メインイベント(第5試合)は飯伏幸太&棚橋弘至&天山広吉&マスター・ワトvs鷹木信悟&内藤哲也&SANADA&BUSHI。
6.7大阪城ホールでオカダ・カズチカを撃破し、第3代IWGP世界ヘビー級王者となった鷹木は、試合後に飯伏を次期挑戦者に指名。そして、昨日の6.14後楽園では「最高の舞台を用意しろ!」と、新日本プロレスに対してアピール。一騎打ちの機運高まる中、鷹木と飯伏はどのような攻防を繰り広げるのか?
内藤は入場時、タイチ&ザックが表紙のパンフを手に登場。前日の試合後、内藤が「二人のサインがほしい」と語ったことを受け、タイチがSNSで「サインしてやるから、持ってきて『挑戦させてください』ってお願いしてみろや」と発信したのを受け、持参した模様。そして、内藤はタイチにサインを要求するが、タイチは応えず。鷹木はIWGP世界ヘビーのベルトを腰に堂々入場。
本隊チームは飯伏が先発を買って出る。L・I・Jはグータッチをかわし、鷹木が飯伏と対峙。
鷹木はロックアップで飯伏をロープに押し込み、離れ際に逆水平チョップ。だが、飯伏はかわす。続いて手四つの体勢から、飯伏がキックを連発。
鷹木は蹴り足を捕らえてコーナーに押し込んで打撃を連打。飯伏もドロップキックで反撃するが、鷹木はショルダータックル。続くセントーンは飯伏がかわす。両者はバチバチの攻防を経て、一旦距離を取る。
次はワトと内藤のマッチアップ。すると、背後からBUSHIがワトに襲いかかり、内藤とダブル攻撃を狙う。しかし、ワトは切り抜け、内藤にケブラドーラ・コンヒーロ。SANADAがリングに入るも、ワトはレッグラリアットを炸裂。
次は棚橋が内藤にボディスラム三連発。さらにエルボードロップからエアギター。そしてコブラツイストを決める。
スイッチした天山は、ワトと共に内藤に連携攻撃。ワトのキックから天山がエルボードロップ。
天山は内藤にヘッドバットから真モンゴリアンチョップを連発。だが、SANADAがエプロンから妨害。ここでL・I・Jは場外戦に持ち込む。リング上では内藤が天山のうしろ髪を引っ張る。
次はBUSHIが天山にストンピングを連発。そしてTシャツでチョーク攻撃。
スイッチしたSANADAは天山に顔面かきむしり。さらに頭部にナックルを見舞うが、自身の手を痛めてしまう。天山はヘッドバットで反撃するが、SANADAはヒザに低空ドロップキック。
次は内藤が天山にエルボーの連発からミサイルキックをヒット。天山は胸板への張り手を返すが、内藤は相手のお株を奪うモンゴリアンチョップ。すると天山は真モンゴリアンチョップ三連発。そしてブレーンバスターを狙うも、SANADAがカット。
スイッチした鷹木は天山に攻撃すると見せかけ、エプロンの飯伏にショルダータックル。そして鷹木は天山にモンゴリアンチョップからブレーンバスターを狙う。だが、天山が逆に投げ返す。
スイッチした棚橋は鷹木にセカンドロープからフライングクロスボディ。さらに内藤にはロープ越しのドラゴンスクリュー。
棚橋は鷹木をボディスラムで叩きつけ、セカンドロープからサンセットフリップ。しかし、カバーはカウント2。
棚橋は「立てー!」と叫ぶが、飯伏がタッチを要求。棚橋が応えると、飯伏は鷹木にエルボーを連発。続いてレッグラリアットからその場飛びムーンサルトプレスをお見舞い。
鷹木ははねのけるが、飯伏はハーフネルソンスープレックスを狙う。だが、鷹木は切り抜け、飯伏の蹴り足を捕らえてドラゴンスクリュー。
鷹木は「来た来た来たー!」と叫び、飯伏にスライディングラリアットをヒット。さらに串刺しラリアットを決めるが、飯伏はひるまずにエルボー。鷹木もエルボーを返し、両者は激しいエルボー合戦に突入。
飯伏は打撃のコンビネーションからロープへ。すると、鷹木はバックエルボー、ナックル。そして龍魂ラリアットを繰り出すが、切り抜けた飯伏はハーフネルソンスープレックス。しかし、鷹木はすぐに立ち上がってパンピングボンバーを炸裂。両者はマットにダウン。
次はワトとBUSHIのマッチアップ。エルボー合戦に競り勝ったBUSHIは、串刺し攻撃狙うが、ワトはかわす。しかし、BUSHIはトップロープを用いたオーバーヘッドキックからミサイルキックをヒット。
ワトもソバット、ローリングソバットで応戦。さらにスワンダイブのエルボーアッパーを決める。
ここから本隊はBUSHIにトレイン攻撃を敢行。そしてワトが旋風脚を決めてカバーするが、BUSHIはカウント2でキックアウト。
ワトはバズソーキックを繰り出すが、かわしたBUSHIはスピンキック。さらにフィッシャーマンズスクリューを決める。
スイッチしたSANADAはワトに突進。ワトは切り抜けるも、SANADAはスワンダイブのミサイルキック。そしてラウンディング・ボディプレス。これをワトがかわすと、SANADAは着地。ここから両軍入り乱れる混戦模様に。
飯伏は鷹木にミサイルキック。だが、内藤が飯伏に低空ドロップキック。BUSHIは場外の棚橋にトペ・スイシーダをヒット。
リング上、ワトが内藤にローリングソバット。そのワトをSANADAがスタンディングのドラゴンスリーパーで捕獲。ワトはサムソンクラッチで返すが、SANADAは回避。ここから技の読み合いとなり、ワトが横入り式エビ固めを決めるも、SANADAはカウント2でキックアウト。
SANADAはローリングエルボーを繰り出すが、ワトはキックで迎撃。さらに旋風脚を繰り出すも、SANADAはかわし、ワトを突き飛ばす。
すかさず内藤がワトにマンハッタン・ドロップ。そしてSANADAがドロップキック、内藤が延髄斬りと波状攻撃。
続いてSANADAはワトを両肩に担ぎ上げると、そこからスタンディングのドラゴンスリーパー、そしてSkull Endに連携。ワトは無念のギブアップ、L・I・Jに軍配が上がった。