第1試合はYOH&SHO&上村優也vsエル・デスペラード&金丸義信&鈴木みのる。6.7大阪城のIWGPジュニアヘビー級王座戦に向け、王者デスペラードと挑戦者YOHが前哨戦第1Rで激突する。

　RPG 3KはIWGPジュニアタッグのベルトを携えて入場。デスペラードはIWGPジュニアヘビーのベルトと共に花道を進む。そして、デスペラードはYOHと至近距離で視殺戦を展開。

　先発としてYOHが出ると、デスペラードはエプロンから様子を伺う。そしてゆっくりとリングインし、ここで試合開始のゴング。

　すると、いきなり金丸がYOHを背後から襲う。そしてデスペラード&金丸はトレイン攻撃を狙うが、YOHは切り抜ける。YOHは金丸にショルダースルー。そしてデスペラードにエルボーを浴びせ、今度はRPG 3Kが連携の低空ドロップキックをヒット。
　SHOはヒザ立ち状態のデスペラードにキックを連発。だが、デスペラードは蹴り足をつかんでサミング。怒ったSHOはエルボーを乱打。そしてハンマースルー。だが、逆にデスペラードが投げ返すと、鈴木がエプロンからキック。そして、エプロンでアキレス腱固めを決める。
　ここから鈴木軍は場外戦に持ち込み、鈴木はSHOを鉄柵に叩きつける。さらに金丸がSHOにフロントキック。デスペラードはYOHに顔面かきむしり。
　鈴木がSHOをリングに戻すと、デスペラードはエルボードロップ。次は鈴木がYOHに挑発するようにストンピング。
　SHOは蹴りで反撃するが、鈴木は蹴り足を捕獲してアキレス腱固め。さらに逆片エビ固めに連携すると、上村がカットに入る。しかし、鈴木は離さず、SHOだけではなく、上村もまとめてアキレス腱固めを決める。
　SHOは必死にエルボーを繰り出すが、鈴木は強烈な一撃でダウンを奪う。スイッチした金丸はSHOの顔面に低空ドロップキック。続くブレーンバスターは、SHOが逆に叩きつける。
　次はデスペラード&金丸がダブル攻撃を狙うが、逆にSHOは二人まとめてスピアーを炸裂。
　ようやくスイッチしたYOHはデスペラード&金丸にドロップキックを連発。そしてフライングフォアアームを叩き込む。だが、ロープワークの流れの中で、後頭部を打ち付けてしまい、頭を手で押さえる。
　しかし、YOHはデスペラードに串刺しエルボーからネックブリーカードロップ。さらにブレーンバスターの体勢に入るも、デスペラードはこらえてエルボー。ここから激しいエルボーの打ち合いに突入。
　デスペラードは顔面かきむしりを見舞うが、YOHは強烈な張り手。するとデスペラードも張り手でやり返す。そしてロコ・モノを狙うも、YOHはカウンターのニー。さらにオーバーヘッドキックを打ち込む。
　スイッチした上村はデスペラードにランニングエルボー。そしてSHOと共にトラースキック。さらに上村はバックドロップで叩きつけてカバーするが、金丸がカット。
　上村は気合いを入れると、閂スープレックスの体勢に。しかし、デスペラードは足を踏んで脱出。上村はロープに走るも、デスペラードはスパインバスター。そしてピンチェ・ロコを狙うが、上村は踏ん張る。するとYOHがトラースキックを浴びせ、すかさず上村は丸め込むが、カウントは2。
　上村はもう一度閂スープレックスの体勢に入るが、デスペラードは腰を落とす。ならばと上村はロープに走るも、デスペラードは背後に回り込み、ロコ・モノをヒット。最後はピンチェ・ロコで3カウントを奪取した。　

デスペラード「（しばらく宙を見つめてから、自分の腹の肉をつまみ）体は多少余剰した部分はあるが、衰えはないなと。頭がな、頭の神経がついてきてねえな。モンハンライズばっかりやってたから、俺は。チャンピオンらしく明日にはもうきっちりやってやるって」
※鈴木と金丸はノーコメント

SHO「（上村に肩を貸しながら現れて）今日も負けた。いろんなことを乗り越えて試合ができる。そして、今、俺たちが戦っているのはもちろん対戦相手、反対コーナーに立つレスラー。でも、今、世界中、戦っている相手はそれだけじゃねえんだよ。いろんなことと戦ってんだ。やられても筋肉と一緒で超回復して、今日の負けも大阪城でYOHさんがシングルにつなげてくれるだろう」

上村「（右肩を押さえてかなりつらそうな表情をしつつも立ち上がり）誰がどう見て、どう思おうと、今日のこれが今の俺には精一杯だ。試合に勝つ負けるよりも、自分の力が出し切れないことが、いや今日は出し切ったけど、まだまだまだ。悔しい！　ありがとうございました」
※YOHはノーコメント