第4試合はL・I・Jと鈴木軍の8人タッグ、内藤哲也&SANADA&鷹木信悟&BUSHIvsタイチ&ザック・セイバーJr.&エル・デスペラード&金丸義信。現IWGPタッグ王者のタイチ&ザックは、今シリーズのパンフの表紙となっているが、そこに目をつけたのが同王座挑戦を目論んでいる内藤&SANADA。
内藤&SANADAはそのパンフの表紙に6.15後楽園でタイチ、6.16後楽園でザックから謙虚にサインをゲットするが、その裏表紙にはなんと「IWGPタッグ選手権試合調印書」という文字が。それを受けて(?)、両チームによるIWGPタッグ王座戦が7.11札幌で実現することに。
L・I・Jの入場時、内藤の要求により、高橋ヒロムがロープを開けるが、それをタイチがフロントキックで蹴散らす。そして、タイチはリングに入った内藤に対し、笑顔で「ナイトー、お誕生日おめでとう」と書かれたダンボールを指差す。
タイチはダンボールを手にし、「内藤、約束どおり持ってきたぞ。誕生日おめでとう」と手渡す。内藤は素直に受け取ると見せて、そのダンボールでタイチの脳天に一撃。これを合図にL・I・Jは奇襲攻撃を仕掛けて開戦。
リング上、SANADAとザックがエルボーの応酬。続いてロープワークの攻防となり、SANADAがリープフロッグを繰り出すが、ザックはフルネルソンで捕獲。しかし、SANADAが巧みにフルネルソンで切り返す。
続いてリストの取り合いから、SANADAがザックを自軍コーナーに運び、BUSHIとスイッチ。BUSHIがザックのリストを捕獲すると、鷹木がセカンドロープからダブルチョップをザックの腕に落とす。
次は内藤がザックの左腕をねじ上げる。ザックは顔面かきむしりを繰り出すが、内藤は腕を離さずコントロール。
続いて内藤はロープに走るが、金丸が場外から足を引っ張って妨害。そしてタイチがダンボールを内藤に被せ、バズソーキックをヒット。
続いてタイチは場外で内藤を鉄柵に叩きつける。さらにケーブルで内藤にチョーク攻撃。タイチが内藤をリングに戻すと、ザックは内藤の左ヒジを固定し、そこ目掛けてストンピング。
続いて金丸とデスペラードが内藤の左腕に集中攻撃。さらにデスペラードがトップロープを用いて、内藤のノドを攻め立てる。
デスペラード&金丸は足を内藤の顔面に押しつける拷問攻撃。すかさずタイチがカバーするも、内藤はカウント2でキックアウト。
するとタイチは喉輪で内藤を叩きつけ、締め上げる。レフェリーがチョークだと注意すると、タイチは「チョークっていうのはこうやんだ」とさらに喉を締め上げる。すかさずBUSHIがカットに入る。
内藤はタイチの胸板に張り手を連発。だが、タイチは喉輪。内藤は串刺し攻撃で反撃しようとするも、タイチはかわし、すかさずザックが内藤に串刺しエルボー。さらにタイチがソバット。
だが、SANADAがザックに低空ドロップキック、タイチにはフランケンシュタイナーをお見舞い。しかし、ザックがSANADAにサッカーボールキック。
すると内藤がザックにネックブリーカードロップ、タイチには延髄斬り。だが、タイチはアックスボンバーを内藤に炸裂。内藤&SANADA、タイチ&ザックはリングで大の字に。
次は鷹木と金丸のマッチアップ。鷹木はボディスラムで叩きつけ、串刺しラリアットへ。金丸はキックで切り抜け、鷹木のヒザに低空ドロップキック。しかし、鷹木はバックエルボー、ナックル。続く龍魂ラリアットを切り抜けた金丸は、旋回式のDDTをお見舞い。
続いてデスペラード&金丸がダブル攻撃を狙うも、鷹木は二人まとめてラリアットで吹っ飛ばす。
次はBUSHIがデスペラードにミサイルキックをヒット。さらに場外に落ちたデスペラードにトペ・スイシーダを突き刺す。
BUSHIはデスペラードをリングに戻し、ヒザに低空ドロップキック。そしてDDTからカバーするが、これはカウント2。
続くBUSHIのフィッシャーマンズスクリューを切り抜けたデスペラードは顔面かきむしり。さらにスパインバスターを決め、ギターラ・デ・アンヘルを炸裂。だが、カバーはSANADAがカット。
ここでザックがSANADAをコブラツイスト、タイチが内藤を聖帝十字陵で捕獲。そしてデスペラードがBUSHIにピンチェ・ロコを狙う。しかし、切り返したBUSHIはデスペラードにブシロール。しかし、金丸がカットする。
BUSHIとデスペラードは激しいエルボーの応酬。競り勝ったデスペラードがロープに走るも、BUSHIは追走式のドロップキック。さらにコードブレイカーを狙うが、デスペラードは回避。そして、レフェリーの死角をついてロコ・モノをヒットすると、最後はピンチェ・ロコを決め、BUSHIから3カウントを奪取した。