6月22日（火）後楽園ホールで行われる「NEVER 6人タッグ戦」を目前に控え、王者組の後藤＆石井＆YOSHI-HASHIと挑戦者組のEVIL＆裕二郎＆東郷が最終前哨戦を敢行。

　BULLET CLUBが奇襲を仕掛け、4人がかりで矢野を痛めつける。しかし、矢野は巧みなインサイドワークで脱出し、EVILの髪を掴んで引き倒した。
　後藤対EVILとなり、CHAOSが総出で太鼓の乱れ打ちをお見舞い。そして、裕二郎も同じ目に遭わせる。
　ところが、EVILが後藤の顔面をかきむしり、むき出しになったコーナー金具へ叩きつける。これを合図に激しい場外乱闘となり、BULLET CLUBがCHAOSを圧倒。そのまま後藤は孤立し、長時間のローンバトルを強いられる。
　そんな中、後藤は裕二郎＆邪道が合体バックドロップを食らうが、追走式ラリアットからのショートレンジラリアットで裕二郎を吹き飛ばし、ようやく自軍コーナーへ生還。
　タッチを受けたYOSHI-HASHIは、ヘッドハンター、串刺し逆水平チョップ、トップロープを利用した低空ドロップキックなどで裕二郎に追撃。だが、裕二郎は手に噛みついて流れを変え、低空ランニングフロントキックで頭部を撃ち抜いた。
　石井対東郷となり、控えのEVILが石井のロープワークを妨害。しかし、直後に矢野が東郷のロープワークを妨げ、EVILにマンハッタンドロップを食らわせる。
　さらに、矢野が裕二郎をコーナーの金具へ衝突させると、後藤が串刺しニールキックで追い討ち。そして、後藤と矢野がエルボー、YOSHI-HASHIがトラースキック、石井がジャーマンスープレックスで東郷を追い詰める。
　だが、EVILが石井を場外へ落とし、鉄柵攻撃をお見舞い。そして、東郷とEVILが石井にトレイン攻撃を食らわせ、EVILがフィッシャーマンバスター、東郷がセントーンで追い討ちをかける。
　ここで東郷が浅見レフェリーを突き飛ばし、スポイラーズチョーカーで石井の首を絞める。そして、EVILがパイプイスで腹部を殴打すると、浅見レフェリーが試合をストップした…。

後藤「（※試合後のダメージからコメントスペースにたどり着くなり崩れ落ち、フロアに這いつくばりながら、絞り出すような声で）裕二郎……お前ならまだ武器に頼らずとも闘えるはずだろ？　 暗闇に利用されるな。自ら限界を作るな。“ノーリミット”なんだろ？ 忘れてるなら思い出せ。この（NEVER 6人タッグ）ベルトは、お前らに絶対渡さない」
　
※石井＆YOSHI-HASHI＆矢野はノーコメント
　
　
EVIL「CHAOSの有象無象どもよ、今日のは予告編だ。いまのうちに（タイトルマッチで）負けたあとの言い訳でも考えておけ。ベルトは俺らのモンだ。よく覚えとけ」
　
裕二郎「何が一番許せないかって？ あのYOSHI-HASHIがベルトを持ってることが、俺にとって一番許せないこと。今年の『NEW JAPAN CUP』で、俺はあいつに煮え湯を飲まされた。一番の恥をかかされた。悔しいどころじゃない。あいつに恥をかかされて、このまま終わらせるわけにいくか。あいつにも恥をかかせてやらないとな。あいつの腰からベルトを引っぺがしてやる」
　
※東郷＆邪道はノーコメント