試合後、タイチはザックに抱きつき、喜びを爆発させる。あべみほとDOUKIもリングに上がり、二人の勝利を称える。そして金丸も駆けつける。
タイチは息が苦しいのか、胸を押さえて苦悶の表情。落ち着きを取り戻すと、立ち上がってザックとあらためて勝利をアピール。ここでザックはマイクを握る。
■ザックのマイクアピール
「おい、コーラクエンのバカたち、ヨカッタネ? ここでもう一度オマエたちに教えてやる。俺たちデンジャラステッカーズ日本のみならず世界一のタッグチームだ!(日本語)ワタシニホンゴ、シャベレナイネ。ニホンゴ、チョームズカシイ。タイチ、ニホンゴ、オネガイ」
■タイチのマイクアピール
「(ザックに)日本語、メッチャしゃべってんじゃん(場内拍手)。ちょっと、なんて言っていいかわかんねえけど、苦しかった。苦しかった、今日は。この前も言ったとおり、身を持ってわかったよ。いくら治ったっつってよ、やっぱ苦しいよ。苦しいよ、こんなによ。だけど、気持ちだよ、あとは。俺はザックとの約束を果たすために。今日、どうなってもいいと思った。だけど結果、これが戻ってきてよかったよ(場内拍手)。ザック、ゴメン、いっぱい待たせて(ザックは『イイヨ』と返答)。わかる? 日本語(笑)。(場内を見渡し)まあ、こうやって来てるけどよ、オメーらもいつどこで、俺みたいな目に遭うかわからねえぞ? ちゃんと家帰って、手洗いうがい、いっぱいしろよ(場内拍手)。夜の街に飲みに行くんじゃねえぞ。オネーチャンのとことか行くなよ。まあ、行ってもいいけど、気をつけろよ(場内拍手)。ザック、やっと戻ってきたよ、どうする?(ザックは『アトデ』と返答)。俺もわかんねえよ、この先。とりあえず、ザックとの約束を果たせてホッとしてる。それだけだ。あんなクソみてえなヤツらがよ、記録いっぱい塗り替えたかもしれねえけど、そんなもん、俺とザックで全部塗り替えてやるよ(場内拍手)。俺らが最強だろ。この先も俺とザックが、ここの中心になってやっていくから、オマエら、わかったか、コノヤロー(場内拍手)」
タイチはザック、DOUKIと抱擁。続いて金丸とグータッチ。そして、タイチとザックはあべみほの両肩にベルトをかける。タイチはあべみほを優しく抱き寄せてから、リングをあとに。