第4試合は7.25東京ドームでのIWGP世界ヘビー級王座戦が決定した挑戦者・飯伏幸太と王者・鷹木信悟が、それぞれ天山広吉&小島聡&永田裕志、内藤哲也&SANADA&BUSHIとタッグを結成して前哨戦。飯伏と百戦錬磨の第三世代のカルテットと、鉄壁の連携を誇るL・I・Jの攻防は一瞬の目も離せないものになりそうだ。
鷹木はIWGP世界ヘビーのベルトを腰に入場。今日が39歳の誕生日の内藤は、白いスーツガウンで登場。L・I・Jはグータッチをかわす。
飯伏が先発を買って出ると、鷹木が登場。ロックアップで組み合うと、飯伏がロープに押し込んでクリーンブレイク。続いて鷹木がロープに飯伏を押し込み、クリーンブレイクと見せかけて逆水平チョップ。だが、飯伏はかわし、ロープワークの攻防に。ショルダータックルが互角になると、続いてエルボー合戦に突入。
飯伏はソバットで鷹木をひるませ、フランケンシュタイナーをお見舞い。だが、鷹木もショルダータックル。そしてグラウンドに持ち込むが、飯伏はヘッドシザースで切り返し、両者は一旦離れる。
次は天山と内藤のマッチアップ。内藤は組み合うと見せかけて、一度すかす。そしてあらためて組み合うと天山がロープに押し込むが、内藤は体勢を入れ替える。そしてクリーンブレイク。だが、BUSHIが天山の襟足を引っ張り、すかさず内藤がパンチを連発。
しかし、天山もショルダータックルで応戦。さらに真モンゴリアンチョップを連発。続いて天山の真モンゴリアンチョップと小島のエルボーを交互にお見舞い。そして、小島と永田も内藤にモンゴリアンチョップを炸裂。
天山は内藤に串刺しラリアットからブレーンバスター。さらにヘッドバットからハンマースルー。内藤はロープに踏みとどまり、間を外してから突進するが、天山は腹にヘッドバット。そしてロープに走るも、BUSHIが妨害。続いて内藤のマンハッタン・ドロップ、SANADAの低空ドロップキックと天山に連携攻撃。
内藤は天山の左足に集中攻撃。レッグロックで締め上げる。スイッチしたSANADAは天山の左足に、ロープの反動を利用してヒップドロップ。さらに左足を蹴り、エルボーを連発。
次はBUSHIが天山の左足をロープに固定し、そこ目掛けて低空ドロップキックをヒット。L・I・Jは天山に集中攻撃。
今度は内藤が天山の左足を蹴り付けてから、左ひざにフェイントを入れてのコーナーミサイル。そして変形4の字固め。
場外では鷹木が飯伏を痛めつける。リング上ではカットに入った小島を、SANADAが4の字固めで捕獲。天山はなんとかロープエスケープ。
スイッチしたSANADAは天山の頭部にパンチ。だが、自身の手を痛めてしまう。天山はSANADAの胸板に張り手を連発。続く真モンゴリアンチョップをしのいだSANADAは、キックからロープへ。すると天山はマウンテンボムを炸裂。
ようやく交代した永田はSANADAの胸板にミドルキックを連発。さらに串刺しフロントキックからエクスプロイダーへ。SANADAがこらえると、永田はダブルアームスープレックスで叩きつける。
次は内藤が永田に襲いかかる。しかし、永田はフロントスープレックスで排除。すると、SANADAが永田を捕らえてアトミックドロップ。だが、パラダイスロックは永田が回避。しかし、SANADAはスワンダイブのミサイルキックをヒット。
スイッチした鷹木は永田にニーリフトを連発。さらにパンピングボンバーを繰り出すが、かわした永田はエクスプロイダーを炸裂。
次は飯伏が鷹木に強烈なキックを連発。さらに串刺し攻撃を狙うが、鷹木は回避。だが、飯伏はミサイルキックをヒット。そしてその場飛びムーンサルトプレスを放つが、鷹木はカウント2でキックアウト。
ならばと飯伏はシットダウン式パワーボムを狙うも、鷹木はショルダースルーで切り返す。そして串刺しラリアットを浴びせるが、飯伏は「効かねえよ!」とエルボーで応戦。すると鷹木はパンチ&逆水平チョップを乱打。そして「来た来た来た~!」と叫ぶ。
飯伏は鷹木の右腕をキックで撃ち落とし、ロープへ。すると鷹木はバックエルボー、ナックル、そして龍魂ラリアットをお見舞い。続いて鷹木とBUSHIがダブル攻撃を狙うも、飯伏は切り抜けて二人まとめてオーバーヘッドキック。
スイッチした小島はBUSHIと内藤にまとめてマシンガンチョップ。さらにBUSHIに対し、串刺しエルボーから「いっちゃうぞバカヤロー!」の雄叫びを上げ、トップコーナーへ。しかし、SANADAがデッドリードライブ。
次はBUSHIが小島に串刺し攻撃。小島はかわすも、BUSHIはミサイルキックをヒット。さらにフィッシャーマンズスクリューを狙うが、小島は切り抜けてコジコジカッター。
ここから本隊はBUSHIに波状攻撃。天山が真モンゴリアンチョップを連発し、テンコジカッターを狙う。しかし、BUSHIが切り抜けると、内藤が天山に低空ドロップキック。
ならばと小島はBUSHIに串刺し攻撃を狙う。しかし、BUSHIがかわすと、L・I・Jが小島にトレイン攻撃。さらにSANADAのドロップキックから、鷹木が延髄ラリアット。そしてBUSHIがバッククラッカーを決めてカバーするも、永田がカット。
混戦模様のリング上、鷹木がロープ際の飯伏にパンピングボンバーをヒット。BUSHIは小島に対しテリブレを仕掛けるも、切り抜けた小島はラリアット。かわしたBUSHIは延髄斬りを見舞い、ロープへ。だが、小島がカウンターのラリアットでBUSHIの首を刈り取り、本隊に凱歌が上がった。
試合後、場外で飯伏と鷹木は正座で言葉を交わし合う。飯伏がリングに戻ると、本隊は勝ち名乗りを受ける。そして、飯伏はリングを下りると、鷹木ともう一度にらみあってから花道を下がった。