CHAOSvs新日本プロレス本隊の8人タッグマッチ。7月2日（金）後楽園ホールでは、後藤＆石井＆YOSHI-HASHIの保持するNEVER 6人タッグ王座へ、天山＆小島＆永田が挑戦する。

　永田と石井の対決で試合開始となり、いきなり激しいエルボー合戦を展開。その後、永田がナガタロックIIを極めるが、後藤＆YOSHI-HASHIがカットに来る。
　すると、天山＆小島が後藤＆YOSHI-HASHIを蹴散らすが、SHOに逆襲を許してしまう。だが、今度はワトが登場し、SHOにドロップキックを浴びせた。
　後藤対小島となり、後藤のショルダータックルに対し、小島がカウンタータックルで報復。そして、マシンガンチョップと串刺しジャンエルボーで追い討ちし、「いっちゃうぞバカヤロー！」と叫ぶ。しかし、SHOがカットへ入り、後藤と共にデッドリードライブで小島を投げる。
　その後、エルボー合戦で後藤が小島に競り勝ち、串刺しラリアットをお見舞い。そして、コーナーへのぼるも、小島が追いかけて雪崩式ブレーンバスターを敢行した。
　永田対石井となり、永田がフロントハイキックで先制。そして、エルボー合戦からカウンターキチンシンクへ繋ぐ。
　さらに永田は、キック攻撃を連発し、串刺しフロントハイキック、ダブルアームスープレックスで追い討ち。そして、ブレーンバスターの体勢に入るが、石井が反対に投げ捨てる。それでも永田はフェイント式低空ドロップキックを見舞うが、石井はすぐにパワースラムで挽回した。
　YOSHI-HASHI対天山となり、天山が逆水平チョップ、ヘッドバット、串刺しリアット、ブレーンバスター。これに対してYOSHI-HASHIは、トラースキックとスイングネックブリーカードロップで逆襲。しかし天山は、カウンターニールキックで巻き返し、ワトとタッチ。
　そこへSHOが乱入し、ワトの死角からショルダータックルをお見舞い。だが、ワトはYOSHI-HASHI＆SHOの合体攻撃を察知し、YOSHI-HASHIに延髄斬り、SHOに風車式バックブリーカーを食らわせる。
　さらにワトは、エプロンからジャンピングハイキック、スワンダイブエルボースマッシュでYOSHI-HASHIへ追撃。そして、トレイン攻撃から旋風脚を浴びせる。
　次にワトはミドルキックでYOSHI-HASHIをダウンさせて青コーナーへのぼるが、後藤がカット。だが、ワトがミドルキックでなぎ倒し、天山がヘッドドロップを投下。そして、ワトが腕ひしぎ逆十字固めでYOSHI-HASHIを追い込むが、ロープブレイクとなる。
　ここから混戦となり、両軍の選手が入り乱れる。そして、ワトが打撃コンビネーションからミドルキックを放つが、YOSHI-HASHIが受け止めてショートレンジラリアットで吹き飛ばす。
　それでもワトは追撃を逃れるが、後藤がリングイン。YOSHI-HASHIがトラースキックでワトの動きを止め、そこから一気にGYWで轟沈した。

　試合後、後藤＆石井＆YOSHI-HASHIと天山＆小島が一触即発のにらみ合いなるも、乱闘は回避された。

YOSHI-HASHI「リング上でも言ったけどな、ベルトにはな、指1本かけられねぇ」
　
後藤「俺みたいな若輩者がこんなこと言うのは気が引けるんですけどね、YOSHI-HASHIの言うとおり、まったく負ける気がしない!! もっと見せてくださいよ！ もっといっちゃってくださいよ！ 先輩!!」
　
SHO「やっぱりこうして、バッチバチの先輩たちの近くで闘わせてもらってると、学ぶことはいっぱいあるよ。全部、全部自分の身にして、次につなげてやります」
　
※石井はノーコメント
　
　
小島「石井智宏が言ったよ、『お前ら何年前のタッグやってるんだ？』って。教えてやるよ。22年前からタッグチームやってるんだ。お前たち、どれだけその時間が長く深く、尊いものか、その体で教えてやらなければ、わからないみたいだな。まだまだぜんぜんわかってないらしいから、すべてその体で感じてもらう。22年分の重みを、22年分のタッグの重さを、そこにプラスして永田裕志が加わっている、さらに2倍3倍4倍の、その上をいったパワーを思い知るがいい。試合が終わって、タイトルマッチが終わって、『いままでスイマセンでした』って、たぶん言うと思うよ。あいつは意地っ張りだから、声に出しては言わないかもしれない。だけど、心の中で必ず言うと思う。『今までスイマセンでした』と。そう言わしてやる」
　
※天山＆永田＆ワトはノーコメント