CHAOSvsBULLET CLUBの6人タッグマッチ。3日後の6月23日（水）後楽園ホールでは、SHO＆YOHが保持するIWGP Jr.タッグ王座に石森＆ファンタズモが挑戦する。

　SHO対ファンタズモで試合開始となり、両者がファンの応援を煽ってムードを盛り上げる。そんな中、ファンタズモがサミングで不意打ちするが、SHOがヘッドシザースホイップをこらえ、ショルダータックルをお見舞い。
　その直後、SHO＆YOHが息の合った連携で石森とファンタズモを次々と蹴散らす。そして、オカダも加わって外道を痛めつけると、BULLET CLUBは花道を逆走して入場ゲートの中へ消えてしまう。
　それをCHAOSが追いかけ、両軍が場内から消える異常事態が勃発。それでも海野レフェリーが場外カウントを数えていくと、6人がカウントアウト寸前でリングに滑り込んだ。
　ここからYOHのローンバトルとなり、BULLET CLUBの標的にされる展開が続く。しかしYOHは、石森にカウンター低空ドロップキック、ファンタズモに延髄斬りを見舞って脱出に成功。
　ようやくタッチを受けたSHOは、スピアーで石森とファンタズモをまとめて吹き飛ばし、石森の腕を掴んでローキックを連発。だが、石森はハンドスプリングオーバーヘッドキックで巻き返し、青コーナーへ戻った。
　オカダ対外道となり、オカダが得意の攻撃パターンから外道にDDTをお見舞い。すると、石森＆ファンタズモが乱入し、ファンタズモがオカダの乳首を指で掴む。
　その直後、ファンタズモが串刺しジャンピングボディアタック、石森が串刺しダブルニーアタックでオカダに追撃し、外道がトラースキックで続く。
　次に外道＆石森＆ファンタズモはオカダへ合体攻撃を仕掛けるが、SHO＆YOHがカット。そして、2人が石森＆ファンタズモを引きつけると、オカダが外道にドロップキックを食らわせ、マネークリップでとどめを刺した。

YOH「熱の話を、熱さの話をしようか。燃える炎を思うと、何色が思い浮かぶ？ たいていはギラギラ燃える炎の色は、真っ赤。だけどさ、その内側で静かに燃えてる青い炎もある。その火のほうが、赤よりも熱い。今日の茨城は青空。でも、ちょっとだけ雲が出てるよね。その雲を吹き飛ばそうか。俺たちが風を吹かせてね」
SHO「（※隣で静かにYOHの言葉を聞いていて）そういま、YOHさんが言ったとおり、俺にはスゲェ感じる。内にある熱い熱い、熱く燃えるもの。自分の信念を貫き通す、その生きざまを俺は隣で見てるし。もちろん俺はYOHさんとはまた違う熱いものを持ってる。そのふたつの熱いものを掛け合わせると、もっともっといいものが生まれる。YOHさんとずっといっしょにやって来て、それはもうわかってること。23日もまた、全力でそれを、2人のそれぞれの違う熱いものを高め合って、それを相手にぶつける。それがあれば、背中をひっかいてこようが、どんなにズルいことをしてこようが、俺たちは俺たちのスタイルを貫いて、全力で闘って、必ず（IWGP Jr.タッグ）ベルトを守ります」
　
※オカダはノーコメント
　
　
石森「沼津でもまたスカされちまったよ～。なんか、相手にしてもらえなさすぎて、笑っちゃった（笑）。俺が『熱をくれよ』っていうのは、別に熱い表現をしろってことじゃねぇんだよ。前哨戦やり合ってて、“こう、チャンピオンとして、訴えてくるもの”っていうか…。まぁ、それだけ俺たちが（ROPPONGI）3Kをまだ追い詰められてないってことなんだろうし、あいつらの真剣と、俺たちの真剣、どっちが勝つか、やろうじゃない（ニヤリ）。あとひとつ…（YOHは）“変拍子”が得意らしいが、そんなの、まさにウチのELP（ファンタズモ）のお家芸だろ。1枚も2枚も上手だぜ（笑）」
　
※ファンタズモ＆外道はノーコメント