングルマッチ実現するまでずっと、テメェの名前言い続けてやる、邪道」
※金丸はノーコメント
石森「(※アゴをアイスパックで冷やしながら)痛ぇ……アゴやられた……。なあデスペ、チャンピオン様~、俺のアラが見つからないだって? そんな、らしくないこと言うヤツだったっけ?(※不敵な笑み) もっと、いつもみたいに、ゴリゴリにコキ下ろしてくれていいんだぜ。俺が欲しいもの、やりたいことを先にやられ、憎たらしくも、痛いトコ突いて嫌味を言う、そんなデスペ、チャンピオンから、ベルトを獲ることに俺は執着してんだよ、俺は。タイトルマッチまであと2戦、楽しくやろうぜ!」
※ファンタズモ&邪道はノーコメント